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名も知らぬあなたへ

2009.03.21 (Sat)

あなたが来たときの事、実はいつか覚えてません。
ただ、仲が悪かったわね。
お互いいい印象は無かったと思うわ。
けれど、だんだん年をとっていくとともにある日突然あなたはびっくりするような姿で現れた。
私はとても驚いたけど、そうやってともに生きてくれる人が見つかったのなら
よかったと思ったのよ。

でも

あなたはいつもうちに来て
いつも私を見上げていた。

どうして?

その問いに答えてくれることも無く

あなたと同じ模様をした子供をつれてきたママが
今私の家にいついている
本当にそっくりでびっくりしたよ
ママとはまったく模様が違うから
どうして仲がいいのかと不思議だったけれど
ママが以前お世話になっていた家の人が打ちの前を通ったときに教えてくれたのよ
「この子の子供だよ」って
本当にあなたにそっくり

でも、性格はママゆずりだわ
ちっともなついてくれないの
ママはとても美猫だから色々人間が触ろうとしたり捕まえようとしたりしたんでしょう
それがとても怖かったんだろうね
だから、今でもまったく心を開かない
そんな親を見て育った子供たちも同様まったく心を開いてくれないわ

そんなあなたの子供たちが次々とうちに来るというのに
あなたをある日見たとき驚いた
姿を見せないなって思ってたよ
どうしたのかなって

でも、見つけたとき何があったのかなんて私には想像がつかなかった
仲が悪いというのはもちろん私もわかってる
私のことを嫌いだって言うのもわかってる
それでもね、差し伸べられるのなら手を伸ばしたかったの

けど、あなたは怒って背中を向けてしまった

放っておいてくれ

そういわれたのはすぐにわかったよ
その時からあなたのいるところに行くのが怖かった
それでも気になってとうとう意を決して行ったのよ

でも その場所は面影を変えてあなたがいた場所はなくなっていた

それからどのくらいかしらね
いつものようにあなたの子供たちにご飯をあげようと窓を開けたらあなたがいたのよ
いつもの顔で
顔だけすっごくかわいい顔して
きゅんっって甘えたような顔で、でも耳はもう頭の後ろにつくくらい引っ付けて怖がっている顔だけど
いつものあなただった

「あぁ、よかった!よかった!元気になったのね!」

そういったわ

うれしかった
うれしくて、本当にうれしくて
うちの子供たちをいじめたりして喧嘩して怪我させたりと
私もあなたのことを怒ったりして仲悪かったけど
すごく心配してたのよ
だから、すごくうれしかったの

なのに

目を開けたらベッドの上だった

夢だったのね
夢に来てくれたのね

ねぇ
あなたは
空に旅立ったの?
予感はしたわ
あの怪我で飲まず食わずで手当てもしなければどうなるかくらい

看取る勇気も無かったけれど
心配していた私の気持ちは伝わったのかしら
だから、夢に出てきてくれたの?

ねぇ

それとも 元気になったよって夢で伝えてくれたの?
そんなわけないよね
それなら 顔見せるよね

本当の名も知らぬあなたへ
どうか お元気で
星と月からあなたが幸せになれる場所へ行けるように祈ります

もし 元気になったら また 遊びにきてね
待ってる
怒らないからさ
おいでよ
ごはん うまいのあげるから
08:20  |  星に願いを  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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