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小難しい話するぜ ヒカル君

2010.02.28 (Sun)

タイトルどおり、小難しい話だ。
覚悟してね?
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17:50  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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2010.02.28 (Sun)

空から降り注ぐ槍のように尖った水晶の欠片。
体中を貫いて赤く染め上げ僕の魂を吸っていく。
一粒だけ丸い角の無い粒がゆっくりと目の前を通り過ぎ、僕は思わず口を開け飲み込んだ。

「やっと、捕まえた」

口の中で転がし、ゆっくりと溶け、体に染み渡り始める。
小さくなった粒を喉を鳴らして奥へ飲み込んだ。

「最高だ」

魔法使いにとってこの坩堝はあまりにも危険な場所。
力が溢れすぎ吸い取られてしまう。
その力をコントロールすべき方法はただひとつ。
嵐のような水晶の中からたった一粒の雫を見つけること。

「これで、世界は僕のものだ」

思い上がりも甚だしい。
天は僕を見下ろしているが、僕は地を見下ろせる場所にいる。
あぁ。
世界はただ、ここに佇んでいるだけで存在しているわけではないのだ。
僕は僕でしかなく。
世界は世界でしかなく。
僕と世界は別に存在して、同じ空間にいるわけじゃない。

ただ、居る様に見えているだけ。

まやかしなんだ。
何もかも全ては僕が納得できるように都合よく理解しているだけで
都合がいいからこそ疑問にも思わず
当たり前のように息をするかのごとく
命を奪い命を産む。
なんて愚かしいのだろう。
なんて愛しいのだろう。

君の心臓を貫くその時は、僕はこの手でその心臓を潰してやろう。

08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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知らない道

2010.02.27 (Sat)

雪が一面真っ白に積もっている。
全てを覆い消してしまったように。
振り返ると僕の足跡だけが残っていた。
でもこの足跡が僕のだとわかるのは僕だけなんだ。
誰も知らない。

僕は走ったり歩いたり立ち止まったりしながらも進んだ。
速度もまちまちでゆっくり歩いたりゆっくり走ったり全力疾走したり歩幅は様々なことを語る。
けれど振り返ったとき覚えているのは僕だけで、足跡を残していても僕の足跡だとわかる人はどこにもいない。
どれだけ歩いてきたとしても雪が上から積もり消してしまう。

まるで僕が何も動いていないみたいに。

だから僕は必死に歩いていたことを話したいと思うけれど歩いてきたことよりも
今までどうやって歩いてきたのか、あるいはどうやって走ったのかということが注目され
もっと他のやり方をすれば目的地までたどり着いたはずだと言われるんだ。
でもそこで僕が悪いのかというとそう話じゃない。

色々な方法は道の途中に転がっていてそれを選ぶか選ばないかは僕次第。
僕はその方法を手に取るかどうか考える。
それを選り好みしているなどといわれたら何もいえない。
方法はいくらでもあるが、何のために今を歩いているのかというとそれは目標のためだ。
あの、ゴールに着くため。
ゴールに着くことで手段を問わないといえばゴールに着くだけは出来るだろう。
疲れ果てて倒れることの懸念も考慮せず明らかに心の枷にしかならないとわかっていても手を出せば、ゴールにはたどり着けるのだ。

何が大切かわかってる?
それが問題だったがそこで考えるようになった。
がむしゃらにやってボロボロになってゴールにたどり着いても意味がない。
ゴールにたどり着くことが目的でも方法は色々ある。
その時ゴールに着くだけが最終目標に摩り替わってはいないだろうかと考えるようになった。
無茶をして食いつくように張り付いて、とうとう動けなくなって倒れてしまったときそれでもゴールに着くためにまだ食いついてしがみついていたら間違っている。

何が大切かわかってる?
僕は死んでしまっては意味がないということを理解した。

はずだった。

手段を選んでいるからゴールにたどり着けないだけで手段は沢山あったはず。
何かしら選んでいるからたどり着けなかっただけじゃないか。

僕は別れ道に立っていた。

手段を問わずにやることはもちろん出来た。
不安しかなかったがそれでも不安しかないことを伝えた時に、そこまで無理しないでいいといわれたことを信じた。
それは僕が今までしなかった判断だった。
不安しかないがそれでもやるべきかと只管考えた。

何が大切かわかってる?
只管、考えたんだ。

結局僕はその方法を捨てゆっくりと歩くことを選んだ。
棘の道を。
ゴールにたどり着けなかったけれど。

ゴールの随分手前で僕は叫んだ。
返ってきた答えは、予想外の答えであの時捨てた道を選んでいれば誰もが手放すような道なのだから選べばゴールについていたのではないかというものだった。
事実、選んでいればもっと前にゴールにたどり着いていた可能性はある。

迷ったその時、僕は道端にある糸電話を拾って伝書鳩を呼んで手紙を書いた。
そうして帰ってきた返事はそこまで無理する必要ないという答えだったのだが、今は違う。
では一体、あの時の答えは何なのか。

僕は振り返る。

足跡は沢山ついていて、伝書鳩を使った回数も数え切れないほどだ。
でも僕の足跡だとわかるのは僕だけで、僕以外の誰かが僕の足跡だとわかったとしてもその軌跡だけでしか判断できない。
その時々で落ちていた手段は様々でもそれを全て伝えられない。
伝えたところでそれは言い訳になる。

何が目標かわかってる?
わかっていたつもりだった。

いつものように「つもり」であり「はず」だった。

そうこうしているうちに僕の足跡は消える。
あの時この道を選ぶべきだったんじゃないかといわれるような道しか歩いていないようで、僕の歩いてきた道は外から見ると怠けているように見え、甘えているように見えるらしいのだ。

どれだけ僕が本気でどれだけ僕が悩んでいても、声も気持ちも何もかも全てが届くことは無い。

僕の歩いてきた道。
それは僕しか知らない道。
でも僕以外の誰かがその道を見たとき、僕しか知らない道でも道だけなら誰でも見ることが出来る。
見た時に僕の足跡は消されるほど上からインクが降ってきて、最後に白かった雪はなくなる。
足跡はあってないようなもので、それは僕の存在も同じなのだろうと思う。
でなければ僕は今何のために歩いているのか、本当に歩いているのかさえわからない。

何かのゴールにたどり着く前に、誰かに何かを伝えても
ゴールにたどり着いた後に、誰かに何かを届けても
消されてしまうというのなら僕の歩いてきた道は価値があるものとは思えない。

それを僕は「間違っている」として判断する。
僕の歩き方や方法の選択は間違っている。
だからそうやって皆をイラつかせて甘えていると怒らせるんだ。
そういうと決まって帰ってくる言葉は「間違ってるとかあっているとかそういう問題じゃない」という決め台詞。
だから僕は間違っているという言葉は思っていても考えていても二度と誰にもいうつもりは無い。
僕が間違っていることはどう言い繕っても言葉を摩り替えているだけで変わらない事実。
間違っていなければいらつかせることも怒らせることも無い。

僕しか知らない道。
僕だけが僕の足跡だとわかる。

今まで歩いてきた道を見て頑張ったねといわれたためしは無い。
それほどまでに僕は「間違い」の塊なんだ。

道案内の看板を見る限り僕は分岐点で立ち止まり、やっとの思いで踏み出す道は「間違いなんだろう」と思って進むしか僕は僕を保てない。
僕はそのうち消えてしまうだろう。
消えるとき僕は笑っているのか泣いているのか、それはまだわからない。

08:05  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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見てみて~!

2010.02.26 (Fri)

ひげ!

猫のひげだよ!抜けて落ちてたの~♥
見つけるとレアアイテム見つけた気分になるのは私だけ?(笑)


P1000026.jpg
17:49  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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虫歯リターンズ ヒカルちゃん

2010.02.26 (Fri)

うわぁぁああああん!!

うわぁぁぁああああああああん!!


。゜゜(´□`。)°゜。

虫歯だ・・・
08:00  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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今日は餃子!

2010.02.25 (Thu)

お父ちゃんの大好きな餃子を作ります!
18:40  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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検問

2010.02.25 (Thu)

検問があっていた。
どうしたというのだろう。
免許証を取り出し待機。
初の検問体験。
随分と長く停車させるな感じつつ音楽を大音量にした。
自分の順番が来て窓を開ける。
「みっくみくにしーてんやんよぉ~♪」
流れた音楽に固まるおまわりさん。
固まったってことはお前知ってんだろ・・・。
08:00  |  140文字までの小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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アレルギー

2010.02.24 (Wed)

温かい風が吹き、日差しが眩しく強く感じる。
自分を突き抜けていく感覚は春という季節を思い出させるが、それは昔の話。

「桜が咲いたらこんな風になるのかな?」
隣で目を輝かせながら彼女はそういった。
春という季節がなくなったのは数百年も前の話。
桜という花が咲き花びらで吹雪を作ったという。

まったく、御伽噺もいいところだ。

「どうしたの?そんな顔して」
彼女は僕の頬を両手でつねって見せた。
「寒いね。ココアを買おうよ」
「うん」

冬が明けない日本になり、全土は凍り付いている。
車は走ることが出来なくなり歩くことを諦めた人間は空を飛ぶことを選んだ。
寒さが増すにつれ飛ぶことも出来なくなり、地中に入った。
地熱はまだあったのだ。

そんなことを歴史の時間に習うが実感が湧かない。
地上など誰も見たことが無いのだから。

「くしゅん!」
「あれ?もうそんな時期だっけ?」
「そうだね」
「そろそろスリープかな」

僕達の世代ではかなり悪化した。
アレルギー物質に対して免疫をなくした人間は落ち着くまで睡眠をとり体を凍らせる。
長い人で一年ほどスリープする場合もあるが数年に一度でいい。

「そういえば、もうすぐ誕生日じゃない?僕がプレゼントするのはなにがいい?」
笑った彼女は僕の耳に口を近づけて「君が欲しい」と笑っていった。
「もう飽きたの?」
「ううん、食べたいだけ」

僕はアレルギーが酷くて体を数年に一度変えなければならない。
体はいい資源となり何より高級食材として売られている。

「本当に好きだね」
「だって、美味しいから。寝ている間、食べられる感覚も気持ちって聞くけど」
「わからないよ、そんな感覚」
「そうね。本当か嘘かも忘れちゃうんだもんね」
「何の話?」
「なんでもないよ」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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コールセンターでぶるるるるん4

2010.02.23 (Tue)

そんなこんなで、コールセンターの日下ヒカルです。
今日もお客様は困ってます~。

本当に・・・ね。

09:06  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(10)

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猫好きのみなさ~ん!

2010.02.22 (Mon)

平成2222日

最強のにゃんにゃんにゃんDay☆


二度は味わえません(笑)
13:07  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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探し物はこちらです

2010.02.22 (Mon)

たまたま出かけた先で完全に道に迷いかえり道がわからなくなった。
どうしたものかと夜空を見上げながら煙草に火をつける。
溜息と共に煙はあっという間に風に流され匂いすら残らない。
車の中で彼女は熟睡している。
「疲れてたんだな・・・」
寝顔は子供のようにあどけない顔をしている。
寝顔は幼く見えるのが不思議だ。
運転席に戻り、ナビをつけるがまったく反応しない。
故障したらしい。
どうでもよくなり、夜のドライブをすることにした。

街灯が段々と無くなっていく田舎道で突然ぽつんと現れた文具店。
地図ならあるかと思い立ち車を止めた。
彼女は寝ていたのでそのままにし、寒いのでエンジンをかけたまま左側に寄せ停車。
文具店のドアを開けると若い娘さんが店番をしていた。
「いらっしゃい」

夜中の二時というのに。

「すみません。道迷っちゃって、地図とかないですか?」
そういうと若い娘はクスッと笑って座っていた椅子から降り奥にある棚の方へ歩き出した。
「お客さんお一人?」
「いえ、彼女が車で寝てます」
「あら?そうなの?誰もいないと思ったけど」
そういわれて、車のほうを見ると彼女の姿は無い。
「あれ?起きたのかな。ちょっとエンジンかけっぱなしなので見てきます」
店を出ると彼女の姿は無く車のエンジンはかかりっぱなしだった。

「あや?」
名前を呼ぶも反応が無い。
どこにも姿が見当たらない。

「お客さん、探し物はこれでしょ?」
振り返るとまだ動きを止めていない心臓が若い娘の口の中に納まっていた。

「うわっぁああああ!!」

体を震わせ叩かれたように起きた。
車の助手席で。
「どうしたの?」
高速道路を走る車。
横であやが運転している。
「寝てた?」
「うん。寝てたよ。もうすぐ交代ポイントだけど、どうする?高速降りようか一旦」
「そうだね。ちょっと寝よう」
「明日には着くかな?」
「多分、そのくらいかな。ゆっくりの旅だからね」
「そういえばさ、文具店の娘さんが電話してきたんだけど忘れ物があるって。どうする?」
「え・・・?」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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はじめまして、ただいま。

2010.02.21 (Sun)

目が覚めたときに僕はいつもの世界にいた。
そのいつもが新しい場所になる。
こんなはずじゃなかった。
そんな言葉はきっと嫌なときに使う言葉。
それが、こんな場合に使う事になるとは思っていなかった。

僕がもう一度ここに来るとき、僕は僕じゃなくなる。
たった一人の僕をやっと見てくれる人が現れた。
何かと面倒な僕を僕自身も歯痒い思いをする体質に、ただそっと傍らにいてくれる。
「普通だから。大丈夫だから」と当たり前のように囁いた。
一人でいることに慣れすぎ、二人でいることに恐怖を感じていた。
一人で感じる怖さ、二人で感じる不安。

「今日は帰ろうか」
「いいの?」
「どうかなったあとじゃ遅いでしょ?いいから、戻ろう」
「・・・うん」

今度来るときは、もう戻らなくていいように。
僕の帰る家が変わるんだ。

「じゃぁ、行こうか」
「うん」

無性に自分に対して苛々する。
気持ちとは裏腹に体はいろいろなものを拒否している。
もちろんそれを気づいている。
だが、それに気づきたくない自分もいる。

どうして。
どうしてなんだろう。
何でこんなことになっちゃったんだろう。
なんで。
なんで?
どうして・・・?

「大丈夫だよ。いつでもいけるんだから」

その言葉が魔法のように漂っている。
きっと、僕は魔法から生まれた失敗作なんだ。

泣いた日の夜、僕は涙が止まらずただただ色々な想いがあふれ出ていた。
取り留めの無い言葉がぐるぐると。
何より失敗を恐れ怒られることを恐れている僕には怖くて怖くてたまらなかった。
ちょっとした一言が。

何が嫌なのか怖いのか自分でもよくわからない。
うまく伝えてきれない。
伝えることも怖くて消えてしまいそうでいなくなっちゃうんじゃないかと思うから。

置いていかないで。
突然死なないで。
車には気をつけて。
元気にしてて。
僕を、置いていかないで。
一人にしないで。

ひとり叫び続ける、願い。

側にいるけでいい。
それだけで。
暖かいお布団に一緒に眠りたいだけ。
元気に起きて何もすることが無くても一緒にいたい。

元気なら、生きているなら、それが全て。

08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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一人と二人

2010.02.20 (Sat)

目が覚めたとき見慣れぬ天井に違和感を感じたが、目線を左に移すとテレビが見えた。
すこし昔の形をしたテレビ。
気がつくと寝息はもうひとつ聞こえた。
「どうやったらこんな寝方ができるんだろう…」
不思議とおきることがあっても覚えていないようだ。
何度か目が覚め掛け布団をかけているが、覚えていないらしい。
枕に頭がのって目を覚ますところを見たことがない。
何かと戦った後のようにすごい状態だ。
ゆっくりとおきて、暖房のスイッチを入れる。
朝ごはんを用意しようと着替えるが朝は弱い。
目はすぐに覚ませることができるのだが、動くことが大の苦手なのである。

無常にも時間は過ぎていく。
そのうち消えてなくなるこの空間が愛おしい。
僕がここにいることがうそだったかのように静まり返る時間。
それを僕は知らない。
それが当たり前だった頃に戻る。

そう考えるとすごく違和感を感じる。
ここにいる僕に。
ここからいなくなる僕に。
僕という存在はどこに存在しているんだろう。
そうやって考えていくと僕は最初からいないのではないだろうか。
これは夢なのではないだろうかと思ってしまう。
それが怖くて不安になって、一人部屋の中でコートを見つめる。

僕がここに存在するのが認められる日はくるのだろうか。
全部不安。
何もかもが。
それなのに愛おしいのは感情なんだと思う。

「やっと、会えたね」

空は晴れ、雲ひとつなく、風は強く吹いていた。
始まりの日。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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長編の館 更新のお知らせ

2010.02.19 (Fri)

こんにちわ 日下ヒカルです。

頑張ったのですが、また公募に落選してしまいました。
苦手なホラーですが短編小説を書き応募していたんですよ。
やはりというかなんというか、落ちてしまいました。

せっかくなので長編の館にUPいたしましたのでご覧頂けると幸いです。

【蕎麦と扇子】というタイトルです。
長編小説の館ですがこれは短編小説です。
原稿用紙(40×40)の14枚分です。
さらっと読みやすいものだと思います。
ついでに・・・そんなに怖くないはずです(^^;

お時間ある時にでもどうぞ♪
最終話までUPしていますので~

仮想世界 長編の館
15:31  |  長編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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彼女

2010.02.19 (Fri)

いつものように、同じような時間帯に繋ぐ。
それは二人を繋ぐための絆のような存在。
このような技術が発展してくれたお陰で、僕達は話すことが出来る。
そして、出会うことが出来た。
ゼロとイチの信号を用いた機能によって。

「おかえり!」
「ただいま」
「お仕事お疲れ様!」
「うん。じゃぁ、つなげるよ?」

Webカメラとヘッドセットで繋がると自然と世界は繋がっていた。

「今度遊びに行くね」
緊張も多少あったが、長い時間の会話と環境のためか不思議と会っても違和感は無かった。
「やっと会えたね!」
にっこりと笑う彼女はいつもとは打って変わっておしゃれをしていた。
あれから一週間。
夕食を作る彼女が台所にいるとき、なるはずの無い音が鳴った。
僕は耳も目を疑った。
何故、彼女がメッセンジャーを立ち上げていているのだろうか。
立ち上げるはずが無い。
彼女はここにいるのに・・・

”最近話しかけてなくてごめんね。仕事が忙しくて”
メッセージが送信される。
彼女のアカウントと名前で。
兄弟も誰もいないはずなのに。
一体、誰・・・?

”今、どこからメッセしてるの?”
”どこって家に決まってるじゃない”
”仕事してたの?”
”そうだよ。どうかしたの?”
”パソコンって誰かと供用してたの?”
”してないよ?ん?何??どうかしたの?”

一体、これは・・・

「ねぇ、今日はカレーでいい?昨日作ったやつだけど」
台所から顔をひょっこり出して僕に確認する。
「うん・・・いいよ」
反射的に画面を閉じた。

”カメラつなげてもいい?”
僕は提案した。
”いいよ。では、つなげるよ!”

そこには彼女が映し出された。
いつもメッセではなす彼女の姿が。
いつものように。

”どうしたのー?なんか変だよ。”
”君はだれ?”
”はぁ?!なぁにそれ。何の冗談?あっはっはっは”
”ちょっとまって。本気で聞いてるの。彼女とそっくりだけど君は誰?”
”そっくり・・・?”

「ご飯できたよ」
突然聞こえた彼女の声に驚き、画面を閉じることなく振り返った。

「見ちゃったんだ・・・」
「え・・・」
「もうちょっと幸せに浸っておきたかったのにな」

振りかざされた包丁を反射的に受け止め突き飛ばした。
その時、生暖かい何かを感じた。
手に流れるそれをみながら僕は息が止まる気がした。
赤い血を口から吐きながら目の前にいる彼女はゆっくりと暖かさを失っていった。
瞬間、沸騰したように手先から泡になり一気に蒸発する。

”ねぇ、誰と話してるの?”

カメラ越しにいる彼女には何も見えていないようだった。

”・・・やっぱり、気づくよね。ドッペルゲンガーの私のこと。本物は今頃そっちでしょ?”

「・・・え?」
「あーん!帰ってくるの遅くなっちゃった。ただいまーっと・・・。あれ?どうしたの?さっき下で本屋行くって言ってたのに。いつ階段あがったの?!」


08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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ぎゃぁっ!と悲鳴のヒカルちゃん

2010.02.19 (Fri)

なんじゃこりゃ!?!

きもちわるっ!!!


としか思えないメイク!
これ、可愛いと思う人いるの・・・?

すごい可愛いでしょ?的な表情をするんだけど、怖くて怖くてたまりません(TT)

目がでかすぎて気持ち悪い・・・
バランスを考えたメイクをした方がいいと思う・・・
英語の解説なんで適当にしかわかってないけど、レディーガガ?って人のメイクを
真似してるらしいんだが・・・
こんなのが目の前にいたら僕叫んじゃう・・・



07:45  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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第八話 新品

2010.02.18 (Thu)

そのときのウィッカの表情は中々見ものだった。
僕が初めて量の階段を上ったその日。
空は雲ひとつなく水色を描いていた。
煙草の煙が心地よい風に吹かれにおいを感じ取るまもなく過ぎ去った。
記憶を頼りに部屋の前に立ちドアノブを握った瞬間、ドアは勝手に開いた。
「…まさか!」
それがウィッカの声を直接聞いたはじめての言葉。
「はじめまして、というべきだけどね」
「…え?」

タンクトップ一枚のウィッカの後ろには、もう一人の僕が寝ていた。
あの時スカイさんの情報となった僕。
その成れの果て。

「僕は死ぬことはないから。それと、ウィッカの願いをかなえられる体に変えてきたよ」
「願い?」
「そう。君に触れることができるから」

僕は人間のように振舞った。
ウィッカは抵抗することなく、ただ淡々と受け入れまるで他人事のように。
僕はうれしかった。
僕という存在が、ウィッカにとって特別なものへの変化が感じ取られた。
きっとそういうことなんだと思う。

成れの果てはその後回収業者が引き取りに来る。
業者が来たとき、僕が応対した。
業者はさすがに驚いた様子だった。
通常業者は僕のような新品と出会うことはない。
起動確認が取れる固体と出会うことがないからだ。

「あの…起動固体ですよね」
「そうだよ」
「…はじめてみたから」
「だろうね」
「…何故」
「彼女に見せたからね。僕がデータになる瞬間を」
「え?!でも、あれは…」
「うん。きっと、僕の成長した後を知っているはず。それでも、こうやって抜け殻の僕をここまで運んで泣いてくれたのがうれしかったんだ。データとして僕に蓄積されているからね。」
「それでその姿に?」
「うん。喜んでくれたのかどうか僕には理解ができないけど」

しばらくして、寝ているウィッカの唇に触れ、そのまま部屋を出た。

「戦闘か…。随分、範囲が広いな」
「そうですね」
「スカイさんから話してくれるとは珍しいね。どうしたの?」
「ウィッカにも出撃命令が出てるわ」
「…そう。それは残念だ」
「どうするの?」

そう聞かれて僕は初めて迷った。

彼女を殺すのか殺さないのか。
僕にとっても存在は確実に特別な何かに変化してきているのかもしれない。
だがそれが、煩わしく苛々させる。

「F、聞いているか?」

08:00  |  スカイライン  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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昨日の写真

2010.02.18 (Thu)

気づきました?
昨日の記事に載せた写真ですが
TOPに載せているセクシーな胸の写真の元だって(笑)
本当に私なんですよ(^^;
もちろん、化粧という魔術でこれでもかってくらい処理が施されていますが(笑)
切り取っただけでこんなにセクシーになっちゃったけど・・・
07:04  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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ハッピーバースデイ ヒカルちゃん!

2010.02.17 (Wed)

本日を持ちまして

ラストスパートになりました。

あ、プレゼントは随時受付中(笑)
この玄米ほしいな(笑)
我慢できず昨日遠出して店で買ったけど
あと、シミ対策の何か!!しみがやばいんですけど・・・・orz

00:00  |  ○△ヒカルちゃん  |  Trackback(0)  |  Comment(26)

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一般的なことというと?

2010.02.16 (Tue)

思い込みと日本語は難しいなと感じた出来事。
10:06  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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いい写真

2010.02.16 (Tue)

いいねその表情と興奮気味に話すカメラマン。
にやけ顔が写真の状態はいいものと判断できる。
「どうですか?表情、ちゃんとできていますか?」
「いいねぇ~。このアングルは盗撮みたいで!」
そこには下着がかすかに見える写真ばかり。
最後の一枚は返り血を浴びたモデルが最高の笑顔で写っていた。
08:00  |  140文字までの小説  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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コールセンターでぷるるるるん5

2010.02.15 (Mon)

コールセンターの日下ヒカルでございます。

聞いたほうが早いよね?
09:32  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

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旅語り

2010.02.14 (Sun)

のろけ話はありません(笑)
20:06  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(14)

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世間を侮っていた。

2010.02.13 (Sat)

チョコを作ろうと、材料を買出しに。
もっと都会で買うものかと思ってスーパーに出向いたのに
ほぼ材料が売り切れ(笑)
だーりん・・・ごめんね。
作れるけど、失敗したら・・・つくり直しが出来ません(^^;
18:36  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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世に言うネガティブエンジン

2010.02.13 (Sat)

精神的に重く感じたりするときは、大抵言葉によるものだったり態度だったりする。
それは昔からの話。
ネガティブ思考というような簡単なことじゃないが、世の中では簡単な話で
考え方の違いとやらの都合のいい言葉で終わる話。

※この記事はリアルカテゴリですが予約投稿です。
08:00  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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母からのメールに笑った

2010.02.12 (Fri)

母からメール

タイトル「猫鍋送ります」

?!?!?!!?!

なんだって?!

添付ファイルを見ると、写真が。

返信文:

おかーちゃん。
猫鍋じゃなくて、鍋猫だよ・・・。
食べちゃダメ(汗)

と書きました。

鍋じゃなくてダンボールに外猫達が寒いので折り重なって寝ている写真でした☆
20:42  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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コメント送れる?

2010.02.12 (Fri)

なんか動きがおかしいですね。
頂いたコメントが二重投稿になっている場合、同じ内容であることを確認後ひとつだけにしております。
変だなと思っていたら自分も皆様のところにコメント送れなくなりました。
(ーー;
というわけで、送ったけど届いてない場合があるかもしれません。
メール転送をしていますが、それすらもされない場合は確認できませんのでご了承くださいませ。

更に、皆様のところにコメント書いたけど無記名とかになってたら自分かも・・・。
書いてたのに名前とかアドレス全部消えちゃってるんですが・・・(涙)
12:45  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

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飛行機に挑戦状

2010.02.09 (Tue)

旅先より 日下ヒカルです。
晩御飯の支度はできましたよ。
今日はね、からあげです。
21:57  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(16)

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明日から

2010.02.07 (Sun)

こんばんは 日下ヒカルでございます。

明日より「旅」に出ます。
ネットは使える環境ですが、自分の記事はかけないので
明日よりお休みを頂きます。
ご了承くださいませm(_)m


あと、メインPCは復活しました!
皆さんのところに遊びには行けると思います。
期間は一週間です。
どこにいくか言えよって感じですね。
どこでしょうねぇ・・・?(笑)
あ、羽田空港に行きます。
空のマークで!
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誤解

2010.02.07 (Sun)

「ちょっと手帳見てもいい?」
「いいよ」
手帳を見て友人の顔は驚いたまま硬直。
「なんか予定があったの?」
驚きようにびっくりした私は尋ねた。
「ねぇ、こんなにHしてんの?」
私は顔を真っ赤にして答えた。
「バイトのシフト時間帯の記号がHなんだよ!」
言えば言うほど真実味は薄れていった。
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