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先に待つ恐怖

2009.06.30 (Tue)

カタカタと窓が揺れる音で目が覚める。
金髪の少女は目を覚まし、入り込んでくるか風に気がつく。
上半身を起こし窓を見るとレースカーテンが風になびいていた。
閉めたはずなのにと不思議に思いながら、ベッドから降り窓を閉めた。
そして、鍵も閉めた。
カタン
部屋の外から物音がする。
時計を見ると、夜中の三時。
誰かおきているのだろうか?
少女はそっと部屋のドアを開けた。
すると、一番奥にある洗面所の電気が付いていた。
誰だろうと少女は洗面所に向かった。
少し開いたドアからもれる光。
ドアを開けたが、誰もいなかった。
電気をつけっぱなしにして・・・と思いながら、奥にあるトイレに入った。
出てきた少女は洗面所で手を洗った。
タオルが無いことに気が付き洗面台の鏡が扉になっている。
その奥にあるタオルを取り出した。
鏡の扉を閉めたとき、少女の後ろには赤毛の女の子が立っていた。
「!!」
悲鳴も出ぬ恐怖に、振り返ると誰もいない。
心臓の音が耳を突き抜けるほど大きな音を立てている。
落ち着くまできょろきょろと辺りを見回した。
やはり、誰もいない。
大きな溜息をつき、ゆっくりと前を向いた。
そこには、鏡ではなく赤毛の少女が立っていた。
少女は全てが凍りついたように体がどこも動かなかった。
赤毛の少女がゆっくりと手を上げ、金髪の少女の頭を撫でた。
それから赤毛の少女は顔を耳元に近づけ囁いた。

「あなたも殺されたの?」
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08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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お掃除きゅっきゅ!ヒカルちゃん

2009.06.30 (Tue)

我が家には人間が私を含め二人います。

娘達(猫)が家に3匹います。

そんな、我が家で家事をするのは母です。

とてつもない恐ろしく綺麗好きな母を持つと、ちょっと大変です。

ですが、母は綺麗好きなのかどうかというのが怪しい部分があります。

しかし、掃除に関しては一日たりとも掃除機をかけない日がありません。

どんなことがあろうと、掃除はゆずれません。

拭き掃除・掃除機・クリック○ワイパー 時折 ワックス

部屋の掃除はとてつもないこだわりがあるので、手伝うと文句しかないのでしません・・・。

というわけで、唯一、私が許される家事があります。

それは、風呂掃除!

お風呂掃除をごっしごっしやっております。

まぁ、気が向いたときだけですが手伝いをしております。

そんなある日のこと。

「あれ?風呂掃除誰がしたの?」

と、母が私に向かって言いました。

我が家は人間は二人だけです。

自分(母)がしてなければ必然的に私になります。

なのに、この質問は何なの?お母ちゃん・・・

そこで私は考えました。

「のん(猫の名前)がしたよ」

non.jpg


というと、母一言。

「あぁ、そうなの?」

納得するんかい!(;==)ノ

うちの娘(猫)は風呂掃除をするらしいです。



・・・・・・・・。


んなわけ、ないだろう!!!
07:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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絡みつく想い止まらぬ殺意

2009.06.29 (Mon)

ぐるぐると 窓に引かれたカーテン越しに見るその姿

ただ じっと何も出来ず その姿を見ている

あぁ どうして

あぁ なぜなのか

溢れ湧き上がる想いが絡みつく

流れる血を見たいと

死に逝く姿を望んでいると

殺してしまえ

殺してしまえ

その声が その叫び声が 耳を塞いでも

聞こえてくる

殺せ

死ね

苦しめ

どうして このようなことが 出来ようか

目の前にいる

カーテンを開け

窓を開け

足を出せば 手が届く

ただじっと

殺されるのを待つしかない

おとなしく

諦めて

すべてはしかたのないことだと

言い聞かせることしか

出来ない

どうすれば

どうしたら

殺されずに 生きることを 許されるのだろう

何故

許しが必要なのだろう

出ぬ答えに

ただ 泣くしかない

ずっと

毎日 泣き続けるしか 出来ない

そして

亡骸を見たとき

また 泣くんだ

いつ 泣き止むことが 出来るのだろう

何故

殺されなければ ならないのだろう

気が 狂う すべてが 闇に包まれる

もう 見たくないのに

どうして

その言葉が 離れない

助けて

誰にも いえない

もう わからない
08:00  |   |  Trackback(0)  |  Comment(11)

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変わったケーキ屋さん

2009.06.28 (Sun)

「営業ならお客に何か手土産くらい持っていけ!」
と、上司に怒鳴られ入ったこともないケーキ屋なんぞに来ているわけで。
俺は朝から開いているケーキ屋なんてあるんだろうかと
営業途中に周りをチラチラ見ながら運転していた。
すると、開店したばかりのケーキ屋が目に入り急いで百円パーキングに停めた。
「いらっしゃいませ」
色とりどりのケーキが並んでいるが、入ったのを間違えたのかもしれない。
「・・・これ、ケーキですか?」
「はい、当店自慢のケーキです」
しかし、このケーキは客宅に持っていこうものなら即時契約を破棄されそうだった。
入ってしまったので何もかわずに出づらいので、食べもしないケーキを数個注文。
客宅に持っていける焼き菓子を包んでもらった。
「ありがとうございましたぁ~」
店員さんの明るい笑顔とは相反しておいてあるケーキの品々に
あの店はアイディアとして出しているにしてもすぐに潰れるだろうと
予想した。
客宅に行き、車には置いて置けないのでケーキと焼き菓子を持っていった。
焼き菓子だけを渡して、子供の「ケーキはくれないの?!」という目線を回避しつつ
契約を無事済ませ「今度美味しいケーキ持ってくるから」という約束をした。

会社に帰り契約書を上司に渡して「よくやった」と社交辞令の一言が帰ってきた。
なんにしても契約を取るということがどれだけ大変だとしても
そんなことは月末にある営業成績だけしか見ない上の人間にとって
関係のないことなのだろう。

「あれ?ケーキ食べるんですか?」
派遣社員の女性がとても驚いたように俺に話しかけた。
「いや、食べない」
「頂いたんですか?」
「ううん、買った」
「は?」
そりゃそうだな・・・食べないのに買ったなんて意味わかんねーし。

帰宅しケーキの箱を開けた。
甘いものがとても苦手なのだが、甘いものとか以前の問題だ。
このケーキは、人間の内臓パーツをモチーフとした形をしている。
あまりにリアルで血管まで描いてある・・・。
食うのか?俺。
意外と高かったこのケーキ。
どこをどうみても、これは、心臓だ!人間の心臓だよ!
それ食うの?俺?!

・・・・ぱくん


「うまっ!!」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(14)

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お腹が出てるのヒカルちゃん

2009.06.28 (Sun)

以前働いていた会社の話です。

そこには沢山のお客様が来場し、大人は子供を預けて見学できるシステムがありました。

OA事務だった私は、あまりに仕事がなかったため・・・

キッズルームを兼用して、お世話するおねーさんになったのでした。

その時のお話。

子供達が沢山きて、一人で面倒見るには大変でしたが

忙しい土日は応援部隊が来てくれますが、それでも子供のパワーは計り知れません。

更に、風邪を引いているお子さんを連れてまで来る方もいて

ちょっと困っておりました。

まだ、乳飲み子です。

寝かせておけばいいというお母様は去っていっていまい

面倒を見るしかないのですがミルクもオムツもありません。

ちょっと辛そうでした・・・赤ちゃん。

それを見ていた三歳くらいの男の子が必死に面倒見てくれました。

兄弟ではありません。

なんていい子なの!!

と、微笑ましく思っていたら、彼が一言。

私のお腹を見て、「赤ちゃんいつ出てくるの?」

え?いきなり、どうしたの???

つか、今私のお腹見て出具合を見て、話したよな?

まっまぁ、子供よ子供。相手は子供・・・orz

「お姉ちゃんからは出てこないよ」

と返事をすると、凄くショックを受けた顔をしました。

何がなんだかわからない。

「ママは、お腹に赤ちゃんがいるって。だから、お腹が大きいんだって」

というのです。

なるほど!

この子のお母さんは妊婦さんなのか!

それで、お兄ちゃんになることを教えてもらっているのか!


・・・待て。 腹の出具合見たよね・・・?

すると、彼はおもむろに私の膝の上に前向きに座って両手を私のお腹に当て

すりすりしながら、唱えました。

「生まれてくるの待ってるよ~。お兄ちゃんに僕なるんだよ~」

それを見ていた応援部隊は肩を震わせ笑っていました。

言い訳じゃないんですが・・・、骨盤が歪んでいて内臓が前に押し出されているそうです。

骨盤矯正受けたらウエストが4センチ縮んだもんね・・・。


ですが、その時は受けたことなくてぽんぽこなお腹をしておりまして・・・

制服の職場でしたが、上下のサイズが違う人は私だけでした(^^;

そして、彼のお母さんが迎えに来たとき

どう見ても臨月だ!ってくらい大きなお腹でした・・・。

彼は、一緒に見えたのかな・・・?

私のお腹とお母さんのお腹・・・(そこまで出てないよー(TT)

ま、子供に対し、子供が生まれて、お兄ちゃんになるということを教えるには

難しいですよね・・・。

でもちょっと、ショックでした・・・orz

骨盤矯正をしばらく受けて無いので

また戻っちゃった・・・。
07:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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無料で手相を見てるんです

2009.06.27 (Sat)

普段、移動は車ばかりだったがどうしても今日は車が使えなかった。
なれぬ電車に苦戦しながらなんとか目的地までの切符を購入。
電車に乗り、駅に着いた。
意外に早くついてしまったため、僕は駅のホームを出て人通りの多い場所へ向かった。
どこかのカフェにでも入ろうかと思ったが、人の多さと騒がしさが外から見え
落ち着ける場所ではないと判断。
諦め、テイクアウトでアイスコーヒーを頼み外に出た。
人ごみはどこも同じで、皆急ぎ足で歩いている。
携帯を見ながら歩く器用な女性もいれば、大声で話しながら歩いているおばさん連中。
暑い中、バイトだろうがティッシュを必死に配っている女性達。
僕と同じように待ち合わせなのか、きょろきょろと辺りを見回している人物も多い。
携帯が普及したとはいえ、お互い電話しながらどこにいるか迷っているようだ。
携帯があるために逆に迷子になっているように感じるのは僕だけだろうか。
そんなことを考えながら、僕は大きな柱にもたれコーヒーを飲んでいた。
約束の時間まで結構あるなと気づいた時、突然、話しかけられた。
「あの、すみません」
一言で言うならば、すげー美人だった。
「何か?」
そう答えると女性はにっこりと笑った。すっげー可愛い・・・。
「実は私、手相を無料で見ております。占いとかお好きですか?」
明らかに怪しいが暇つぶしならもってこいだと感じた。
「好きってわけでもないですが、嫌いでもありません」
そう答えると女性は、またもやにっこりと微笑み僕の手をそっと握りそれから手のひらを見た。
女性は僕の手のひらをなぞる様に手相の線をたどっていく。
段々とその表情は曇っていった。
「あの・・・お伝えしたいことがあります!」
突然、女性は僕の手を握り締め胸に当て僕の顔にくっつくんじゃないかといわんばかりに迫ってきた。
「・・・は?」
「お時間ありますか?!」
「少しなら・・・」
「こちらへ!」
女性は強引に僕の手を引っ張りながら早足で歩いた。
よくあんなヒールの高い靴で女性は歩けるものだと不思議に思う。
着いた先は、静かな喫茶店だった。
一番奥の席に座り、女性はアイスコーヒーをふたつ頼んだ。
「あの、あまりこういうことを言ってはならないと先生からは言われているのですが、あまりハッキリと手相にその状態が出ているのでお話しておかないと思ってここに来ていただきました」
「はぁ・・・」
真に迫った女性の顔ははっきりいって怖かった。
「あなたは間もなく死んでしまう。いえ、間もなくじゃない。今日かもしれない。生命線が消えかかっています」
「はぁ?」
僕は手のひらを見たが、生命線がどれかわからない。
「普通の人が見てもわかりません。私にはその線がどのように変化するのか見えるんです」
と、うつむいて話す。

「お待たせしました。アイスコーヒーです」
店員がアイスコーヒーを置いて去っていく。
その姿を見届けた後、女性は続けて話した。

「あなたを救う手立てはありません。人間誰しも死は訪れます。それを回避する方法などあればこの世界はきっと笑顔で満ち溢れていることでしょう。けれど、運命には逆らえない」
「で、その運命で僕は死ぬんですか?」
「はい」
「なんで?」
「そこまでは把握できません」
「死ぬってことだけわかるけど、死に様まではわからないんですか」
「はい」
「で、それを僕に伝えてどうしたかったんですか?遺書でも書けと?」
「いえ、してはいけないことを私がします」
「何を?」
「これです」
女性はおもむろに鞄の中から、丸い透明な玉を取り出した。
直径五センチほどのあるガラス球だ。
「なんですか?これ」
「水晶です」
ガラスではないらしい。
「私が持っているパワーをこの玉に込めています。これを持っていればさけられない運命を避けることが可能になるのです」
「あぁ、くれるんですか?それはありがたいですね」
「いえ、あなた自身との契約が必要になります」
「契約?」
「失礼ですが、あなたは何のパワーも持っていません。私との繋がりを持つにはあなたが持っているものを私が貰わなければあなたを守るためにこの玉は力を発揮しないのです」
「何を渡せばいいんですか?」
「本来なら十万円ですが、三万円でかまいません。先生には私が七万を足して渡しておきますから」
「は?買えってことですか?」
「それが、一番手っ取り早い契約なんです。もし、お気に召さないようであれば契約の儀というものを先生にしていただくことが可能ですが、お払いと同じように料金はかかります」
「つまり、何をするにしても金を取りたいんですね」
「いえ、あなたを助けたいんです」
コーヒー代は既に女性が払っている。
僕は店を出る準備をして立ち上がった。
コーヒー代のお礼位はするかと思いつつ。
「お待ちください、このままでは・・・」
「あの」
「はい?」
「コーヒー代のお礼に伝えておきますね。以前も、同じように女性を引っ掛けたんじゃないんですか?黒服で髪は長い人、ちょっとウェーブがかってて、泣きぼくろがある。新婚さんかな?指輪を触ってたはずですが」
「・・・え?なんで・・・」
「その人に、そのガラス球を随分と高値で売りつけたんでしょう?多分、借金してまで彼女は購入したはずだ」
「・・・」
「なんにしろ、あなたが言った言葉を信用し、そのガラスだまを買ったけどあなたの言葉が彼女を苦しめた。何日も何日も。それで彼女は自殺してしまった」
「え・・?」
女性の顔が青くなっていく。
「あなたが原因で自殺したんですよ。あなたの後ろに憑いてます。あぁ、気をつけてくださいね。随分と、あなたに対して恨みを持っているようですから」
「・・・見えるんですか?」
「見えなきゃこんなことわかるわけないじゃないですか。あぁ、でもあなたは運命から逃れる術を持ってるんでしたよね?だったら、大丈夫ですよ。この店を一歩出ると横断歩道を渡らなければならない。
彼女は車道に飛び出して亡くなってます。同じことを望んでいるようです。じゃぁ、コーヒーご馳走様でした」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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トイレで自殺した子

2009.06.26 (Fri)

小学校のとき、それは六年生になってから聞かされる話だということを知った。
学校が改装することになったというのは突然の話だったが
その理由がなんと、四階にある誰も使わないトイレが原因だという。
その誰も使わないトイレというのは、何の変哲も無くどちらかといえば誰も使用していないため
ほかの階に比べると格段と綺麗なのだ。
更に、明らかに、まだ新しいものだった。
トイレだけ改装したという形だった。
しかし、何故、この女子トイレだけが改装されたのかというのは誰も知らなかった。
だが一様にいわれてきた学校の怪談の中で最も真実味のあったこの四階のトイレだけは
誰も使用しなかった。
四階のトイレの部分だけ構造が不思議な形になっており
ちょっと他の階より飛び出ている。
薄暗いということもまったく無く、日差しが入りとても綺麗なピカピカトイレだ。
だが、その側に行くと異様な雰囲気がある。
教室から随分とはなれた場所にあるそのトイレは、ずっと誰も使っていなかった。
トイレ掃除も、四階のトイレだけはしなかった。
それが、六年生になったとき四階に移動教室となるためにそのトイレの話が担任からあったのだ。
どちらかといえば、それは注意事項なんだと思う。
けれど、身も凍る話だった。
「みんなも少しは知っていると思うけど、奥のトイレは使わないでね」
開口一番に言った担任の言葉に、ざわついていた教室の空気は
液体窒素につっこまれたかと思うほど冷たいものになった。
「六年生になったら話すのが決まりなんだけど、下級生には言わないでね」
前置きまでして言う先生の目は笑っていない。

「先生もここに赴任する前の話だから詳しく知らないことだけど、
先生達の間でも注意するようにといわれていることなの。
それで、信じる信じないとかあるとおもうけど注意事項として聞いてね」

皆、四階のトイレの真相が語られるのかと思うと怖かった。
何より、大人でさえ避けるほどの何かがあるというのが余計に恐怖を増した。

「そこのトイレでね、自殺した子がいるという噂を聴いたことがあると思うの。
でも、本当は違うの。トイレに入っていた女の子が突然、落ちてきた天井に潰されて
亡くなったそうなの。どういう理由で天井が落ちたのかという詳しいことはわからない。
けれど、亡くなり方が酷かったみたいでその後トイレはすぐに改装されて
事故が起きたのも放課後だったから、誰にも話さなかったのね。
でも、そのトイレに女の子の声で助けてって聞こえると何度も生徒から報告があったの」

そういえば、そういう噂はあった。
女の子の幽霊が出てくるとかなんとか・・・。

「それで、その報告があまりに多く先生の中でも聞いた人が多くなって使用を禁止したの。
それ以後報告は無いんだけれど、時々、誰かが使用したときに必ずその声が聞こえるそうよ。
それだけならよかったんだけど、その声を聞いた生徒達はどういうわけかトイレの窓から
身を乗り出して発見されることが多くなった。
その生徒達を助けると、みんな女の子が苦しんでるから助けようと思ったというのよ。
さすがに、原因とかなんとか追究するよりもということで完全に使用禁止にしたの。
一時期、テープが張ってあったでしょ?」

確かに、黄色いテープが張ってあり使用禁止ではなく、立ち入り禁止と書いてあった。

「けれど、それでも、何故かあの場所を通るとその声が聞こえるということになってね。
聞こえる範囲が広くなってきてるの。
それで、協議した結果なのか改装することになったの。
学校全体を改装して、ちょっと飛び出ているあのトイレは壊してなくすそうだから
うるさいけど我慢してね。
それと、念のために言うけど興味本位とかでも本当に近づかないで。お願いね」

先生はそういうと、にこっと笑って普通に六年生になりましたね!という話をし始めた。

でも、あのトイレで自殺した子はいるんだ。
女の子が死んだ場所で首をつって死んだ子がいる。

それは、先生が来る前にあったといわれている事件。
黄色いテープは二回張られたんだよ。
先生は知らないんだろうけど。

そのことを、誰も、先生に教える勇気は無かった。
何故、自殺したのか。
何年生が死んだのか。
何故、あの場所だったのか。

それは、誰にもわからない。

けれど、あの女の子が呼び寄せたんじゃないかというのは
もっぱら言われている噂だった。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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当たり前の話でしょ

2009.06.25 (Thu)

彼女はいつも雑誌に掲載されているファッションをそのまま着る人だった。
そこまでこだわる理由はひとつ。
それが、当たり前だからなんだと思う。
職場にて彼女は男性人からもかなりの定評ある人物だったが
女性陣からはあまりにも度が過ぎているのではと、反感を買っていた。
女性誌の雑誌を買いあさり、全てをチェックして最先端の流行を何より早く着る。
服装にあまりうるさくない職場とはいえ、ある程度のマナーはあるもの。
暗黙の了解とでも言うべきか。
社会人としての常識というのは、線を引かずともあるわけだ。
「あの人、いい加減、回りの空気とか読めないのかしら・・・」
と、呆れた声は多数あった。
だが、誰一人として注意するものはいない。
もちろん、それは、大人だからだ。
注意して効くような人間であれば最初からそんな服は着ないだろう。

化粧もどんどん日々濃くなっていき、今から何かの撮影ですか?といわんばかりの
気合の入れようだ。
真赤なスーツに、ピンヒール。
短いスカートに、見せブラまで。

男性人は口を揃えたようにいつも彼女に言っていた。
「綺麗だね」と。
その言葉を聞くたび、彼女の顔はほころび崩れ落ちるんじゃないかと思うほど
上機嫌だというのが手に取るようにわかった。
来客が来てもいち早く出て、どこから発せられているかわからないような猫なで声を発する。
来客はその姿に驚きつつも、「美人な社員さんがいていいですなぁ~」とおじさんたちも
彼女を誉めていた。

何よりも、彼女が求めている言葉であって、そしてそれは彼女のためにあるものだと
彼女は信じていた。

彼女の姿かたちが当たり前になり、どんな格好をしようと誰も気に留めなくなった頃
中途採用で十数人男性が配属された。
中途採用者がこの部屋に入って来るなり、彼女に目が釘付けになり
誰もが驚いた顔をした。
だが、彼女はそれを何よりも嬉しそうに笑い
「素敵でしょぉ?今、雑誌の表紙にあるモデルが着ているものと同じなのよ」
と自慢げに話した。
そんなことを男性に言われても女性ファッション誌などよほどのことがない限り見ることはないだろう。
どれだけその服に対して価値があるのかさえわからないのが現状だ。
だが、彼女は止まることなくその釘付けの目が気に入ったのか自己紹介をすっ飛ばして
延々と語り始めた。

もちろん、誰も止めるものはいなかった。

止まるものでもないからだ。
ひとしきり終わったところで、やっと開放された彼女の口は閉じ中途採用者の自己紹介が始まった。
こともあろうに、その彼女にその中でも割とかっこいい男性が彼女に近づいた。
しばらく、彼女は彼と行動を共にしていた。
昼食も、帰宅も一緒だった。
「よくあんな女と・・・」
と、呆れた声は女性陣からしかあがらなかったが
何も言わない男性陣も彼の行動には異様な眼をしていた。

「付き合って欲しい」
そういった彼からの言葉を彼女はすぐに受け入れた。
「いいわよ。私と付き合いたいならつりあう男でいてよね」
彼女は、男性から告白を受けたことで自分のレベルが上昇したように感じていた。
促されるまま彼女は拒否することもなく、ホテルへその足で向かった。
社内ではいつも綺麗だといわれ、いつも最先端のファッションを着ている。
その自負はある。
こまめにチェックし、化粧も流行しか使わない。
来客からでさえ、美人だといわれている。
そんな自分を抱けるということは誇りになるわというくらいまで気持ちが達していた。

ベッドで横になり、彼女はじっと彼を見ていた。
ベッドから降り、彼は上着を羽織った。
サイドテーブルにあるマッチを使いタバコに火をつけた。
そして、溜息をついた。

「外面だけだよな、お前が綺麗なのって」

その瞬間、彼女の目の前は真赤になった。

「どうして殺したんだ?」
その警察からの問いに彼女は即答した。
「私は綺麗なのよ。流行もなにもかも最先端を着ているの。みんな私を綺麗だというのよ。
そんな私が付き合って抱かせあげたのに。外面だけが綺麗と言ったのよ」
「そんなことが理由か・・・」
「そんなことですって?冗談じゃないわ、私の馬鹿にして。私が綺麗だって見抜けない方が悪いのよ」
「殺した動機は自分を綺麗じゃないと否定したからか」
「当たり前でしょう。私の苦労も知りもしないで。私は何もかも一番なのよ!」
取調べ中の警察官は一枚の鏡を持って彼女の前に置いた。
「何よ」
「お前は鏡しか見ないのか?なら、外面しか見てないってことだな。中身はどうなんだ、一番か?」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(13)

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アルバイトで実験体

2009.06.24 (Wed)

「実験材料になりませんか・・・って、ヤバくないか?」
兄貴は青ざめた顔して俺にこのバイトをするなといわんばかりの顔をしている。
「兄ちゃん、給料見てみろよ!すっげーじゃん?!一ヶ月で二十万だぜ!」
「いいか、それだけお金を払うってことはそれなりの何かがあるんだぞ?それも実験って」
「こんな堂々と、バイト情報誌大手に乗ってんだ。大丈夫だよ」
「今時、どんな情報誌も殆ど嘘だと思っていたほうが身のためだ」
呆れた顔した兄貴は寝転がった。
「俺、もう今日からバイトだったんだけどね」
そういうと、兄貴は飛び起きて俺の肩を揺さぶった。
「お前というやつはぁ!!!」
「仕方ないじゃん。本気で、金ないし。病院も行けない」
「そ・・・それは、俺が出すって」
「いつまでも兄貴を頼ってばかりじゃ駄目だって。そうだ、住み込みだから荷物取りに来た」
「住み込み?!」
「うん、ほら、あのでっかい大学病院の大学の方」
「・・・あぁ、あそこか」
「携帯は使っていいって言われてるから、また連絡する。じゃ!」
「なんかあったらすぐに電話しろよ!」
「あぁ!」

心配性の兄貴に手を振った後、大学に戻った。
普通に大学の寮のような場所で過ごすこの一ヶ月。
衣食住すべて大学持ち。
更に、一ヶ月ここで実験体になるだけで二十万も貰える。
実験体になっている意外は好きなことしていいし。

実験体といっても、バイトの面接時にさすがに俺もビビッてたけど
「一ヶ月間、この、栗を食べ続けてください」
「それだけですか?」
「はい」

というやり取りに、本当にそれだけで二十万も?!と心躍らせた。
もちろん、実験には血液サンプルとかレントゲンとかいるらしいので
指定されたもの以外、飲食禁止というのが難点。
飲み物にいたっては、指定された水以外駄目というのでたまったもんじゃない。
いつもその水を貰って出かけるときはそれを飲むようにといわれている。

どうみても、どこにでも売ってある清涼飲料水だ。

毎日、栗づくし料理がふんだんに用意され必ず完食しなければならない。
平気だ!
と思っていたのは一週間でさすがに段々と飽きてきた。
また、お口直しになんてほかのものが一切食べれないため
結構辛い。
二十万は妥当かもしれないと思った。

「元気か?」
「いい加減飽きたよ~!栗ばっかだぜ?」
「はっはっは、そんな実験だったとはな。頑張って二十万稼いで来いよ」
「あぁ、じゃ、お休み」
「もう、寝るのか?」
「なんで?だって、もう夜の七時だよ?」
「・・・決まりなのか?」
「何が?」
「こんな早くに寝るのが」
「早くねーよ。何言ってんだよ兄貴、夜中じゃん。じゃ、おやすみ」

携帯を持ったまま寝てしまった。

「おはようございます」
その声で起きた。
「あ、あれ?目覚まし・・・」
「今日はわざと目覚ましを外しました。いつになったら起きるかという実験を行っていたので」
「そうですか・・・。さすがに寝すぎたかな。体中が痛い」
「あ、起きないで。まだ、実験は続いていますのでちょっと目を閉じていてください」
「わかりました」

そういわれたものの、俺は眠くて仕方なかった。
目を閉じるだけじゃなく、また眠りに落ちた。

「・・・ここは?」
目が覚めたとき、見知らぬ場所にいた。
「あ、目が覚めましたか?」
「えっと・・・」
「わかりますか?」
「・・・いえ、なんで病院なんかに・・・」
「アルバイトしていたのは?」
「バイト?何の話ですか?」
「お名前、言えます?」
「・・・名前?名前なんてありません。ナンバー08です」
「その通りです。では、あなたに手と足はありますか?」
「手と足?どういう意味ですか?」
「これが、あなたの手と足です」
白衣を着た女は、千切れた手足を手に持って俺に見せた。
「・・・え?」
「痛くなかったでしょう?」
「・・・」
「今、引きちぎったんですよ?」
「・・・冗談ですよね?」
「あれ?冗談だって思っちゃうんですか?」
「何が・・・?」
「うーん・・・、あなたは通常の三倍の投薬をしたのですがあまりに変化が見られなかったために
こちらとしても不思議な現象でいい実験結果が得られるかと思ったのですが」
「投薬?俺、薬なんて・・・栗食べただけ」
「そう、栗です。思い出しました?」
「・・・あぁ、そうだ。栗」
「でも、あれはどうでもいいんです。ストレスを貯めさせるためだけなので」
「は?」
「本当はあの水の中に在る病原体をいれそれに対抗できる抗ウィルスがどのような反応を示すのかというのを観察していたのです。交互に、ウィルス入り、抗ウィルス入りと渡す予定だったのです」
「・・・予定?」
「記録ミスであなたにはウィルスのみが支給されてしまい、ウィルスは脳にまで達しなんと脳を侵食しウィルスが栄養源として成長しているんですよ」
「何言って・・・?」
白衣を着た女は嬉しそうに話している。
ふざけるなよ、脳が食われるって・・・。
「そこで、実験を急遽変更しウィルスの量を三倍にして投与したところ、現在では殆ど脳が存在しないのにあなたは目覚めた。ただ、ひとつ失敗だったのが解剖した際頭を切断してしまったのです」
「・・・え?」
「体は、使い物になりませんから捨てました。あ、契約書にあったと思いますがこの実験が失敗してもお訴訟など起こさないという書類に記入いただいてますので文句はないですよね?」
「・・・ちょっとまてよ。じゃぁ俺は・・・」
「あら?気づいていないんですか?頭蓋骨から脳だけを取り出し今保存液につけ、直接脳に電気を送り話しているんですよ。なんにしても、あなたは失敗例なのでもう学生達に遊ばせるための実験体になってもらったんですけどね」
「・・・ふざけてんのか?」
「あ、お給料は振り込んでおきました、使えれば使って下さい。じゃ、電源切りますね。おつかれさまでした」
「待てよ!オイ!!」

目の前が真っ暗になった。

「で、どうするの?あの失敗作」
「あそこまで解体したのに話せたね」
「けど、凄いよね。もう100年でしょ?あのまま生きてる時間」
「正確には、えっと・・・165.5年か・・・。シナリオどおり読めば会話できるけど、しばらく電気入れなかったらシナプスが滞るみたい」
「さすが世紀の大失敗といわれた作品ね」
「そうだね」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(12)

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バトン頂きました~

2009.06.24 (Wed)

えめる。お話しますね。 というブログの管理人さんこと

えめるさんよりバトンのご指名が!

読んでいて、自分の名前が最後にあって

本当に、びっくりしましたΣ(ロ゚ ノ)ノ


え?読んでるの見てたの?と思った。

本当に思った。


というわけで!バトンにゃ!∑d(≧▽≦*)

今だ!突っ込め!!バトン

Q1 2度もぶたれた! さあツッコミを!
A1 痛い!何で二回も叩くの!もぉゆるさん!!覚悟しろぉおおお!!
Q2 デスノートに名前を書かれてしまった! さあツッコミを!
A2 えぇ!?マジですか・・・。書いたの?!いつ?なんて書いたの?!安楽死に書き換えて!!
Q3 「あの機体(とりあえずガンダム)に乗れるのは今は君しかいないんだ」と言われた。 さあツッコミを!
A3 わかった!乗る!でも、エヴァのほうがいい!
Q4 友人に電話で「もしもし?お前の家なんか燃えてんだけどw」と言われた! さあツッコミを!
A4 いや、それはお前の家だ!
Q5 「パトラッシュ・・・僕はもう・・・疲れたよ・・・」 さあツッコミを!
A5 パトラッシュの方が疲れてるとぞ!
Q6 銀行に行ったら、銀行強盗に出くわし人質にされてしまった! さあツッコミを!
A6 分け前ください!!
Q7 何故か鼻血が止まらない! さあツッコミを!
A7 貧血の薬はもう飲みたくない!
Q8 突然テレビの中からキャラクター(貴方好みの)が出現した! さあツッコミを!
A8 テレビの世界に連れてって!
Q9 怪しい黒ずくめの男に薬を飲まされ体が縮んでしまった! さあツッコミを!
A9 服、どうするよ?
Q10 同級生が笑いながらナタを振りかざし襲ってきた! さあツッコミを!
A10 白刃どり!たぁ! 八(><);
Q11 パ〇ーに「僕は海賊にはならないよ」と言われた。 さあツッコミを!
A11 いや、お前は海賊だ!
Q12 街を歩いていたら何故か宇宙人と遭遇した! さあツッコミを!
A12 地球に着いていかがですか?日本語はなせます?名前はジョーンズさんよね?
Q13 屁をこいたら周りの人間が一斉にこっちを向いた! さあツッコミを!
A13 逃げろー!爆発するぞ!
Q14 朝起きたら髪の毛が1本もなかった! さあツッコミを!
A14 パーマ代が無駄になったじゃん!
Q15 このバトンを3人に回せと言われた! さあツッコミを!
A15 え・・・ えっと・・・ これを見てしまったのが一番最初だと思う人!
07:10  |  作者の言葉  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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長男スゴイの!ヒカルちゃん

2009.06.24 (Wed)

我が家には、がおります。

外に住んでいるにゃんこさん家族です。

一匹迷い込んで、一度も触らせてくれないし、近づこうものなら引っかく怖い猫が着ました。

とても小さな体をしていたので、子猫だと思っていたら

ある日を境に来なくなり、しばらくすると、まったく模様の違う息子を連れて帰ってきました。

生んだのか?!

その彼女が、現在、大家族にして孫まで生まれ大変なことになっておりますが

彼女は人間に散々虐待を受けたようで、まったく人を寄せ付けません。

飯だけくれればいいという状態です。

そんな親を見て育った子供達も触れません。

部屋に入ったとき閉じ込めて捕まえると、石造のごとく固まるので一応抱っこできる子もいますが

以前の記事にあったように、病院送りにされたことも・・・

それでも、可愛いと思います。

まぁ・・・人間を嫌う理由はわかりますからね。

そんな子供達ですが

長男だけこんな特技を覚えました。

一体どうしてこんなことを覚えたのか不思議ですが、わかりやすくていいですよ。

あぁ、来たの?・・・と。
(私の部屋に入ってご飯食べるのですよ)

では、ご覧ください。




kotyo.jpg



長男の名前は、ひげ模様があるのでちょびですが

子供だったので「こちょび」と名づけました。

通称、「こちょ」です。

長男ですが、一目散に逃げめっぽう喧嘩は弱くいつもやられっぱなしです。

この子は一度も触ったことがありません。

究極の怖がりさんです。

けれど、とても面倒見がよく妹達が生まれるたびオスなのにおっぱいあげてましたよ。

腫れてたもん・・・。

なので、かーちゃんが育児放棄しても彼がいつも面倒みており育った子供達は

かーちゃんを勘違いして、にーに(こちょ)をかーちゃんと思っております。

うーん・・・ (ーー;)
07:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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結果オーライってこと

2009.06.23 (Tue)

「それで、お話って何かしら?」
目も合わさずに言う女は綺麗に巻かれた髪をいじりながら私に言った。
「話さないとわかりませんか」
私は必死に怒りをこらえてその言葉を発した。
「はぁ~。信じられない。別にそんなに怒鳴り込んでくるようなことなの?」
女は立ち上がりキッチンへ行きコーヒーメーカーから出来上がったばかりのコーヒーを飲んだ。
それから、包丁を手にして果物を切り始めた。
「私の家なのよ。私の土地なの。何をしたって私の物なんだからあなたに文句を言われる筋合いわないわ。この家にどういう理由かしらないけれど、勝手に庭に入り込んできたのよ。あなたの子供が。それだけでも腹が立つというのに、その辺にあったスコップで殴って怪我させたくらいで何いってるの?」
子供は、この女が殴ったため大怪我をしている。
今のところ意識不明の重態。
でも、回復の見込みはないといわれている。
時間の問題なのだ。
「殺してもいいと・・・いうの」
そういうと、女は大笑いしながら言った。

「当たり前じゃない。私の家で私の土地よ。誰を殺そうが何しようが私の勝手でしょう」

悪びれることもなく、女は続ける。
「もっと殴っておけば死んだかもしれないのにね。死んだと思ったから道路に引きずって放り出したのに。生きてるんだもん。さすがにしぶといわね。死んでくれればこの辺りもうるさい子供の声を聞かずにすむのに」

果物を食べながら、更に続ける。

「大体、生きていて価値のあるものとないものといるわけ。あんたの家にいるやつなんて害虫と同じなのよ。だから、殺そうが痛めつけようが誰も関心がないのよ。私に感謝してると思うわ。近所の皆さんも。育っても無駄な子供が死んだって。あぁ、まだ、生きてるんだっけ?無駄ない医療費払って大変ね」

口を真赤にしながらイチゴを食べ続ける。

「頭を潰しておけばよかったわね」

そういって笑った瞬間、私は我慢の限界に達した。

キッチンに駆け寄り女から包丁を奪った。
「ちょっちょっと・・・」
女は後ずさりしながら冗談でしょなどと馬鹿なことを言っている。
馬鹿はどっちなのよ。
「いやぁ!」
玄関に逃げようとした女を追いかけ私は必死に包丁を振り回した。
全ての力を使って。
何もかもこいつさえいなくなればという思いだけで
私は許さないと叫びながら、振り下ろした。
うまく当たらない。
血で滑り包丁を落とした。
突然、女の真後ろにあった玄関が勢いよく開いた。

「大丈夫ですか?!」

その勢いで二人とも倒れた。
「大丈夫よ・・・」
「でも・・・血が・・・」
「この女が気が狂って包丁振り回してたのよ。取り上げたら、あなた達がドアを突然開けるから刺さったじゃない。あなたのせいよ。私は悪くないわ。まったく、どうしてこんなにも頭のおかしい人間が増えたのかしら?」
「でも・・・ あの・・・」
「結果オーライってやつよね。なんにしろ、うるさい人間は消えてくれたんだから」
女は満足そうに私の死体を眺めていた。

「でも、首にフォークが刺さってますよ」
女は慌ててフォークを抜いた。
「あ!抜いちゃ駄目・・」
血しぶきが当たり一面に広がった。
噴水のように。
勢いよく。

「結果オーライは、この女性が言いたい言葉でしょうね」
と、飛び込んできた人間が私に向かっていった。
「何故、死んだふりを?」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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紫陽花に降る雨は

2009.06.22 (Mon)

綺麗な紫陽花が沢山咲いた。
この通り道には、大きな紫陽花が毎年咲く。

「今年も見事に咲きましたね」
「えぇ本当に」

番傘を差して歩く二人の後ろから、ぱしゃんぱしゃんと足音がした。
振り返る二人は誰もいないことに首をかしげ目を見合わせて笑った。

「夜の雨の中、あまりいい音じゃないですね」
「嫌だ、怖がらせないでくださいな」
「僕、実は怖がりなんですよ」
そういって男は笑った。
「もぉ、私だって怖いの苦手ですよ」
そういって女も笑った。

しかし、その笑いは瞬時に固まった。

男の横にいた女は目の前で突然破裂したように
体の中から真赤な液体を噴出し

血の雨を降らせた。

「赤い紫陽花が、好きなんです」

そう、男がいう。
後ろを振り返り微笑んだ。

「あなたに、見せたかった。赤い紫陽花を」
「紫陽花じゃなくて、血の雨でしょ」
「お好きなのでしょう?血の雨が」
「えぇ、綺麗ね」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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初めてアイス!ヒカルちゃん

2009.06.22 (Mon)

我が家の近くには店がありません。

本当にありません。

あったのですが、衣食住を賄っていたお店が潰れてしまいました。

で、結局、通販生活を送っていたのですが

どうしても、ユ○クロに行ってみたかったわけです。

人生の中で三回しか行ったことありません。

何故いきたくなったかというとCMの効果でした。

で、購入できたわけなんですが。

車で大型ショッピングモールに行ったのです。

すると、そこには、あれ??もしかして・・・∑o(*'o'*)o

なんか随分前にTVであってたアイス屋さん?!

と、驚きました。

こんなところで会うことが出来るなんて!

買い物に疲れ果てていた私と母は、食べよう!とアイスのメニューを取りました。

アイス屋さんの名前がわかりません。

なんだろう・・・?

アイスにね、色々ミックスして練りこんでくれるの。

-16度の大理石の上でコネコネしてくれるアイス屋さん。


で、頼みました。

・・・値段、高いなぁと思いつつ。

で、食べました。

一度でいいや・・・(;-_-) =3

簡単に言うと、色々なトッピング材料をアイスに混ぜ込んでくれるわけですよ。

ぐっちゃぐっちゃに。

イチゴと、スポンジケーキと、生クリームを、ぐにぐに。

最後にチョコソースをかけて出来上がり。

でした。

まずくは無いんですが、アイスではありません。

色々な味が特徴的に出ていて何食べているかわからないし

貰ってすぐなのに、アイスでろでろなんですよ。

溶けてるんですね・・・。

で、本当はミルクアイス・・・?だったかな

だけどその味もしないし。

イチゴは酸っぱいし、なんか、なに食べてるかわかんないね・・・という二人の感想。

・・・サー ティーワンにすりゃよかった。

というのが、正直な感想でした。

好き嫌いはあると思いますが、お客様は結構いました。

でも、私が頼んだアイスは600円もしたのです。

量は一人分ですよ。

でも、そうだな・・・ ワッフルコーンの器にしたから結構おなかいっぱい。

二人で食べてね。

アイスに混ぜずに普通にした方が美味しいんじゃ・・・と思ってしまったのでした。

あれぇ・・・?

名前なんだったかなぁ・・・(;´Д`A

混ぜるときとっても丁寧に、イチゴをトッピングしま~す!とか話してありました。

遠い場所なのでもう行かないと思いますが、アイスを作ろうと考え

材料が無いのに出来るだろうと高をくくって作ったら

失敗しました(ノ_-;)ハア…

どうしよう・・・沢山作ったのに・・・

というわけで、アイスは、買うのが一番です!

んでもって、ちょっと贅沢なアイスをしたいときは今はサー ティーワンでいいわ!

だって、ダブルを買ったらトリプルになるもん!!

ドライアイスもらえるもん!

水を入れたコップにドライアイス入れて、こぽこぽするの大好きだもん!
07:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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デ・ジャ・ブの後に

2009.06.21 (Sun)

「今日、予定開いてる?」
会社の自販機が置いてあるところで声をかけられた。
彼は顔立ちも整っていて素敵な人で、仕事もこなしとても好感の持てる人物だった。
そんな彼が私にこんなことを聞いてくるなんて。
内心、いろんな期待と緊張で買ったばかりの缶ジュースを落としそうだった。
「開いてるけど・・・」
そういって、気分を落ち着かせるために一口飲んだ。
「もしよかったら、今日、食事に行かないか?」
そういった彼の顔は少し照れたような雰囲気を感じさせた。
それが安心感があり、私は「いいよ」と返事をした。

仕事が終わり、一時間くらい残業になりそうだったので
どうしようかと辺りを見回したが彼も忙しそうだった。
ふと、目が合い彼は指で時計を指して7と示した。
「7時に変更」という意味だろう。
私は頷いて仕事に戻った。
7時に終わった仕事。
慌てて更衣室に走り、急いで着替えて、化粧直しをした。
「あれ?珍しいね。お出かけ?」
と、更衣室で完璧に化粧を直す私の行動を不審に思った後輩といっても
仲が良いのでこんな風に話しかけてくる。
「うん、お出かけ」
それだけいって私はにこっと笑って見せた。
もちろん、彼女もそれ以上は聞かなかった。

会社の裏口から出てちょっと歩くとパーキングがある。
「お待たせ」
そういった私に気づいた彼は、車の側で立って待っていた。
「急に誘って悪かったかな・・・」という彼。
気にしているようだ。
「ううん、大丈夫」
そういって微笑むと彼は満足そうに助手席のドアを開けてくれた。
こういうことをされたのは初めてでちょっと戸惑った。
でも、促されて「座って」といわれたので座った。
車のエンジンがかかり、シートベルトを指摘され慌ててつけた。
それから二十分位したところに、どうみても洋風の豪華な住まいのような場所に着いた。
「ここ?」
「そう、ここがレストラン」
隠れ家的なレストランというやつと説明を受け、実際中に入ってみると
本当にお客様でいっぱいだった。
奥にカーテンのあるテーブル席へ案内されとても豪華なフルコースが運ばれてきた。
「あ、車なので水を」
私もお酒が苦手なので「私もお願いします」と答えると
「飲んでみるだけ飲んでみて」といわれお水とお酒が運ばれた。
飲んでみるととても美味しく飲みやすかった。
お食事も量も丁度よくちょっとほろ酔い気分。
いいお酒だわ。
食事も終わり、お店を出ると外はとても静かで星が綺麗だった。
「なんか、ありきたりだけど夜景見に行かない?」
空を見ながら私も星が綺麗だなって思った。
「うん、星みたい」
それから、車に乗ってすぐ近くにある山の上まで行った。
駐車場に車を止め、頂上までは歩くようだ。
ちょっと距離がある。
途中から階段になった。
「あれ?なんか、ここ前に来たことあったかな?」
と彼が言う。

あれ・・・私も誰かとここに着た気がするんだけど・・・。

「もしかして、君も感じてない?」
そういわれて振り返った彼の顔を見たとき、ふっと思い出したように
何かがよぎった。

苦しかった・・・ そう、とても苦しい思いをした。

「ごめん、ちょっと気分が・・・」
そういって振り返って階段を下りようとした。
「今更帰るの?」
冷たい声が聞こえた。

何かが潰れる音と、液体が飛び散って階段にぐにゃりと崩れ落ちた。
降りようとした私を追い越そうとした女性の姿。

「前にも、こんなことやった気がするよ。俺」
振り返る時間は、なかった。
ただ、彼が持っている何かが振り下ろされるまで。
私は掴んだ彼のネクタイを力の限り引っ張った。

階段から落ちる彼の姿が見えなくなるまで。
形すら留めていないだろう。

「星になれば、綺麗に見えるよ。デ・ジャ・ブを一緒に感じた仲だもの」

苦しかった思い。
それは、一瞬でも愛した人を殺した気持ちだったんだね。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(9)

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噂の心霊スポット

2009.06.20 (Sat)

「ねぇドライブいっちゃおうよ!このまま!」
そう言い出したのは、合コンで打ち解けた女の子。
名前はあきらというそうだ。
みな、あーちゃんと呼んでいる。
大学生になって、あーちゃんって・・・と思ったが俺もあーちゃんと既に呼んでいた。
「あーちゃんどっかいきたいところあるの?」
そうきいたら、あーちゃんと一緒に合コンに来た女の子のみったんが答えた。
「あーちゃんが行きたいって言い出すのは決まった場所なんだって!」
けらけらと笑いながら俺の肩を叩く。
助手席にあーちゃん、後部座席に俺とみったん。
運転席には俺のお友達でりー。
「なに?どこなの?」
みったんは聞いて欲しそうな顔をしている。
「この子ね、心霊スポットマニアなの」
げ・・・最悪。合コン後に行くところか?
つか、普通こんな夜中まで一緒ならもうホテルかと思ったんだけど。
「りー、お前と気が合うはずだな・・・」
呆れた声で俺はリーに話しかけた。
「だから、一緒なんだよ」
りーも心霊スポット大好き人間である。
まったく、気が知れない。
誰が好き好んで、そんな化けもんがでて来るような場所に出向かなきゃいけないんだ。
「俺、嫌だ」
「えー!意外!もしかして、怖いの?」
「怖いとかの問題以前に、そういうの好きじゃない」
「こわいんじゃん」
みったんは、けらけらと笑いながら体をくっつけてくる。
「で、こんなところにそんなスポットってあんの?」
「最近ネットで噂なんだよ!」
助手席から振り返ってあーちゃんが答える。
「どんな?」
「この先に見える、ほら、あそこ。あの丘の上で女の人が出るらしいの」
「・・・あの丘?」
「うん、事故で死んだらしいんだけど。そうとう悲惨だったんだてぇ~」
そういうあーちゃんの顔にご愁傷様というような言葉はなく、その酷さに対しての
興味が湧き出るように話している。
「事故って何の事故?」
「一応、交通事故みたいなんだけど・・・おかしいんだよね」
「何が?」
「髪が切り刻まれてて、腕とか足とか?ばらばらだったらしいし。でも、タイヤ痕とかあるから交通事故だろうってことで処理されたらしいよ」
「随分とグロテスクな話だな」
「そういうの、すっごい好きだから」
あーちゃんの見た目はとても大人しそうで化粧もあまりしてない感じの
ファッションもそこまで気を遣っているようなタイプじゃない。
それが、こんな風に強い意志を示す子だったとはと呆れていた。
また、よりによってりーもこういうのが大好きだ。
「いいカップル誕生だな」
「うん!」
満面の笑みを浮かべたあーちゃんはリーの手を握って見せた。
完全に出来あがったようだ。
「着いたぞ」
リーの声でしぶしぶ周りを見た。
皆は早々に降りている。
「さっさと降りなさいよー!」
みったんが俺を呼んでいる。
笑いながら。
怖がっていることが面白いんだろう。
溜息をついて、車から降りた。
随分、皆と離れて歩いた。

その時、見たくない人間がそこにいた。
人間だと思いたい。
だが、明らかに人間じゃない。

冗談だろ・・・

皆は気づかずずっと奥のほうへ歩いていっている。

「俺は・・・ 俺は・・・」
震えていることに気づいた。
こんなところに来るなんて。
二度とこんな場所に来るもんか。
幻だ!幻想だ!
そう言い聞かせても、目の前には髪がばらばらに切られた女が立っている。
ズタズタの体の傷を見せて。
引き裂かれた服を着て。
血でくすんだ色。
黒ずんだ手。
千切れそうにみえる足。

「しょうがないじゃないか!!お前が!お前が別れるなんて言い出すから!
お前を誰にも渡したくなかったんだよ!ぶん殴って酷い顔にしておけば
誰だって相手にしないだろう!お前はすぐどこかにいこうとするから!」

近づこうとするその人物に俺は叫んだ。

その時、真後ろから手が肩に触れ驚いて腰を抜かした。
「・・・お前達・・、あ、あれ・・・見えるか?りー・・・あれ・・・」
皆の顔がどんよりとした顔をして俺を見ている。
一体・・・ どうして。

「殺したのか。お前・・・」

リーは目の前にいる幽霊に近づき「もういいよ」と声をかけた。
彼女は泣きながらすっと足元から消えて空に溶けた。

「夢に出てきたんだよ。彼女が。ここにお前を連れて来て欲しいって」
08:22  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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トライアルキット

2009.06.19 (Fri)

一人暮らしをはじめた彼女にとってこれほど腹の立つものがあるとは思っていなかった。
こんな弊害で悩まされるとは。
高校卒業と同時に、剃りの合わない両親の元から離れ一人暮らしをし始めて数ヶ月。
大学に行きながらの生活も楽しく過ごせるはずだったのに
毎日のようにポストが溢れかえるほど郵便物は投函されていた。
殆どが、ピンクチラシといわれる類のものだ、
いわゆるエッチな広告だ。
十八歳の彼女にとって卑猥なその広告は男性に対して
こんなものを見て喜ぶ生物がいるのかと不快感を募らせていた。
しかし、ピンクチラシお断りなんて言葉をポストに張れば女が住んでいるというのが
わかってしまうという懸念から対策をしていなかった。
苛立ちながらもピンクチラシ全てを掴み取り部屋に持って帰り
ごみ箱に投げつけるように捨てた。

その時、一枚だけ入り損ねた紙がひらりと床に落ちた。

「何、これ・・・」
ダイレクトメールであることに違いはないだろうが、確実に違法になるのではないだろうかという
文言がそこにはキャッチコピーとしてデカデカと書かれていた。

確実に正確に殺せます。

もちろん、この言葉だけなら殺虫剤でもありえるが絵はどう見ても
人間を刺している姿が描かれている。

手に取り、裏面を見てみると「トライアルキット限定発売」と書いてある。
鼻で笑ってしまった彼女だったが、夕食を作りながらずっとダイレクトメールのことを
頭の片隅で考えていた。
もしあのキャッチコピーが本当ならあいつを消せる?
大学に入って彼女は驚いた。
都会の大学に進学したがもちろん勉強するためだった。
だが、その中ではまったく勉強に興味を持たず女と見れば追いかけてくる男がいたのだ。
田舎から出てきた彼女は一見今時のファッションを身に着けてはいないが
お化粧もしていない状態でもかなりの整った顔立ちをしている。
それを、彼女は自覚したことがなかった。
「気をつけたほうがいいよ。あなた、本当に綺麗なんだから」
「やめてよ、そういうお世辞は!」
「お世辞じゃなくて、本当に綺麗なの。だから、変なのに気をつけなって言ってるのよ」
「変なのって?」
「あいつ。ずっと、一緒の講義受けるしまるでつけてるみたいじゃない」

その、あいつは本当に後をついてきてとうとう彼女のマンションまで来た。
慌てて部屋に入り鍵を閉めたが、そっと窓から見ると夜中の十二時を過ぎても彼はそこにいた。
それから、携帯電話に無言電話や誘いのメールが入るようになり
堂々と学校内では隣の席に移動して来るようになった。
その席に誰かが座っていたら移動してもらってまで座るのだ。
だが、彼は一度も話そうとしなかった。

それがなにより、恐怖を煽らせた。

捨てようかと紙を手に取り窓を見たとき、目があった。
それが決定打となりすぐに彼女は電話をかけトライアルキットを注文した。
千五百円のトライアルキットを。
即日配達にしてプラス五百円。
二時間後には届いた。

中を開けると、特に何の変哲もないナイフが一つ入っていた。
「どこでも一箇所刺せば動かなくなります」
そう書いてあった。

学校に行ってナイフは鞄に入れていた。
いざというときに使おうと思っていたのだ。
その、いざというときは五分後に訪れた。
講義に遅れそうになり裏階段を使ったとき彼が裏階段のドアの前に塞ぐように立っていた。
「やっと二人きりになれた」
そういった彼の顔が笑ったのか、怒っているのかわからない表情を見せた。
裏階段は殆ど誰も使わない。
叫んだところで誰も気づかない。
彼が彼女の胸を触ったとき、彼が何をしようとしているのか確信した。
唇が近づき硬直する体を必死に動かして鞄からナイフを取り出した。
手に収まるほどの小さなナイフ。
それを、彼の太ももに刺した。

「うわぁっ!!」

耳を劈くような叫び声を上げた彼はその場に倒れもがき始めた。
だが、いつまで経っても死なない。
何故?!
彼女は慌てて説明書を取り出し何か間違えたかと最後まで読んだ。

トライアルキットはお試しですので効果は半分しかありません。
なので、半殺しとなります。

「半殺しって・・・」

彼は意識不明の重態で救急車で運ばれた。
目覚めることのない意識の回復を祈ったが彼女の願いについては
注意事項に記載されていた。

トライアルキットの効果は一週間です。 と
08:16  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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5階に止まったエレベータ

2009.06.18 (Thu)

日曜日に出勤するというシフト制の仕事だけれども
このビルに入っているテナントはカレンダーどおりに動いている会社がほとんどで
私たちの社員以外いないってわけなんだけども。
シフトせいで働いていると、曜日の感覚がなくなるのよね。
日曜日とか祝日だと裏口から入らないと開いてないのよ。
表玄関。
だから、今日って何曜日だっけ?と入り口で考えちゃうの。

今日は日曜日、地下から入ってエレベータに乗ったら
走ってきた同僚が見えたから急いで「開」ボタンを押したの。

「ありがとー!」
「おはよ」

そういって話して「まだ時間あるよ~」なんて笑ってた。
仕事も大変で「また何かトラブルでもあってなければいいわね」なんて
文句も言いつつ、引っ張りあげられる感覚を感じながら職場がある階のボタンを押した。

6階のボタンを。

このビルの特徴で、どういう理由か聞いたことはないんだけれど
何故か、5階というフロアがないの。
4階がないっていうのなら、日本的な死を意味するからってことかなって
思ってたんだけど。
何故5階なんだろうなって。

すっとエレベータが止まったの。
そして、エレベータが話したの。

「五階でございます」

「え?」
二人とも六階に着いたと思って出ようとしていた足と体が硬直した。
五階なんてないのに?
ゆっくりと、重い扉が開く。
真っ暗で何も見えない。
大体、五階なんて存在しないのに。
どういうこと?

硬直したまま体は動かなかった。
目だけが二人とも存在しない五階を目を凝らして見ていた。
一体、ここが何なのかを。

時間が経ちそのまま扉は自動的に閉まった。
すぐ上の六階についたときいつも通りの風景が扉の向こうにあった。
一体あれはなんだったのか。
二人とも嫌な汗を朝から感じて降りた。

執務室に入り、溜息をついてその話を先について席に座っていた同僚に話した。

「え?五階?あるよ」
「え?あったの?」
「うん、でも閉鎖されるよ」
「なんで?」
「よくわかんないけど、五階にいる人って突然自殺しちゃうんだって」
「なにそれ?」
「仕事中に急に窓から飛び降りたり、カッターで首切って死んだとか・・」
「本当なの?」
「うん、私がここに来たときは五階は普通にテナント入ってたもん」
「じゃぁ、事件があったときとか知ってるの?」
「うん、知ってるよ。で、五階は呪われているのかもってオーナーが考えて閉鎖したの」
「勝手に止まったんだけど・・・五階に」
「あぁ、時々あるらしいよ。誰もいないのに五階に止まるって話」
「気持ち悪いこといわないでよ・・・さっき止まったのに」
「でも、おかしいなぁ?」
「何が?」
「五階で止まったのを経験した人って、大抵自殺しちゃうんだよね」
「やめてよ!死にたくないわ」

そんな話をしていたら、始業時間になり朝礼が始まった。

全員前に集まりならんで朝礼を受ける。
通達事項があるためメモを取りながら聞いていた。
その時、ドスンと何かが落ちた音がした。

「何?」

窓側にいた私は、窓の外をチラッと見てみると人だかりが出来ている。
朝礼中だが気になって下を見た。
彼女が、何か判別のつかない塊になって死んでいた。
「きゃぁ!!」
朝礼中に響いた私の声は皆の視線を集め、皆が集まって下を見た。

「またか・・・」
そういう声が小さく聞こえる。

嘘でしょ・・・

「五階に止まったエレベーターから戻ってこれたやつの話を聞いたやつは確実に死ぬんだよな」
「もしかして、誰か五階に止まったの?」
「止めろよ!お前も死ぬぞ・・・」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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発音OK!ヒカルちゃん

2009.06.18 (Thu)

さて、以前、お仕事の「ほうれんそう事件」を起こした会社での出来事です。

その日は、10月31日

そう!ハローウィンです!

受付も兼ねていた職場で、受付譲さんもいらっしゃいます。

その受付の部屋と自分がいる部署の部屋はドア一枚あったのですが

いつも開けっ放しだったのです。

で、お客さんがいるとは思わず話しておりました。

「あ!今日、ハローウィンじゃないですか!」

「そうだよ~」(←同じ部署にいるおじ様)

Trick and Treat!

と、叫びました。

英語の発音だけは、いいらしんです。

多分、三歳児教育のテープと中学生のときの先生と英会話教室のおかげだと思います。

残念ながら、読み書きは無理です。

聞くのは、なんとなくわかりますが・・・ (癖のない英語ならね)

で、まぁ、叫んじゃったわけなんですよ。

しばらくして、受付譲の方が私の席に着ました。

「日下ちゃん」

「ん?」

「今、英語はなしたの、日下ちゃん?」

「え?聞こえた?」

「思いっきり」

「あら、いやだ」

「さっきね、△会社の□さんがいらっしゃてたのよ。で、びっくりされてたよ」

「へ?なんで?」

「外国の方がいるんですか?!って。発音上手ね♪話せるの?」

「わぁお!話は無理~(汗)」

その時、実はお客さん沢山いらっしゃったらしくて

私の叫び声はみーんなにきこえてて、外国人がいる?!と思われたそうです。

なんにしても、ちょっと恥ずかしかったです・・・。

数時間後・・・。

「はい、お菓子」

と、あの部長が私くれました。

「??あ、ありがとうございます。ん?どうしたんですか?お菓子」

「さっきの声、隣にも聞こえてた」

そんなに私の声、でかかったの?

と、とても恥ずかしかったです。。。

その後、その叫び声を聞いた人々が、次々とお菓子をくれました。

廊下はさんだ、隣の部屋まで聞こえてたんだもんね・・・

廊下を通っていた別部署の方からも頂きました。

「みんな、優しいね」 と笑顔の私(^-^)

それを聞いていたお菓子をくれた別部署の人が満面の笑みを浮かべ 一言

「日下ちゃん敵に回したら怖いから」

えぇ?!Σ(゚□゚ノ)ノ

え、これってもしかして・・・ ワイロですか?
07:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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口笛が呼ぶもの

2009.06.17 (Wed)

「口笛を吹いちゃだめだ!」
父から突然、平手打ちを頬に食らった。
吹けもしない口笛を練習していたときのこと。
口笛を吹けないことに学校で馬鹿にされたため練習していた。
けれど、ちっともうまく出来ず、すーっと空気が抜ける音だけがしていた。
突然怒られ平手打ちを食らったショックであやこは泣き出した。
昼間、練習していても教えてくれていたのに。
父の態度に納得がいかなかった。
すると、父はこういった。
「夜に口笛を吹くと悪い蛇が来るから駄目だ」
というのである。
あやこは口笛を吹くだけで蛇が来るという理由だけで殴られたことが
もっと納得がいかなかった。
「ヘビさん嫌いなの?」
そう聞いてみると、父の顔は険しく「口笛を夜吹くもんじゃない」とだけ言われた。
結局、あやこは口笛を吹く練習をするのをやめた。

悪いヘビというのが何なのか理解できなかったあやこは
幼心に描いたイメージで、庭に植えてあるキュウリの葉っぱを食べてしまうのだろうと考えた。
しかし、ヘビが葉っぱなんて食べるのだろうかと不思議だった。
あやこは、何よりヘビを間近で見たことなどなかった。
テレビではヘビは笛を吹くとつぼの中からにょろにょろ出てくるはずだったのに。
口笛だけで出るって言うのなら、笛いらないじゃんと頬を冷やしつつ
ふてくされて部屋の隅っこでうずくまっていた。

父はさすがにその姿に罪悪感を感じたのか「おいで」といってあやこを呼び寄せた。
頬を膨らまし拗ねた顔をしたまま、父の膝の上に乗って抱っこされた。
父はまたもや「口笛は夜は駄目だからね」と念を押した。
そこまでいう悪いヘビとは何なのかわからなかった。

ある日、祖父母の家に行くとなんとヘビの置物があった。
「ヘビさんは悪いヘビさんなんだよ。口笛吹いたら出て来るんだよ」
と、あやこは祖母に教えた。
しかし、祖母はその置物を縁起物だという。
あやこは余計に意味がわからなくなった。

ヘビの色が白いだけでいいヘビさんに変身する理由はなんなのか。

そうして、結局、あやこは口笛を吹けず大きくなった。

ある日、洗濯物を干しているとなんと黒い塊が。
どこをどう見ても、ヘビがとぐろを巻いて寝ている。
・・・寝ている?
とても大きく立派な蛇だ。
もし、これが、毒蛇だったら嫌だなと思ったが何より洗濯物が干せないと庭にいる蛇に話しかけた。
「すみません、どいてください」
しかし、蛇はどいてくれなかった。
昔見た置物の白い蛇とは違う普通に図鑑に載ってそうなトカゲ色した蛇。
結局、洗濯物を干すのを諦め蛇さんと遊ぶことにした。

砂利がひいてある庭に気持ちよさそうに寝ている蛇さん。
吹けない口笛を吹いてみた。
昼間なのでいいだろう。
しかし、吹けないので無反応だった。
小さな石をこつんと投げてみた。
まったく、無反応だった。
遊ぶことも出来ないので、諦めて家に入った。

しばらくして、見てみると、まだ寝ていた。

・・・?あれ?生きてるよね?

そういう不安がよぎるほど、蛇はスヤスヤと寝ていた。

夕方、のっそりと動き始めた蛇を発見したあやこはじっと見ていた。

すると、キュウリの葉っぱは食べず目の前にいた七色のトカゲをぱっくんと食べてしまった。
「口笛吹いたら、またくる?」と聞いてみたが、蛇は何も言わずどこかへと旅立った。

数日後、道路の端に蛇さんが横たわっていた。
びっくりして駆け寄ると、白く透明で中身がないスカスカ蛇さんだった。

・・・・?

蛇って、服着てたの?

白くなかったのは、服を着ていたからかもしれないとあやこは長年の疑問を解決した。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(11)

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お好みはどれかしら?

2009.06.16 (Tue)

「いらっしゃいませ」
メイド服を着た女性が現れ丁寧に頭を下げる。
ドアをくぐるとそこは吹き抜けのエントランスが広がっていた。
「お待ちしておりました。ジョン・スミス様」
一人のバトラーが現れ上着と帽子、鞄を預けた。
室内用の靴が用意されており、靴を脱ぎそれに履き変えた。
歩いていくとすっと頭を下げ靴を持っていく姿が見えた。
フットマンまでいるようだ。
全ての席に薄いカーテンのような仕切りがしてあり
案内された席に座ると、コーヒーが出てきた。
温かいコーヒーだ。
「イタリアンローストでございます」
「よく、知ってますね。私がこれが好きって」
「ありがとうございます。マスター」
そういって一礼する。
それからメイドはこう聞いてきた。
「お好みは?」
と、聞くので
「ハード」
と答えた。
「かしこまりました。それでは、ごゆっくりメニューをご覧くださいませ」
メニュー表の表紙にはHardと書かれている。
そういうシステムなのか。
注文表を一通り見て気に入ったものがあったので
テーブルの中央に置かれたベルを鳴らした。
振って鳴らすタイプのベルだ。
「はい、マスター」
先ほどのメイドが来た。
「これがいい」
「かしこまりました。準備が整い次第、お迎えに参ります」
そういってまた去っていった。
場所を変えるのだろうか?
コーヒーを飲み終えた丁度良いタイミングでメイドがやってきた。
「お待たせいたしました。では、こちらで専用服に着替えていただきます」
「確かに、専用だね」
「ご好評いただいております」
「着替えたよ」
「それでは、先に料金の支払いをお願いいたします」
「預けた鞄の中身全部」
「確認いたします」
メイドは耳からぶら下がっているマイクに何か話しかける。
そして、にこっと笑って答える。
「確認が取れました。それでは、ジョン・スミス様、いってらっしゃいませ」
メイドがドアを開け、その部屋の中には注文したものが置いてある。
「最高のセッティングね。ここまで凝ってるとは思わなかった」
「・・・・」
「何よ?話したかったら話せば?」
「・・・ ・・・!!」
「話せないわよね?それが私の予約時に入れた注文だったから」
「・・・ ・・・ ・・・!!!」
「あぁ、大丈夫。何を言っているのかは想像つくから。でも、安心して。私が注文したのはハード」
「・・・?」
「ハードってのはね、殺してもいいってことになってんの。それだけ高いのよね」
「・・・!!!」
「文句あるの?あなただって、気に入らないからって殺したじゃない。だから私ももう我慢しないわ」

そろえられたハードタイプの道具達。
私が望んだとおりの道具が沢山並んでいる。
使い方がわからなければ、教えてくれる。
どんどん、形をなくしていくのに意識を失わない。

最高の復讐だわ。まだまだ、足りたい。
全然、足りないわ。
あの子達の苦しみに比べたら。

「追加料金払うわ!スーパーハードにして!」
08:01  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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お絵かき楽しいヒカルちゃん

2009.06.16 (Tue)

またまた、書いてみました。

黒執事 シエル君

つか、この人の服、本当に 面倒だ!!

もちろん、はしょって書きました。

だって、ちいちゃく書いたしレースなんてもっとシエルを大きく書かないと書けないよ・・・。

いやはや、この作者さんはよく思いつくなぁ~こんな服。

シエル君が好きですが、ドSなセバスチャンも大好きです。

けど、なんで執事って聞いたら名前はセバスチャンって思うのでしょうか。

いつそんなインプリンティングをされたのか。

執事=セバスチャン でも最近、執事って言わずにコンシェルジュっていうようになりましたね。

なんでかな?

コンシェルジュって何語?フランスっぽいけど・・・

執事って意味だってことはわかったんだけど。

そうそう、この作者さんの名字 読めなかったんだけど とぼそさんっていうんだね。

あとがきで知りました。

あ~お絵かき楽しかった♪(^-^)v



sieru2.jpg
08:00  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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今日はお休み日

2009.06.15 (Mon)

本日は、友人の誕生日なのでホラーなお話はお休みです。

おめでとう!

今年のプレゼントは悩みに悩んだ末、まる一週間かかって作ったカードとチケットです。

チケットは今年のブームかも。(私の中では)

デコスイーツというのを見てみたのですが、どうみても食べ物っぽいんですよ。

で、ぽろって落ちたとき赤子が間違って口に入れたら危ないと思ってやめたのね。

ほかもそうなんだけど、なんでも口に入れるだろうから考え付かなくて・・・ごめんね。

チケット、いつか使ってくださいm(_)m ご期待に沿えるよう頑張ります。


********************************************************************

さて、バトンをしてみました。ヲタ判定バトンなんだってさ。

オタクってヲタっていう表記をするの?

知らなかったわ。

大体、オタクって何が語源なのかしら?

オタクっていうとさ、確実に美少女アニメとかフィギアとかに夢中な人を指すでしょ?

でも、何かに夢中な人ってことがオタクっていうのなら

バイオリニストだったら、バイオリンオタクとかいうのかな?

言わないよね?

どうして、そもそも「オタク」なんて言葉が生まれたのだろう?

調べる気にすらならないんですが。

えー、やって見ました。 ヲタ判定バトンとやらを。

随分低レベルで、世の中はオタクと判定されるようですね。

なんにしても、漫画もアニメもアニメ映画も小説もエロゲーも普通のゲームも好きですよ。

ただね、BLゲームだけは無理だった・・・

でもね、純情ロマンチカは好き。完全BL漫画です。(アニメ見てた)

なんでかって?

どうみたって主人公美咲は女顔じゃん。

だいぶ前に漫画であったグラビテーションも好きです。

あ!お薦めはね、「ニューヨークニューヨーク」

「赤ちゃんと僕」っていうと有名な漫画だからご存知の方も多いかな?

その作者さんが書かれた漫画なんですが、もう、号泣ですよ。

世のBL漫画とはちょっとちがうけど、男性同士のペアであることにかわりはないんですが

作品自体は現実的で、なんていったらいいんだろう・・・

兎に角、お薦めなの!!(全然、説明になってないですね・・・)

うーん後は普通の漫画、読んでます。

読んでいた漫画が出なくなってしまったというのもあるんですが・・・

これは悲しいよねぇ・・・

闇の末裔 これはファンの方多いんじゃないかな?普通に謎が知りたかった。

きみのカケラ 最終兵器彼女の作者さんですが止まったね・・・

少年魔法師 全然でないよね・・・ もうなくなったのかしら・・・

とまぁ、こんな感じですか。

あ、そうそう、人生初 読むのをやめてしまった漫画というのが出来ました。

ブリーチ です。

ちょぉっとあのぐだぐだ感はあまりにいただけなくて・・・やめました。

途中まではすごく面白かったのにな。

アニメは、ハルヒの二期が始まったらしく普通に再放送だとしって録画してたら

見知らぬ話があったのでびっくりした。

あ、涼宮ハルヒの憂鬱ってアニメです。

アニメは、今は絶賛「東のエデン」みてますよー!ブログパーツも張ってるけど♪

面白い!発想がすごいね。

クオリティー高いしね~!

そいや、この前「千と千尋の神隠し」がありましたね~

あれも好きです~♪

あ!アニメといえば、「カーボーイビバップ」これはかっこいいよ。

山寺さんの声はいいわ。林原さんも♪

一番好きなキャラクターは、エドなんだけど何よりサントラがいいんですよ。

曲がね!菅野ようこさん!

いやもぉ、最高です。何語かわからん歌を挿入歌にされるので聞こえるとおり歌います。

あー、アニメから入ったといえば、ハチミツとクローバーもそうですね。

画集も買っちゃったし。

そういえば、結局FF7のブルーレイ版買ったのよ。

やっぱいいわ・・・ アドベントチルドレン。

ゲームしてないのにね(汗)

最近は、新しい漫画を買うことも少なくなり(節約)

あまり、買おうと思う作品にめぐり合えてないというのもあって

本棚がほぼ悲鳴を上げていたのですがなんとか持ちそうです。

うーん、私はオタクなの?

よくわかんないけど、アニメも漫画も好きですよ。

では、バトンをどうぞ。 素っ気無い回答ですが!

バトン

Q1 ヲタと言われて完全否定できない ○・×でお答えください
A1 ○
Q2 レンタルビデオ屋で借りるビデオの50%以上がアニメ系
A2 レンタルビデオ屋が近所には無い
Q3 アニメを見て、一度でも「声優は誰だ?」と思ったこがある
A3 好きな声優さんだったらわかるよ
Q4 携帯の待ちうけ、PCのデスクトップがアニメ系。
A4 うん、携帯は攻殻 PCはマクロスF
Q5 予約特典目的でゲームの予約したことがある。
A5 ない
Q6 学校や職場で「ライトノベル」といわれるものを読んだことがある。
A6 職場は無いね
Q7 テレビ欄を見るときはいつも下から見る。
A7 デジタルにしてからテレビ欄を見ないかな
Q8 友達に「iPod貸して!」と言われてかたくなに断ったことがある。
A8 貸してといわれたことがない
Q9 iPodやMDにアニソンが入ってる。
A9 うん ほとんど
Q10 深夜アニメを録画したことがある。
A10 してる すっきやもん
Q11 検索サイトで声優の名前を検索したことがある
A11 うん 最近の声優さんわからないから
Q12 普段はシラケキャラ。
A12 え?シラケって・・・しらけるってこと?別に普通ですよ
Q13 髪の毛が緑色、赤色、等に違和感がない
A13 二次元ならね
Q14 リアルで2ch用語を使ったことある。(キター等。)
A14 ない 2ちゃん利用しない
Q15 アニメ系DVD,OVAを買ったことがある。
A15 普通にあるけど・・・
Q16 「えろげー」と変換して「エロゲー」と一発で出てくる。
A16 得ろげー とでた
Q17 「すずみや」と変換して「涼宮」と一発で出る。
A17 涼みや とでた
Q18 他のヲタを馬鹿にしたことがある
A18 馬鹿にはしないけど、ほどほどにした方がいいのではと思うときもある。
Q19 自分の財布を見て見ると、ゲームの予約券でいっぱい。
A19 ない
Q20 授業中、仕事中にライトノベルを読んだことがある
A20 ない
Q21 アニメ系またはゲーム系のポスターを持っている。
A21 昔はあった
Q22 また、それを貼っている。
A22 いや 貼ってないよ
Q23 鼻歌はいつもアニソンだ。
A23 うん
Q24 体育の授業があると憂鬱だ。
A24 大っ嫌いだったね
Q25 お気に入りのアニメ、またはゲーム系のサイトがある
A25 うーんお気に入りではないけど更新は時々見てる
Q26 土日は引きこもる。
A26 うん インドア派
Q27 アニメの為にトイレを我慢したことがある。
A27 ない ない 絶対無理。録画してみるもん
Q28 サッカーの面白さがわからない。
A28 本気でわからないし、ルールもわからん・・・
Q29 「オフサイド」って何?って思う。
A29 え?なにそれ?
Q30 野球を見たら、延長してほしくないと強く願う
A30 野球自体見ないから放送しないでもいいと思う・・・特にニュース専門チャンネルが!!
Q31 よく知っているスポーツが一つもない。
A31 よく知っているかどうかといわれると微妙だけど、軟式テニス部で卓球部でした
Q32 コミケに行ったことがある。
A32 うん、行って、熱中症になって、倒れた。
Q33 エヴァンゲリオンのキャラ、綾波レイの声優がわかる。
A33 林原 めぐみさん
Q34 人と会話した後に全身が火照ったことが多々ある。
A34 ???どういうこと?
Q35 男の主人公で周りが女だらけのシチュエーションに違和感を感じない
A35 別にそれって物語なら普通じゃないの?
Q36 最近の金の使い道がアニメやゲームばっかり
A36 ううん、玄米ばっかり
Q37 好きなジャンルの話になると周りが見えなくなる。
A37 好きなジャンルを好きな人が周りに居ないかな・・・
Q38 夏休み等の長期休暇の大半を家で過ごす
A38 うん 人ごみ嫌いだから
Q39 友達のほどんどがインドア派。
A39 いや、アウトドアだとおもう
Q40 課題もないのに変な小説を書いたことがある。
A40 うわ・・・ いつも書いてるんですけど・・・
Q41 家に帰ってから10分以内にパソコンを立ち上げる。
A41 ブログし始めてからはね
Q42 残酷な天使の●●●←この穴埋めができる。
A42 テーゼ
Q43 カラオケでアニソンを歌ったことがある。
A43 ほぼ、アニソンしか歌わない
Q44 フィギュアやエロゲーを取り扱ってるお店に行ったことがある。
A44 エロゲー屋は行ったことあるよ。
Q45 秋葉原が大好き。
A45 行ったことないんだ 執事喫茶、行ってみたいなぁ・・・
Q46 お疲れ様でした━判定━
A46 どもども
Q47 「一つも当てはまらない」超健常者。 です
A47 ×
Q48 ○「1~5個」 まぁ、健常者です。
A48 ×
Q49 ○「6~15」ちょっとヲタ入ってます。
A49 ×
Q50 ○「16~30個」 ヲタです。
A50 30個だよね?随分、レベル低いところでオタクといわれるんですね・・・
Q51 ○「31~40個」 キモヲタ入ってます
A51 ×
Q52 ○「41~45個」完全なるヲタです。ヤバすぎです。
A52 ×
08:00  |  作者の言葉  |  Trackback(0)  |  Comment(3)

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クイズは苦手!ヒカルちゃん

2009.06.15 (Mon)

ちょっと遅めの夕食時

テレビをつけていたら、クイズ番組があってました。

多分、クイズ番組

地上波のテレビ番組見ないので番組名はおぼえてないんだけど

プレッシャーなんとかっていってたよ。

でね、最初は、漢字の読みがでてきたの。

読めた!と感激するものもあれば、予想もつかぬ漢字まで。

読めたけど、「多分、こうじゃない?」という勘で読んでいるだけだから

当たったらへ~!!と思った。

へそくりって字 臍繰り だと思ったら 違うのね。 字は忘れたわ・・・三文字だったのよ。

んで、英単語を日本語にするやつもあったの。

意外と出来た。

読めても、なんじゃそりゃ?と思ったのもあった。

へ~と勉強。

仲人なんて単語があるとは思わなかった。日本の文化だと思ってたから。

go-betweenっていうんだって。

でね、見てたら次に家庭科ってクイズになって

どっちが正しいか答えてね!

というやつだったの。

で、問題がばーっと全部、読まれたのね。

しおれた野菜を戻すには、砂糖と酢 か 塩と酒 どっちを入れる?
(問題うろ覚え・・・)

だったの。

私は、即答したの。

「食べない」

そうしたら、隣で薬を飲もうとしていた母親がむせ返って大変だったわ。

で、この問題のとき思い出したの。

お料理の「さ・し・す・せ・そ」が出てきたのね。

で、以前働いてた時に、後輩がすっごい怒られてたの。

部署全体で大変な騒ぎで、私も同席してたのね。

で、部長が「仕事のほうれんそうくらい誰でも知ってるぞ!!」と言ったの。

「・・・は?」(←私の心の声)

「誰かに聞いて調べとけ!!」と部長は言い残して去っていったの。

ほうれんそう??? 仕事?? 何それ・・・

どうしよう(--;; みんな知ってると豪語した部長。 それを、いの一番に裏切ります。

ごめんなさい。

なにそれ?

ほう れん そう ・・・よね?

ここで、ヒカルちゃん考えた。

報告 連絡 掃除 だわ!!  よかったぁ・・・思いついて。

と、安堵していた私。

しばらくして、怒られていた後輩は必死に誰かに聞いて帰ってきてたの。

ふと、隣にいた上司が私に聞いてきたの。

「日下、わかってるよね?」

「へ?」

「ほうれんそう」

「連絡 報告 掃除 でしょ?」

と答えたとき、背中にあったドアが開いていて部長が立っていたことに気づいていなかった私達。

「・・・日下ぁ!!」(←部長の声 怒鳴っているが、笑いをこらえていた)

「えぇー?!?!?ごめんなさい!だって新人はまず、雑巾で床拭きからと思って・・・」


クイズは苦手なのよ。 クイズは


・・・クイズじゃねーだろ・・って思った?


じゃ、クイズにしましょう!


「ほう れん そう」 さて、「そう」は一体、なんだったのでしょうか?

面白い答え、お待ちしておりますv(*'-^*)
07:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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棺の中が最後

2009.06.14 (Sun)

冷たくなった私を白いドレスに着せ替えて、私の両手は祈るような形にさせられていた。
「じゃぁね、帰ったら電話する」
「うん、わかった」
そういって手を振って友人と別れた後、横断歩道を渡ろうと待っていたところに突っ込んできた車。
けれど、私はその異常に気付かず手元で捜査していた音楽プレイヤーに気を取られていた。
すごいブレーキ音がするなぁと顔を上げた時には、私は一瞬にして車と私の後ろにあったディスプレイウィンドウに挟まれ、見事な芸術作品のように赤い血を流して割れたガラスに貫通させた体になった。
 けれど、不思議とその姿は綺麗と思えた。
白いブラウスと、グレーのストライプの入ったスーツ。
そして、それに滴る赤い血がまるで吹き付けたように。
何かの映画であるような綺麗な死に様とでも言うのだろうか。
一瞬の静寂から、永遠の静寂に切り替わる瞬間まで私はゆっくりと息をしていた。
鼓動がどんどん大きくなって。
鼓動がどんどん聞えなくなって。
見えていた今にも落ちてきそうなガラスの尖がった先が目の前にあって。
落ちて顔に突き刺さったら嫌だななどと考えながら。
周りの音は、消えていった時が私の最後だった。
 車の運転手は、携帯電話でマイクを使わずに通話しており赤信号に変わった瞬間だったためスピードを上げ右折した。
その時、スピードが出すぎていて私の立っていた横断歩道に突っ込んだ。
携帯電話で通話しながら運転するなよ…と言ったところでもう遅いんだけど。
私は既に、綺麗なオブジェになってしまったのだから。
色々な人間が来て、私をあちこち調べ上げて、それから棺に入れられた。
教会に運ばれた私は、沢山の白い薔薇に埋められて。
 毎週言っていたミサの教会に、私は結婚式を挙げるより先に葬式となった。
それは、悲しみに包まれた式になった。
突然の事故死。
突然というのは、何よりも傷が深い。
あまりに深い傷は、時が過ぎれば過ぎるほど忘れることなく深く刻まれ浅くなることはない。
神父様の最後の言葉が終わり、私の棺に土がかぶさっていく。
あぁ、冷たいな。
それが、私の感想。
死んだこととか、全然実感が無かったし。
けれど、私はこんな最後を迎えるとは思わなかった。
私は、埋められた棺の中で目を覚ました。
「助けて!開けて!」
届かぬとわかっている声を叫び続けた。
薔薇の棘が体を刺し、まるでその声を阻むかのように赤く染まっていった。
08:07  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

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占いを信じますか?

2009.06.13 (Sat)

占いを信じるかという話題は時折ある話で、なんとなくつけているテレビから流れてくる
今日の運勢という言葉は、スピーカーからよく聞こえる。
聞こえてしまうと気になってしまうのだが。
しかし、そんなことを聞いている暇のない時間が限られた貴重な朝の時間。
スーツに着替え、コーヒーとパンをかじって会社へ行く。
俺がこの会社に入社して五ヶ月目。
大学を卒業後入社した会社で、仕事に対する方針の意見が会わず自分の信念を信じ辞めた。
その会社から仕事で出向していたことがある会社の人間にそのことを伝えたところ
うちに来ないか?と、有難い言葉を頂いたわけだ。
入社して今までの会社とはまったく違う仕事に対する姿勢はとても自分の信念と合っている。
大企業で通常なら入社も難しいが、それまでの自分を見ていてくれたことが嬉しかった。
そんな企業に入社して、不思議なやつとであった。
隣の席で同僚だ。
出向していた時から同年代ということもあり、話題も合うし仲もよかった。
こいつはいつも真剣に何かを見ていた。
気になって聞いてみたところ「占いのサイトに登録してメールを送ってもらってるんだ」というのだ。
占い?
自分の感覚だが、占いに左右されるのは女だけかと思っていた。
何故なら、兄弟の中で一番忙しい時間帯の朝でも占いのときだけはかじりついてテレビを見ていたのは、姉と母だけだった。
姉は占いに左右されるため、ラッキーカラーなんぞ言われようものならせっかく着ていた服を着替えてまでその色にして出社していた。
その徹底振りはある意味尊敬するといいたくなるほどだ。
「占いのメールってどんなことが書いてあるものなんだ?」
仕事が一段楽したとき聞いてみた。
すると、携帯電話を取り出し確認したやつはこういった。
「お前、みずがめ座だったよな?」
「よく覚えてるな・・・」
「・・・いいにくいんだけど」
「なんだよ」
「血液型は?」
「A」
「周りにBがたのやつとか知り合いいないか?」
「さぁ、血液型を聞いたことなんてない」
「できれば、探して今日はそいつとなるだけ一緒に居たほうがいいと思う」
「はぁ?」
「平たく言うと、いいことが書かれてないんだよ」
そういったやつの顔は、すこし青ざめていた。
馬鹿馬鹿しい。
みずがめ座のA型の人間が全員同じ運命たどるってんなら、今日はB型の人間について回らないと回避できない何かがあるというのか?
そんなわけないだろ。

これが、やつから聞いた占いの結果に対しての俺の感想だった。

残業で遅くなりそうな予感がしたため会社を抜け出しコンビニへ出かけた。
駐車しようとしていた車が急発進し、突然コンビニの店内へ突っ込んだ。
その瞬間を車の真後ろから見ていた俺は、呆然と突然響いた音と衝撃で立ち尽くしていた。
すっぽりと車はコンビニの中に入り込んでしまっている。
運転手は出てこない。
誰もが呆気に取られじっとしていたその時、急発進してバックしてきた。
咄嗟にそれだけを認識できたが回避することは出来なかった。
もの見事に轢かれた俺はうつろな意識の中救急隊の人が何かを行っているのが聞こえた。
「血液型は?!」
「A・・」
そういった。
そこで意識は途絶え二度と目を覚ますことはなかった。

「医療ミス・・・という説明をするのか?」
「ありえない話なのですが、検査した結果は当初A型を示す血液型でした。しかし、容態が悪化した原因が輸血した血液型の間違いだということに気がつき、再度検査すると彼はB型でした」
「検査ミスか?」
「いえ、それがそうとも言い切れないのです。ご遺族が解剖を希望され検査したところ、もう一度彼の血液を調べるとA型でした。何故、あの時だけB型を示したのか・・・わかりません」
08:03  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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ハッピーバースデイ

2009.06.12 (Fri)

今日は家族の誕生日なのでお休みです。

おめでとう、おかーちゃん。
 (あれ?いくつだっけ?)

というわけで、ちょっとした私の周りにある「謎」について話します。

タイトル 【正体不明の上司

英語が話せて、英語圏の国で働いて
日本中を駆け巡り、国際弁護士をしていて、ビザの関係で帰国して、現在の職場にいる人

それが、上司である。

まぁ、簡単に言うと「正体不明の人」なんだけれども。

彼と話すとどうしても話がかみ合わない。
何がなんだかわからない。

お互い、その気持ちはあるようで。

独特感性と頭の良さを持ち合わせた彼の話私は理解できない
更に、感性足すと二人合わせて混ざらないミックスジュース。

上司が私に話しかけているのに、私が気づくことは殆ど無い
上司の声に気づいていないのだ。
というより、私に向けて話しているとは思ってないわけで。

で、なんとなく周りの目線を感じ ん? と顔を上げてみると上司が何か話したそうに立っていた。

本当に気づいてないね」と同僚から言われる。
まったく気づいてなかった・・・」と答える。

上司は不思議なことを言う。
でもって、私が何かをしているとそれを手伝うよとやってくる。
ほかの人がしていても、手伝うよといっている姿を見たことが無い。
と、思っている。
何故なら、私は彼の行動を監視しているわけではない。

で、そんなことを思っていたら、やはり同僚からいわれた。
「よく、あなたに話しかけるよね。かまってほしいんだよ!みたいな感じ!」

ということなんだそうだ。

え?妹属性ですか?まぁ、いいや。
以前の(ピンクのヅラをかぶってたやつね)プロフィール写真にある写真は
加工率すっげー高いと先日コメントで書きました。
簡単に言うと、まつげの一本一本まで書き上げました。
すごいでしょ?この徹底は・・・。
人間、メイクでどうにかなるんですよ。
で、更にパソコンで加工すれば美人になれます。
単に、顔さらしても今の顔じゃなければいいだろうって判断です。

本来の私。
姿かたちは、別にして。
着ている洋服によっては小学生に見えると言われます。
それほど、すっぴんになると完全な童顔です。
若く見えるからいいじゃないか!と思われる方が多いのですが
若く見えすぎるとかなり弊害があるのです。
時折、補導されそうになります。
会社員だ!といっても信じてもらえません。
ぽてぽて歩いていると、お店の人まで子供だと思って「お譲ちゃん」と言われます。
うーん・・・。
そう、未成年に見られると色々弊害が出てきます。
買い物でもそうですがかなり舐められた口調態度です。
溜息をつきながらも欲しいものだけ買って帰りますが、最近は買い物も億劫で出ません。

さて、そんな、正体不明の上司ともお別れです。

妹のような小学生っぽい可愛さを持った華奢な女の子と言うイメージ。
さらには、か弱くひ弱でちょっと病弱な女の子が定着している職場。

でも、正体不明はお互い様よね。

こんなグロテスクホラー小説毎日更新している人だとは思ってないでしょう。
どっちが、たちが悪いんでしょうね?
08:00  |  作者の言葉  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

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たったひとつしか食べられない

2009.06.11 (Thu)

そのたった一つしか食べられない。
そのたった一つさえ食べられるのもわずかな時間。
限られたその瞬間に口に放り込むのが精一杯。
まったく与えられない自由時間。
縛られた針と秒針の動く間、最後まで動かなければならない。
休む場もその動く場さえもただ存在すればいい程度の環境。

そんな世界で息をしていると、酸素が無くなっていく。
だんだんと気が遠くなる。
誰が誰なのか。
何時なのか。
何曜日なのか。
何日なのか。
何をしているのか。

全て消えていく。

どんどんわからなくなる。

何故ここにいるのか。
何故ここで存在しているのか。
何故笑っているのか。
何故動いているのか。

そのたった一つしか食べることが出来ないのに
あいつはこういったんだ。
そのたった一つの食べ物を絶対に食べるなと言っておいたのに

「あーごめん。あったからちょこちょこ食べちゃった」

今までどれだけの時間が流れ
今までどれだけの店に行き
それを補える機会があったというのだろう。

自分には、そのたった一つしか食べることができないと言うのに
何でもいつでも何にも縛られず生きているあいつは
勝手に全部食べて何食わぬ顔で、問いたださない限り忘れていたんだ。

苦しめと、いっているのか?

他に、何が言いたい。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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草食男と肉食女

2009.06.10 (Wed)

どうしたらいいのかと俺は思う。
この状況を。
自分が草食男子という部類に入るという自覚は無かった。
何故なら、その言葉はベジタリアンを指しているのかと思ったからだ。
けれど、今このベッドの上に押し倒された俺は驚いて上半身を起こした。
そして目の前にいる女は、さわやかに笑いを浮かべながら手にはナイフを持っている。
「俺が草食というのなら、あなたは肉食という感じですね」
「そうよ、それが私」
女はナイフを無造作に振り回す。
ネクタイがすぱっと綺麗に切り飛ばされる。
シャツのボタンが飛び下に着ているTシャツまで綺麗に一発で切れた。
「あぁ、美味しそうな肌をしているのね」
女は俺の上にかぶさるようにしてゆっくりと顔を近づける。
ナイフで頬を撫でながらそのまま下へ。
俺は蛇ににらまれたかのように動けない。
女から目が離せなかった。
女は下着姿で、かなり挑発的な刺激のある下着。
明らかに最初から目的は俺を「食べること」というのがわかる。
ナイフで首元から、先ほどの切れ目まですっと刃をたて切込みを入れる。
すっと切れていくシャツとTシャツ。
重力に従い切れた服はめくれて肌が露出する。
女はその肌にうっとりと見つめ口付けた。
その瞬間、手をついていた俺は突然女が力をこめて押し倒した。
完全に仰向けになり女の胸が目の前にある。
顔は見えない。
その胸が肌に当たる。
同時に、冷たい感触が首元を撫でる。
「ねぇ、このまま食べていい?」
女は俺に口づけをして、無理やり口を開けさせた。
開いた口に女は胸を突っ込んできた。
苦しい。
「大丈夫、そのままじっとして」
一気に下腹部に痛みが走った。
今までに感じたことの無い、冷たい痛みが。

「ひとつになりましょう。愛してあって、溶け合うほどに」

痛みが走った部分に女が手をつっこんだ。
腹の中をかき混ぜる。
それが、わかる。
気持ち悪さに口の中につっこまれた胸を思い切り噛む。
「あぁ、悪い子。あなたは肉を食べちゃ駄目よ」
そういった女の目が光ったような気がした。
まるで暗闇で獲物を見つけた肉食動物のように。
そして、女は俺の首に噛み付いた。
血だらけの口をして俺に言う。
意識が遠のく中、女の声が響く。

「愛しているわ」

君は、誰なんだ・・・
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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子供のままだよヒカルちゃん

2009.06.09 (Tue)

仕事に行くとき私は「お弁当派」です。

お弁当バックを手に持って、リュックからって出社。

それが私のスタイルです。

服装はオフィスカジュアルと名のつく、ジーンズとか露出が高くなければどうでもいいという洋服です。

靴は、かかとに紐がないミュールとか以外ならOKです。

そんな歩きにくいもの履かないヒカルちゃんは「ズック」です。

ズックっていうけど、今の人スニーカーっていうんだね。

でもって、私のは子供用です(サイズがねちいちゃいの)

お化粧はよほど体調が悪くない限り必ずします。

ただでさえ、青白い顔をしてますから・・・。

でも、それでも、この格好を見ると駅前とかで選挙運動している人たちは

誰一人私にビラをくれません。

お化粧品のサンプルとか配ってる人も

何故か私のときだけ手を引っ込めます。

欲しいのに・・・

帰りにお買い物に行きました。

その日に限って長い髪をおさげにしてました。

で、慣れぬ売り場のデパートに行ってスカーフ売り場にたどり着きました。

気に入ったものを見つけましたが、スカーフなんてつけたことないので

お店の人に聞きました。

「すみません、これって○歳くらいの人がつけてもおかしくない柄ですか?」

「贈り物ですか?」

「はい」

「まぁ、素敵ですね。おばあちゃんに?

「・・・です」

「・・・・。こちらも素敵ですよ!

店員さんの切り替えの早さに感激しました。

気まずそうな顔ひとつせず、商品について説明してくださいました。

ふと、近くに本屋さんが。

「あの・・・○△の本ってどのあたりですか?」

とたずねるとすっごくびっくりした顔をしている店員さん。

「・・・こっこちらです」

案内してくれました。ありがとう。

あ、あったあった。見てみよう・・・ 手にとって立ち読み。

「あの・・・」

と、おもむろに店員さん。どう見ても私より年下。目を合わせて後の言葉を待った。

「・・・中学校で今そんなの習うんですか?」

「・・・ ・・・ 仕事で・・・」

「!!失礼しました」

逃げていった店員さん。だまって「はい、そうです」といっておくべきだっただろうか。

しかし、いくらなんでも手に持っている本は習わないと思う。

だって「ネットワークプログラミングについて」だったんだ。
(買ったけど意味不明で放置)

どんな中学だよ・・・

今では、高校生や中学生の方が体つきも大きいし、胸も大きいし、スタイル抜群。

お化粧もばっちりです。

それが、お化粧しているとはいえ、おさげ+リュック+おべんと手提げ+子供用ズック

これだけで、「子供」になれるんです。

というか、今でも私は小学校のときの洋服、着れますから。

っていうか、着てますから。

年齢をさば読むにしても一体、何十歳さば読んでるんでしょうね・・・私って。

仕事場の人間もそうですが

そんな私が突然、大人びた今時のお姉さんみたいな格好して

髪を巻いて出社すると、顔合わせた瞬間「びくっ!!」とします。

誰?!と思っているようです。

というか、「誰?!」といわれたこともあります。

そこまで、化けてるんでしょうか・・・私は。

さすが、猫好きですね!!
20:50  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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