サイトマップ

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

拍手する


一瞬の緊張

2010.06.30 (Wed)

きっと、一瞬だった。

あの一時間が。


「ねぇ!あそこに見える灯台にいこうよ!」
「どこ?」
「ほら、あの向こう側にある灯台!」
「あれ、灯台なの?」
「わかんないけど、かわいいじゃん!あの建物!」

彼女ははしゃぎならが真白い塔を指差し、灯台と呼んでぽつんとたたずむそれを見つけたことへの喜びを体中で示していた。
早歩きで僕の前を歩いていく。
遠くに見える灯台が近くに感じるようになるには、一時間以上かかった。
やっとのことで、灯台を間近にしたときあることに気がついた。

「これ、煙突?」

どうやら、地面から生えた煙突のようなのだ。
建物の上からは煙が出ていて、まったく入る隙間がない。
だが、地面から煙突が出ているというのも妙な話だ。

「ねぇ、なんか変なにおいしない?」

それは、彼女が気づいた。

でもそれは、もう遅かった。

「オイ」

唐突に話しかけれれた僕らは何の躊躇もせず声のほうへ振り返った。
だが、突然口をふさがれあっという間に持ち上げられ連れて行かれた。

どこかに。

延々と続く螺旋階段。
揺られる自分の体。
時折聞こえる小さな彼女の悲鳴。

一体どのくらいたったのか。

やっとのことで部屋らしき場所に着いたが、そこに放り投げられる。
口だけふさがれているが、それもぞんざいな塞ぎ方だったので両手も自由なことからすぐにはずした。
だが、一体ここが何なのか問いただす気力はもはやなかった。

「いい材料だ」

それが、後から現れた白衣を着た男が言った言葉。

気がつけば僕は頭だけになっている。
あれよあれよというまに、体はどんどんばらばらにされていく。
それを見ている彼女は正気を失い蒼白した顔でうつろな目を僕に向けている。

僕は新でもおかしくないはずなのに生きている。

「まったく、脱走した記憶すらも無くすとは出荷前にバグが見つかってよかった」

一体、この男は何を話しているのだろう。


スポンサーサイト
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

拍手する


告白

2010.06.28 (Mon)

「私は、ただ人を殺しただけです」

それが、交番のある目の前の道で通りすがりの私に言われた一言だった。

「は?」
あまりのことに、私は内容が理解できずそう答えた。

「人って、案外簡単に殺せますよ。そう、たとえばごみを捨てるかのように」
女は空を見ながら話し始めた。
「ほら、毎日ごみは捨てるでしょう?毎日、トイレには行くでしょう?それと同じ」
「同じ・・・ですか?」
「そう、人の命は大事なんていうけれどそんなに大切にされてないんです。あっという間なんです」
「あっという間、ですか」
「えぇ、こうサクっとりんごにフォークを刺すように」

横断歩道の前に立ちふさがる女は、私に唐突に話しかけ殺人をしたといい始めた。
一体何が言いたいのか。
目の前にある交番に自首したいと言っているのか。
見知らぬ女に対して、どうして欲しいのか。

何をしたらいいのだろうか。


「気づかないんですよ」
「・・・何を?」
「自分が、殺されていることを。突然、刺されたりしたら」
「・・・え?」

気づかぬ暖かさを持った赤い液体は、私の腹からゆっくりと流れ下へ落ちていった。

それはきっと、咄嗟の出来事だった。
考えてない。
何も考えていなかった。

ただ、手はすぐに動いた。

「きゃぁ!!!」

「女の人が刺された!」

「救急車!!」

刺されたナイフで刺した。

女は笑いながらその場に倒れ二度と動かなかった。



08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


時間貯金箱

2010.06.26 (Sat)

「あー・・・なんか異様に早くつきすぎたな」
時計を見ても、待ち合わせ時刻まで三十分はあった。
「こういうとき、本当にコレ便利だよな」
そういうと、一緒にいた弟が鞄から取り出した。

俗に言う時間貯金箱といわれる時空制御装置。
タイムセーバーってそのままだったりする。

余った時間をこのタイムセーバーに吸収させると、時間は吸収させた分一瞬にして時間を収縮させる。
逆に、吸収させた時間を放出すると一瞬にして時間を膨張させることができる。

これを、ほぼ全員が今の地球では活用されている。

誰も気づくことのない、大きなバクを抱えたままの装置。
そのバグを修正しようと立ち上がった一人の男は、バグに飲み込まれ、存在が消えた。
その男がバクを修正して存在する時空間に戻った。

それが、バグを修正したと思い込んだ男の最大なる失敗だった。

「あれ?ねぇ、あれってお前じゃない?」
「はぁ?!」
同時空間に存在する同一人物。

ありえないはずの、対面。

「嘘だろ・・・」

この、瞬間。

「おい!」

一人の時空制御が狂った。

刹那、バグは存在を知られまいと時空制御下にある人間の脳へ干渉を始めた。

それがこの世界の始まりでもある。
とうとう消えてしまった人間達の復活を望んだ世界コンピュータは作り出した人間を増やし
たった一人の寂しい世界を修正しようと、自分の望んだ世界を作り上げた。

「信じられない話だよな」
「まぁ・・・」
「俺達って結局、何なんだろうな」
「・・・そうだな、ペットなんじゃないか?飽きたら捨てるんだろう」
「それは物だろ」
「じゃぁ俺らは物だよ。モノなんだよ」
「作られたモノか・・・」


08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


ぺらぺらの封筒

2010.06.25 (Fri)

こんばんは 日下ヒカルです。

今日は引っ張り出してきた漫画「はちみつとクローバー」を読み返して
泣いた一日でございました。

あれは、名作。
ビバ!はちクロ!

さて、そんなヒカルたんですが腱鞘炎を再発させました。
いってぇ・・・orz

きっかけは仕事場でなんかマウスが動きにくいなと思ってあれこれ変な姿勢で一日仕事したからだと思います。
マウス使ってると右手疲れるよね・・・
本当はマウス大嫌いですが、そうも言ってられないソフトなので使ってます。
ソフトってのは会社の自社製ソフトだよん。

これがまた突っ込みどころ満載のソフトで、信じられないくらいバグが残ってんの。
驚きよ?
ありえないよ?
私がもしテスターだったら、全部許可しない。
正常の動きじゃないってつき返すよ。PGに。
信じられないもん。

また、更に信じられないことにいろんなソフトが独立して業務によって分かれており
連動性が無いためにヒューマンエラーを発生させる確率が高いという恐ろしい環境。

もっと恐ろしいのが、PC環境。
このご時勢に、IE開くのに時間が掛かり初期ページ開くのに重たくて
挙句の果てにはフリーズするからお客様との会話中に必要でも使えないと思ってしまうこと。

ありえないでしょ?(ーー;

もぉねぇ・・・不便というか、なんというか・・・
セキュリティーをガンガン固めようとしてるのに基本がうすっぺらいから
システムがまったくついていってないの。
だから、すごい重たいし自社システムさえ重すぎてマウスが動かなくなったりする。
超焦る。
いろんなヤバイ汗が出る。

ドバっと。
一瞬にして、出る。

びっくりする。
果てしなく怖い。

システムの改修があるって聞いたとき、要件定義書と仕様設計所を見直してくださいって嘆願したかった。
いち派遣社員ができるはずないけど☆

まぁシステムの前に一番願うことはせめてOSとPC自体の処理速度くらいはどうにかしようよ☆
とか思っちゃう。
だってさ、Pen3とかだよ?多分メモリも256M ありえなーい!!Σ( ̄ロ ̄lll)

 ※簡単に言うと、私のPCはメモリが2G 1G=1024M つまり、1/8です
  CPUは例えが浮かばない☆

普通にWindows起動するのに5分かかるもん。
メーラー起動するのに2~3分だしね。

しんじられなーい!

ってことで、何が言いたかったのでしょうね。

タイトルと全然違うことになっちゃった。

本当はね、封筒貯金の話をするつもりだったの。
でね、封筒を買ってきたの。

駄菓子屋さんで貰うようなたて筋の入ったぺらっぺらの封筒。

わたしあれ、超好きなんだ☆

00:07  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


聞こえてくる歌

2010.06.24 (Thu)

もう誰も住んでいないはずの洋館から聞こえてくる歌。
仕事帰りの真夜中に。
気味が悪いとしかいえない状況だけれど、なんとなくその歌声が心地よかった。
まるで、手招きをしているかのような声にうっとりしていた。

「聞えているの?」

その歌が急に止まった。
聞えてきたのは僕に向かって話す言葉。

「・・・」

僕は返事をしなかった。
いや、僕は返事ができなかった。

声を失ったから。

「おいで」

怖かった。
でもその声は優しかった。

ゆっくりと玄関に向かうが、もう何年も人が入った気配がない。
古びた洋館。
枯葉が気味の悪さを余計な演出として盛り上げる。

怖い

「二階へどうぞ」

よく見ると奥に階段があった。
靴も脱がずに僕は玄関から部屋に入りそのまま階段へ向かった。
月明かりしか頼れる明かりはない。

「どうぞ」

長い廊下を歩いていると、突然ドアの置くから声が聞えた。
開けようか、迷った。
開けてしまったら戻れなくなるような気がした。

歌だ。

歌が聞える。

綺麗な歌声。

僕に似た声が聞える。

「そうだよ。私はあなたの声」

声?

「うん。あなたは声を失ったんじゃなくてなくしちゃったの」

無くした・・・

「もう話したくないって思っちゃったから私はあなたの中から飛び出たの」

話したくないと・・・思ったよ。
もう何もかも忘れたかった。
全部なくして忘れてしまいたかった。

僕は、もう一人だから何もかもなくしてしまったから
二度と人と関わりたくなかったんだ。

「でも、寂しいんでしょう?」

寂しい?

「歌は空気になるの。歌は気持ちなの。あなたの歌は悲しい歌。でも、幸せを願う歌」

幸せになれるものなら、戻りたい。

あの時間を取り戻せるのなら。

「そうだね、あなたは悪くない。でも、周りが許さなかった」

うん

「でも大丈夫。もうすぐ何もかもあなたを迎えに来る人がいる。その人を信じて」

迎え?

「そう、さぁ歌って。あなたの歌を」

僕の歌

声が出ないのに僕が歌うの?

「大丈夫、私はあなたの声だから」

心で歌って

大好きなあなたを思う

届かない想い

届かない願い

忘れないで

ここにいたことを

忘れないで

生きていたことを



08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


仕事前

2010.06.23 (Wed)

おはようございます 日下ヒカルです

飛行機のチケットを求めています。

お財布にやさしい額のチケットを・・・

どこで買ったら安く手に入るかご存知の方!

こっそり教えてください・・・m(_)m


一応会社帰りに博多駅にあるチケット屋は見てみようかと思うんだけどね・・・


ただいま~ヽ(´¬`)ノ 

博多駅のチケット屋さん 会社帰り寄ったら閉まってた・・・orz

えーんえーん(涙)
08:57  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


帰宅後の、後

2010.06.22 (Tue)

きっとこんな風な結末は用意されていたんだと思った。
多分最初から。
どんなに願ってもこの最後を変えることはできなかった。
私が殺されるというバットエンド。
あぁ、なんでこんなことになっちゃったのかな。

「そりゃそうでしょ。だって・・・」
「わかってるわよ!」
「だったら、自業自得!」
「そうだけど・・・」
「急いだっていいことないよ。地道にしていかないと」
「またやり直しか・・・」
「えぇ?!セーブしてなかったの?!」

08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


偏頭痛でノックアウト

2010.06.21 (Mon)

痛い!!!


こんばんは 日下ヒカルです

昨日は完全にめまいがして、丸一日めまいが治らず平行感覚が悪くて
寝返りうっただけでもぐわんぐわんしてて
ダメでした。

安定剤飲んで就寝

朝起きても、船下りた後みたいになってて頭痛との闘い

今は、光との戦い

去年初めて発祥した偏頭痛

対処法がまだわかりません。

今は光に過敏なので、サングラスON!

部屋の中でよ?

↓ 写真貼り忘れた(笑)

sang.jpg


猫がすごい形相で逃げていくんだって(笑)

いや・・・悲しいくらいに・・・猛ダッシュ・・・orz
21:08  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


キレたヒカルの叫び声

2010.06.20 (Sun)

昨日から苛々してついったーで愚痴ったけど、収まってない日下ヒカルです。

おはようございます。

あれ?!って思った?
すばらしいね!
そう、今日は日曜なのに日記書く余裕があるってことさ。

その説明をしよう。



愚痴なんて見たくない方は、続きを見ないでね☆





























昨日出社して担当が割り振られました。
その担当は私ひとりで100件以上の電話をかけるってことになってた。
ありえないし。
つか、驚いた。

それも、「今日中に終了させてください」とか書いてあるのよ。

えぇ?!?!(汗)みたいな。

かけるだけならまだしも、かかってくる電話も私はとるからね・・・
そんなことやってたら間に合わない。
どうあがいたって間に合わないレベル。

必死になってその仕事をしてたんですが、途中で確実にやばそうだと判断し上司に報告。
「では、夕方頃みんなでしましょう」といわれたので安心して「今はちょっと人が少なくなったから別の作業してもらってもいいかな?」といわれたことも快諾。

しかし!

みんなが手伝ってくれるなんて時間は訪れませんでした。
かなり全力疾走で仕事をこなしていきました。
他の部分の担当はかなり暇だったらしく新人さん二人でゆっくりやっても余裕だったみたいなんです。

「明日さ、今日みたいな感じになるから休みたいとかある?」
と、言い出した上司。
「は~い」
全力疾走後で疲れ果てた私はふざけながら手を上げた。

その後、電話してくるといって出て行った上司が帰ってきたら私ともう一人の同僚に対して「明日お休みにしていいよ?ゆっくり休んで!」といったのである。
「了承を得ないとダメだしねぇ。後で給料が減ったとか文句言うなよ~(笑)」とかいってるんだけど、シフト管理している社員が休めといってるのに嫌だといえないじゃない。

私らはどっちでもよかったんで「どっちでもいいですよ」と話していた。

結局二人とも今日は休みになった。

その後が問題なのだ。

8月のシフトに関してお盆休みなどというものが存在するのか確認した。
休みを取る場合、早めに言えといったのは面接時でありみなもそうしている。

その話をしたら、上司はこういった。

僕の好みなんですけど、有給消化に使って欲しいんですよね。お盆って。
みんなが勝手に好きなときに有給使って休まれたら困るから。
だから、有給無い新人さんとかが休みを希望すると欠勤になるじゃないですか?
それって僕の好みじゃないんですよ


はぁ?


と思った私です。

派遣社員でも有給はもらえます。
派遣会社によってその条件が違うためその点は触れませんが必ずあります。

その有給使う使わないかというのは、当人の判断であり派遣社員にとって有給はとってもありがたいことです。
もらえるまでのハードルは意外と高いので。
だから、貴重な有給を無駄に使いたくは無いわけです。

「欠勤でもやっていける月」だったりすると、風邪で休んでも有給使わない人ももちろん居ますし
有給使うには申請が必要だったりと手続きもある場合があります。

それをね、雇っているからとはいえ個人自由に使える有給
僕の指示で使ってください。
個人が勝手に使ったら迷惑だから。

と、言い切ったわけです。

もちろん、有給使って休むという申請をするならその時々の状況を相談しながらやっていくでしょうけれど、オペレーター管理するマネージャー業務したくないといっているわけですよ。

面接時に、何度も何度もどうしても休みたいって時は早めに言えば大丈夫ですから!調整しますから!」といっていた人が。

流石にキレましたね。

でね、上司は続けてこういったんです。

「新人さんはね欠勤扱いになるから、それは僕の好みじゃないんだ。だから、もし休むならその分シフト休みの日を出勤にしてくれない?そうすれば、休んでもいいから。休みは週1あればいいでしょ?」

元々シフト上休みの日に出社しろというんですね。
シフト上休みの日に、あの日休んだから代わりに出るから仕事は大丈夫だよね?って仕事じゃありません。
人が増えればやることが減るだけです。
そんなに忙しくて首も回らない状況になったことはほとんどありません。
どうにか皆でやりくりしています。
そのための担当割があるんですから。

FIXする日があって、その日までに仕上げなきゃいけないから進捗表があって
それに従って動いている仕事ではありません。

コールセンターですから、最低人数の確保が重要だと思うんです。
それをね、調整もせずに新人だからってことと、上司自身の好みの理由で
シフト調整すらしませんと突っぱねたんですよ。



ちなみに、休む理由まではまだ伝えてませんし

日付も何日頃なんてひとっことも言ってません。


でもって、休もうとしているのは人生最大のイベントスタート”ご挨拶の日”です。

あんまり、あーだこーだいわれたら7末で辞めます。


僕って、言っても無駄な人と話す気なんてさらさら無いんですよ。
それが非常識な話ならどうかと思いますが、迷惑をかける分先に申請を上げようとしている段階で考慮することもせずに突っぱねる体質が会社としてではなくその権力を持った一個人の力でねじ伏せようとするのが気に食わなかった。
自分が言いにくい相手のだけは全部受け入れているのは誰でも知ってる。
反発しそうな人には文句を言わない。
あえて、反発できないように新人新人といい続ける確信犯。

言われても私に効力は無いけれど。
新人だろうとベテランだろうと常識の範囲内で動くことは必要でしょ?
それが、どんだけ我侭だろうと決行しなければならない状態になったとき
最低限迷惑かけないやり方で行うしかない。

新人だから何もかもダメ。全部ダメ。許しません。というのなら、最初からそのスタンスを面接時から貫けばいい。

それをしないのに、人によって態度を変えているのがキレた理由です。


私ってば、臨時休業なのに夢の中でまで常時ぶん殴ってたからすっごく怒ってるのかも。。。



09:59  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


好きな絵本

2010.06.18 (Fri)

「アリスは吸い込まれた」
「穴に落ちたんじゃなかった?」
「絵本の中に」
「私も?」
「そうだね」

どうしよう。

二次元空間に吸い込まれてしまった。
ぺらぺらの人間が私に話しかける。
捲くし立てるように話しかけ何を言っているのかわからない。
ここは一体どこなんだろう。

「絵本の中だよ。君は主人公だ」

それは困る。

だってこの絵本は・・・

「主人公は死んでしまうからね」

そう、死んでしまう。

「君はこの絵本を喜んでみていたじゃないか」

そう、好きだった。

「主人公がばっさりと切り刻まれみじん切り。爽快だって言ってたじゃないか」

そう、切り刻まれた主人公はそれまでの行いを反省するまで切り刻まれる。

「反省することを知らない我侭主人公は結局ミキサーにかけらるんだ」

そう、ミキサーに入れられジュースになる。

「出来上がったのが、我侭ドリンク」

私はジュースになるの?

「悪い子にはお仕置きが必要さ」

「悪い子にはちゃんと罰が必要さ」

「さぁ、はじめよう」

「はじめよう」

「悪いことだと教えよう」

「教えよう」

「わかるまでこの包丁で突き刺してやろう」

「どんどん切り落とせ」

「どんどん細かく」

「言っても聞かないんだから」

「こんな我侭はいらないよ」

「さぁ、はじめよう」

「食べてしまえば誰もわからない」

「誰もしならい」

私がここに吸い込まれてしまったことを・・・
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


懺悔とクビと性格と

2010.06.17 (Thu)

どうも。

おはようございます。どっかの金融機関で働いている 日下ヒカルです。

でも、コールセンター業務なんでお金をじゃんじゃか数えられるあのかっこいいお札さばきなどできませんえん。

ちなみに自分が居るところはそんなに有名じゃないだろうって勝手に思ったんですが

有名だったみたいです。

あらまって感じ。

で、そんなわたくしですが落ち込んでおります。


いつものことだろ

って思ったあなた。

よくわかっていらっしゃる


何で落ち込んだかというと、午前中までに提出しなければならない書類を
提出前の作業が終わらなかったので書類を持ったまま、期限時間を過ぎて返ってくることに気づかず
そのまま昼飯食いに行った。

これが、恐怖の始まりでした。

次に

まだあんのかよ?って思わないで。

あるから


研修後、初の仕事だったんですがその業務内容の一部をすっかり忘れていて
業務フローをすっ飛ばして違う案内をお客様にしてしまいました。

違う案内をしすぎたって感じかな。

ちなみに、口頭での説明だけで実際に書類として業務フローはありません。
言い訳ではありませんが、実務をしてない段階での業務内容をどかんと説明を受けて
はい!実践!!と投入されても、すべてを覚えていることなど私には不可能でした。

私の考えは、

お客様情報確認 → 確認指示 あり → ①の指示あり → Aの処理をする
                           ②の指示あり → Bの処理をする


                     なし → Cの処理をする



といった、フロー図がないとわからないんですよ。 

なんでかって、説明者は内容をわかってるから重要な部分だけを話そうとするでしょ?
でも流れがわからない人間にとって何が重要か判断もつかないじゃない。
そういったときに、これ重要だからといわれてもなんで重要なのか全体も見えてないのに理解できないわけなんです。

で、私が説明受けたのは、あり 以降の なんの指示があるか?だけが重点的に説明受けたんですね。

でね、なしの場合を説明を受けてたけどさらっとしただけで自分が何をするってのはまったくいわれてなかったのよ。


まぁ、これはね、いくら言ったって後の祭りよ。

お前がやってないのが悪いになるんだし?
ってことで、その、指示を受けてない部分が実は重要なところがあって間違えまくったってわけですよ。

でもね、説明をした人にとっては説明したんだから!って話になるだろうから、あいつに仕事を任せておくのは不安だね、わかってないよね。ってことになるわけでして。

多分、僕はクビになる可能性があるわけなんですよ

っていう、ひねくれたネガティブ思考の性格をしているヒカルなのでした。

この事件で、お客様に迷惑をかけてしまったため

(いいお客様で怒らなかったけどね。ってか、怒らないような言い回しで言いくるめたってほうがただしいんだけど)


自分の不甲斐なさと気の利かなさと悔しさに落ち込んでおります。





・・・仕事クビになったら、短期でいいので誰か雇って・・・(涙)
09:34  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


この季節は思い出を消し去るために存在する

2010.06.16 (Wed)

暑い夏がやってくる。

あれは、僕が記憶をなくした季節のはず。
覚えていないのだから正確な季節はわからないはずなのに
この暑さと蝉の音が忘れた記憶を泡のように思い出させるんだ。
体を通じて。

「なんだろう。すごくそわそわするんだ」
「なにが?」
「この暑い季節が」
「わくわくじゃなくて?」
「あぁ。緊張のようなドキドキというかそわそわかな」
「なんとなく、覚えてるんだね」
「お前は、俺が忘れた記憶を知ってるのか?」
「そりゃぁね。知ってるわよ」
「俺はお前に頼んで記憶を消した。それだけは覚えている」
「それがあなたの望みだったから」

クーラーの聞いた部屋に戻ると落ち着く。
冷えた部屋。

そうだ、冷えた氷。
それが何か関わっている気がする。

なんだろう。
一体、俺は何を忘れたのだろう。

何故記憶を消すような依頼をしたのだろう。

「思い出そうとしてはダメ。その力は私の力も超えてしまう」

思い出そうとしてしまう。
どうしても。

なんだろう。
この季節。
何故こんな季節があるのか。

暑い日。

そのときに限って頭をよぎる。

忘れた記憶は何なのかということを。
なんだったのか。
何故俺は・・・

氷・・・

氷を沢山買ってきた記憶が出てきた

なぜ、氷なんて・・・

「腐らないから。ばれないわよ、誰かわからない人なんだから」

人・・・

誰かわからない・・・

ばれない?

何が?

08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


たった一度の経験を

2010.06.14 (Mon)

人生は一度きり。

ううん、そんなことない。
だって私は二度目の人生を送っているんだもの。

一度きりの経験。
本当は、普通は、そうなんだろうな。

でも私は死んでしまった。
殺されてしまったの。
見知らぬ男に。

その男が言うには「誰でもいいから殺してみたかった。たった一度でいいから」だって。

私はそんな男に突然命を奪われ、死んだ。
道のど真ん中で、冷たいアスファルトに包まれながら。

私はたった一つ願った。
今を生きようとするのが無理なのなら、私は彼の元にどんな形でもいいから側にいられる何かになりたいと。

そうして、目が覚めると生きることをあきらめた女の子と魂を入れ替えて私は目覚めた。
まったくの別人になって。

この子の両親はまったくの無関心だった。
自殺しようとしたわが子。
本当は魂は死んでしまったあの子。

退院のときも迎えに来なかった。
家に帰ると私は一人暮らしをしていた。

たった、14才で。

驚いたが、都合はいいと感じた。

しかし、14歳の子が彼と付き合えるのかなぁ・・・
29歳の彼と。
どうやって側に行くか。
どうやって声をかけるか。

困ったなぁ・・・

中学生じゃん。
私。


「あの・・・」
しょうがないから、突然声をかけてみた。
会社帰りの彼に。
全身で不審な視線を私に浴びせる。
「約束」
「・・・?」
「戻ってくるって約束したから。戻ってきた。体は別の人のだけど・・・」
「・・・??」
「私だよ。わかる?」

たぶん、一時間くらい黙ってその場所に立っていた。

私にはこれ以上伝えることがない。
信じてもらうしか。

私だということを。


「ロリコンかよ・・・」


その言葉に噴出して笑いが止まらなくなったのは、私だった。


08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

拍手する


生まれ変わったら

2010.06.12 (Sat)

私はもう死に行く運命だと悟った。
そりゃそうだ。
だって、私、車の間に挟まれてる。
足がなんか自分の視線の先にあるし。
お気に入りの靴、履いてるし。

足、ちぎれたっぽい。

みんながワーワー騒いでうるさいな。
痛いとかそんな感覚より、力が入らない。
怖い。

すごく、怖い。

あぁ、昨日一緒にご飯食べたのおいしかったな。
デート、ディズニーランドとか行けばよかった。
ちょっと贅沢して、あのブランドの服買っちゃえばよかった。
もっと、一緒に側にいて・・・甘えちゃえば・・・よかった。

生まれ変わったら

もし、生まれ変わったら早く会いに行かなくちゃ。
だって私は彼のお嫁さんになるんだから。

・・・

いや、魔法使いになりたいかも・・・。


「カーット!!そんな台詞ねーよ!」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


あれれ?

2010.06.10 (Thu)

どうやら、小説を今日分書き忘れていた 日下ヒカルです(汗)


ごめんなさーい・・・

そんなこんなで、お詫びのしるしに・・・

どうしよう?(汗)

リアルで日下ヒカルに聞きたいこと!なんて質問を受け付けます(笑)

なんてね(笑)

いえ、あの・・・ ご容赦ください・・・m(_)m

えーっとね・・・

でも、今更よね?

ほとんど自分で書いちゃったし。

年齢もばらしてるし?

性別は本当に

日下ヒカルはペンネーム

モデルをしてるけど最近はまったく活動してない

モデルのきっかけもコスプレからだったんだけどね~

そのコスプレも最近してないし~

猫屋敷に住んでて~(笑)

普通に社会人でござる!

・・・普通じゃないかな(汗)

超のらりくらりな性格の社会人です

こんな大人になっちゃダメ・・・

後は、いわずと知れたすーぐ風邪引いて寝込んじゃって

パニック障害の残りみたいな爆弾抱えてて

腰痛もちで

体が硬く

肩こりがとてもひどい人・・・

なんかいいことないなぁ(汗)

なんだろう?

私一番苦手なんだよね。
たとえば、長所短所をいいなさいとかいわれたら長所とか全然思いつかねぇ・・・

なんでいっつも面接でこれやられたら真っ青になっちゃって落ちるんだよねぇ・・・
うまくうそもつけないしさ(笑)

それよか一番嫌いなのは、長く付き合うと「いっつも風邪引いてるよね」とかいわれること

本当にそれがで結局、会うたんびにそんなこといわれるからさ

会わなくなるんだよね。

友達とかの集まりでもさ、仕事あるから休んでおきたいと思うときもあるわけで

風邪っぽいからっていかなかったりするんだけど

そうなると、必ず言われるんだよね

前は笑ってごまかしてたけど、最近すげーいわれるのがむかついてでしかたなくて

一瞬キレるから会いたくないんだよね

体が弱いだの

ひ弱だの

上げたらきりがないよね

そうやって、言葉でどんどんこっちを攻撃してくるんだもん

好きでこんな体じゃないのにさ

完全にこっちはそれをコンプレって思ってるわけで

そんなこといわれていい気分のやつなんていないわけじゃない?

それわかってていってるんだからね

そう考えたらすっげー腹立ってくるんですよ

そう思いません?

ちなみに、何気なく言ってた!なんて人がいたら

是非、やめてくださいね(^-^)

本当に傷つくから

言われた方は・・・


何を言いたかったか、休みの頭なのでぐたぐだですけど

今日は洋服を買いに行きます(ノ^∇^)ノ


・・・・!!!


整骨院忘れてた!!

ヤベ・・・

orz


11:37  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

拍手する


叫びたい現実 海をくれ

2010.06.08 (Tue)

そんなこんなで、こんばんわ

日下ヒカルです。

さぁ、叫びますよ(笑)
23:13  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


あなたのお名前は?

2010.06.08 (Tue)

「おばーちゃん、お名前は?って!!!」
「ありません」
「な・ま・え!!」
「ありません」
「一体、どうしたら・・・耳が遠いとはいえ・・」
「名前だよ!おばーちゃん!」
「ありません」
「仕方ない。ちょっとかばん見せてね!」
「あ!!」
「どうした?!」
「有馬 千って書いてある」
08:38  |  140文字までの小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


モデル

2010.06.06 (Sun)

女というモデルというとそれは性的対象物のように見られるその光景は少し悲しい。
仕方のないこと。
実際、何故化粧をし露出のある服を着て写真を撮るのかというと
それは写真という媒体を通して自分を美しくより綺麗に見せるためだろう。

モデルとなれば、服であり身に着けているものをより引き立たせるためのただの備品でしかない。
あくまでモデルを見るのではなく、モデルの身に着けている何かが主役なのだ。

「下着のモデルとかよくやるよね~あの子」
「案外、あんな顔して男とかつきあうの適当なんじゃない?」
「だよね~」

職場で聞く噂。

もはや噂ではない。
口々に聞こえるようにいうその文言に何を意味するのかわからないが
僻みだとでも思っておこうなどと前向きな気分にはなれなかった。

「あいつ誰とでもすぐらしいよ?」
「まじで?」
「ほら、あの総務課のあの新人。即効で落としたって自慢してたし」
「うわ・・・あいつもあいつだけど・・・」

こうやって、異性にまでどんどん噂は勝手に育つ。

あぁ、どうして。
この職場ももうすぐ辞めないととだめかな。
どうせ、また言われるんだろうな。
辞めてほしいみたいなニュアンス。
その、言葉。

そして、やめろとは言わない会社。

辞めさせたとなれば責任問題になるからって降りかかる一種のパワハラとも思える出来事。
日常茶飯事。

人は噂で死ぬ。
殺すことができる。

そうやって、どんどん人を爪楊枝で指して出血多量で殺すんだ。

「どうしたの?暗い顔して」
「うーん、仕事がさ。また、クビになりそうなんだよねぇ」
「あれ?この前も変わったよね?」
「モデルってばれちゃってさ、ほら。通販雑誌に下着のモデルとして採用されてから・・・」
「あぁ・・・もしかして」
「そう、そのもしかして」
「憧れて必死になって仕事してるのにね。なんで想像膨らますかなぁ・・・」
「さぁ。下の人間がいてほしいんじゃない?あいつよりはましだって思えるいけにえが」



08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(3)

拍手する


喉が痛いったら痛いのよ

2010.06.04 (Fri)

タイトルどおりで涙しております、日下ヒカルです。

一体どうしたら治るんでしょうかってなくらい痛いですが、だいぶよくなってきました。
病院のお薬は今日まで。

頑張れお薬!
頑張れ体内!
がんばれ、白血球!

菌を退治しておくれ・・・orz

頼みます。

明日から仕事始めですよ。
明日は誰がプロパーさんくるかなぁ・・・
とある人じゃないといいんだけど。

なんでかというと、確信犯か性格のどっちかしかないと思うんですが
一日でも休んだら側に来てひたすらネチネチ休んだことを責めるんですよね。
言葉だけを並べたら心配してるんですよ。
でも、顔はすごく迷惑そうに言ってるんですね。
更に人事に権限があるからそれをチラつかせるというのが一番いやらしいです。

と、私は思います。

休んでいるのは確かに私が悪いのですが、356日健康でいられればそれは幸せで
ありがたいことですが中々それは私は難しい部分が多々あります。

そのため迷惑かけてしまうのもありますが、悪化させまくって何週間も立ち直れなくなるとか
最悪しんじゃった☆じゃ話になりません。
飛躍させましたがただの風邪でも侮れませんからね。
用心に越したことはないと思います。

健康が一番であり
仕事が一番じゃないと思う。

もちろん、生きるのにお金は最低限必要なものになるけれど
それが命と天秤にかけたとき仕事なんていってられなくなる。
身体的な病もあれば精神的なものもある。

私はどちらかというと精神的なほうで参ってしまい仕事をやめた人ですけどね。

甘えているとか、精神的に弱い、なんでもござれってくらい言葉は浮かぶでしょうね。
それはそれは当人が一番わかっていることで一番その言葉で自分を責め続けています。
だからこそ、どんどん傷は深まりとはいえ「もっと頑張れ」といわれると
既に限界を超えた状態の当人は頑張る気力を失っている。
そこへ「もっと頑張れ」がくると、これ以上どうしろって言うのさってもっと落ち込んでしまうんです。

難儀ですねぇ~(笑)

実際、パニック障害の人の心ってのは多分こんな感じだと思いますよ。
大体あってると思います。
理解できる人できない人、それは完璧に別れるでしょう。
性格ももちろん左右する病のひとつ。

更に自分に対するコンプレックスは馬鹿みたいに抱え込んで
ネガティブ思考が輪をかけてエンジンを最大にする。
活動限界、五分以上あるよ(笑)

それこそ背中にコンセント差込口があって、エントリープラグに入ったら
シンクロ率を量ったときとことん低い値を示すか、あまりのシンクロ率に溶けちゃってるかもしれません。

バランス

何もかも、バランスが悪いんです。

さて、語りだしたら止まらなくなるのは私の悪い癖で
一番悪い癖は何が言いたかったのかわからなくなることです(笑)

なんとなく、わかる言葉で伝えるとしたら
暴走したゼロ号機かな。
エヴァを知らない人にとってはわけわからないですね。
ちょっとニュアンス違うけど、ヒステリックに近いかもしれない。
ヒスをマイナス面になった感じかな。

なんにしても、こうやって私自身かたれるということは
それだけコンプレックスがあるわけで
もしかしたら、プロパーさんもそこまで考えてないのに
私は勝手に想像して勘違いして自分で落ち込んでいるのかもしれません。

なんつーややこしい女なんだろう(笑)

自分で書いてて面倒で取り扱い説明書用意しておいてくれといいたくなったよ。


ヒカルはこういう女でこういう人間。
突然 ボロボロ泣いて
突然 落ち込んで
突然 甘えん坊になって

突然 フラッと元に戻る

なんて 怖い女だろう(笑)

でも、心の中では引きずってるのよねぇ・・・

さぁ、寝ましょう。
明日から仕事。
喉はまだ痛いから、ゆっくり頑張りましょう。

22:47  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


一ヶ月間開放してあげるといわれても

2010.06.04 (Fri)

突然放り出された世界。

「一ヶ月。それは、自由な時間だ」

夏休み。
僕には初めてだった。
両親が事故で他界。
毎日塾通いだった。

それが、叔母夫婦の元に引き取られて初めて迎えた夏休みは自由な時間だといわれた。

「勉強しなきゃ」

そういうと、叔母はこういった。

「遊んでから勉強しなさい!」

僕は驚いた。

一体、どうしたらいいのか。
遊べといわれても何もない。
僕はどんなに勉強してもちっとも成績は上がらなかった。
ずっと友達もいないし、友達と遊んだこともない。

叔母夫婦の家は信じられないほど田舎にあって、小学校も信じられないほど小さくて
驚いたことに五先生は僕一人しかいなかった。

クラスもひとつしかない。
学年が混ざって存在する。

「まーくん!」

突然、網戸越しに声が聞こえた。

「川に遊びに行こう!!」
「川?」
「そう!すぐそこ!」
「・・・え、でも・・・」
「おばちゃーん!川行ってきてもいーいー?」
「はいよー!兄ちゃんもいっしょか?!」
「うんー!」
「ならいってきなさーい!」

勝手に網戸を開け、勝手に叔母に了解を得て、僕を裸足のまま連れ出した。

僕は目が回るかと思うほど沢山川で遊んだ。
初めて遊んだ気がしてた。

あまりに疲れ果てて、川の側で寝転がってみんなで昼寝をした。

気がつくと、おばさんたちがいてそうめんがありスイカを切っていた。

「ほら~たべなさ~い」

近所の子供たちみんなが集まって食べた。
悪さをすれば叔母は誰の子供だろうと叱った。
いいことをすれば誰の子だろうと叔母は褒めた。

はじめてみた、叔母の姿。

僕の両親ととても仲が悪く葬式さえ来なかった人が、初七日が終わった後こういったんだ。

「開放してあげる。おいで、ちゃんとわらえるようにしてあげるから」

その叔母にこうやって結婚式に両親としていてくれるのがうれしかった。
「あの時、みっちょんがあなたを連れ出してくれて本当にうれしかったねぇ~」
僕を連れ出した女の子が僕のお嫁さんになった。

「だって、まーくん。かっこいいんだもん」

意地悪そうにわざと笑って見せた顔は可愛かった。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


喉が限界の悲鳴を上げたその夜に

2010.06.03 (Thu)

おはようございます。

休日の日下ヒカルです。

でもね、昨日から喉を完全に潰して声が出なくなったから仕事休んでるの。
熱までおまけつき。

きつい!!!


トローチを大量に貰ったから舐めながら寝てたんですよ。
そうしたら口呼吸をしないことに気づいてラッキー!とおもった。
でも、トローチはいずれ尽きる。

そうなったらどうするか。

おしゃぶりとか・・・

いやいやいや、いくらなんでもそれは・・・結構きついよね?
ぐって口で押さえてなきゃいけないんだし・・・。
赤ちゃん疲れないのかしら(汗)

さて、仕事は仕事でもコールセンターで物を販売するとか言うものではないのです。
ネットオンリーのお店でリアル店舗はありません。
とはいえ、対お客様との商売です。
お客様がいないと食っていけません。
ルーズな性格でありがとう、お客様。
実際、そうおもいます。

そんな商品を取り扱っております。

私にはその商品を手に入れることはできません。
これは人によります。
どんなに欲しくても「売りません」っていわれます。
私は欲しいと思ったことはこれっぽっちもないです。
どちらかというと、絶対にほしくありません。


何を売っとんねん!!という声が聞こえた気がする(笑)

商品はたった一つ。
それ以外はない。
でもって、人によって売れない。
私は欲しくない。
普通はあまり欲しくないと思う。
持っててもうれしいことってそんなにないから。
その商品は持つだけなら何もダメージはない。
利用したら、ご利用は計画的にといわれる。

あぁ!!と納得した声が聞こえた気がする(笑)

僕は六月から施行される法律には関係ない場所にいる。
誰もが知っているような大手ではない。

なんにしても、そんな商品がこんなにも利用されていることを知った僕は
嫁に行ったらもっと家計簿頑張ろうと思った。
電卓持って。
暗算できないから(笑)

さて、だーりんは仕事中だよね。

今現在、パニックがじわじわと近づいてます。
あぁ怖い。
安定剤、飲もうかな・・・。

風邪引くとさ、くるんだよねぇ・・・
パニックが・・・
後はホルモンバランスが狂う時期ですね。

もう最悪だ。

というわけで、甘えたいんですけどだーりんとは遠恋なのでどうしようもありません(笑)
最近「遠恋」という言葉を知りました。

ま、八月にご挨拶に行くし・・・
それまでに元気になろう。
夏バテ毎年する僕が・・・orz

大丈夫かなぁ・・・(汗)

10:18  |  リアル世界  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


そんなに持っててどうするの?

2010.06.02 (Wed)

会社でまったくコミュニケーションをとらない女の子が入社してきた。
人当たりは普通で特に問題はないが、昼ごはんなども休憩室で取っているが
まったく話したことがない。

携帯電話をずっといじっている。
ころころかばんから出てくる携帯はいつも違うような気がする。

「あの子と話したことないよねぇ~」

それが、ベテラン派遣さんの口癖。
社員という立場だが、仕事以外であれば年上の人だし社会人経験も上になる。
ということを気にしているため、あんまりこっちから話しかけにくいんだけれど・・・

「にしても、あの子の計帯電はいつもすごい数持ってない?」
「そうそう!すごいよね!なんか5台くらいみたことある」
「そんなに?!」
「古いやつつか?」
「いや、わかんないけど・・・」
「すごいねぇ~今の若い子は」
「もしかして、あーちゃんもあんなふうに複数もってるの?」
「持ってませんよ~!!いくらなんでも・・・」

だが、ある日知ってしまった。

その携帯電話が何でそんなに持っているのかという理由を。
テレビで。

「先日、携帯電話型の爆弾を仕掛け複数の負傷者を出した事件ですが女が逮捕されました」

うそ・・・まじ?!

「今、入ったニュースです。えー、○△ビルの1階が爆発したとニュースが・・・えー女が現在勤めている会社という情報もあります」

うそぉ?!

携帯が、鳴る。
心底、心が飛び上がった。

「なななななな なに?」
「テレビ見てる?!」
「見てる!」
「あれ、あの子じゃん!!」
「うん・・・」
「つか、会社、吹っ飛んでるよ!」
「あぁ、それは知ってる。だって私・・・」
「え?!」
「いや、なんでもない」

08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。