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トッピングはご自由に

2009.07.04 (Sat)

「本当に作れるの?」
「だって!告白するなら成功したいもん!」
「そうだけど・・・作れるのかなぁ?」
「作るしかないの!」
「そんな、超あやしい本じゃん・・・」
「大丈夫だよぉ!だって、すっごく売れてるって本屋さんに書いてあったもん」
「でも、これ読めないよ。なんて読むの?」
「わかんない」
「誰かに聞くしかないんじゃない?」
「嫌だよぉ・・・恥ずかしいもん・・・」
「うーん・・・頑張って。出来たら教えてね」
「うん!」

今、私はとても張り切っているのです。
だって、大好きな男の子に告白するの!
ラブレターって流行ってるんだけど、なんて書いていいかわからなくて
本屋さんに行ったの!
そうしたらね、綺麗な女の人がこの本を見ててなんだろう?って思ったら
なんと、すっごい本見つけちゃったの!

絶対に男を振り向かせる方法

こんな方法があるなんてびっくりしたの!
高いかなぁと思ったけど、500円だったからなんとか買えた。
今月の漫画は借りようっと。
その本にね、書いてあったの!
作り方が!
トッピングはなんでもいいみたい。
でも、この材料がなんて読むかわからないの・・・
お姉ちゃんに聞けないし、お母さんなんてもっと聞けない・・・

「もぉ!給食エプロン出しなさいって言ってるでしょう!」
「はーい!」
「明日遠足だよ!準備しなさいね!」
「はーーい!」

遠足のときが一番いいタイミングだと思うんだ。
お菓子は500円以内で買って持っていくの!
それに、作ったものを持っていって
あの子に食べてもらうの!
うーん・・・にしても、なんて読むんだろう・・・
大人の人が読む本だしなぁ・・・
漢字、全然わかんないよ。

多分・・・、あれのことだよね?
でもあれって、食べられるの?
あ!そっか。
食べられるやつもあったのかもしれない。
そういえば、キッチンにおいてあったよね・・・
食べないと効果が無いから、置いてあるんだもんね。
そっか。
あれと、えっと・・・これかな?
で、水で・・・何だろう・・・?
わかんない。
水を入れるのかな・・・。
うーん・・・なんかどろどろしてきた。
チョコ入れたら美味しいかな。
甘いほうがいいよね。
あ、こむぎこ!そうだ、これきっとこむぎこだよね。
写真、白い粉だもん。
こんな字だったっけ・・・
いいや、いれちゃえ。
ぐるぐる混ぜて、固めればいいんだ。
最後に、何かでコーティングする??
なにそれ?
うーん・・・
コーティングって何?
いいや、こむぎこで白くて綺麗だしこのままで!

よし!明日の遠足がんばるぞー!

「出来たよ!」
「えぇ?!出来たの?!」
「うん!もぉばっちり!すっごく大変だったよぉ!」
「じゃぁ後は食べてくれるといいね!」
「うん!食べてすぐにお手紙渡すの!」
「えぇー?それはちょっと早くない?時間少しおいたほうがいいよぉ」
「そうなの?」
「絶対置いた方がいいって!」
「うん!じゃぁ、そうする!」

遠足の動物園まで歩いていくの。
みんなで楽しく笑って歩いた。
やっと着いた動物園で遊んで、お弁当の時間になったの。
お弁当が終わったらお菓子食べていいから、急いでお弁当食べて走ったの!
さぁ、私!
頑張ります!

「ねぇ・・・あの、これ作ったの。食べて」
「・・・え?作ったの?」
「うん、食べて」
「あ、うん。ありがとう」
「いいなぁ!俺にも頂戴!」
「だめぇ~」
「なんでだよ~!なんであいつだけ!」
「どう?おいしい?」
「・・・・」
「後でまた来るね!」

手を振って別れた。
さて、ちょっと時間あけた方がいいって言うから遊んでこようっと!
「渡してきたよ!食べてくれた!」
「うっそぉ!大成功じゃん!」
「うん♪すっごく嬉しい」
「じゃぁ、帰る前くらいに渡したら?」
「そうだね!」
「それまで遊ぼう!」
「うん!」

私達は大きな公園のほうに行っていっぱい遊んだ。
時間ギリギリまで遊んだ。
集合時間になって集まったけど、なんだか先生達が少ない。
どうしたんだろう?
帰ろうとしないし・・・

「この中で、品木沢君と一緒に居た人いる~?!」
え・・・何?
どうかしたの?
一緒に居たってほどじゃないし
恥ずかしいよ・・・あげたのばれたら嫌だよ。
「どうですか?!」
「今、連絡がありました。病院に着きましたが・・・危険な状態だと・・・」
「そっそんな・・・」
「原因はまだはっきりとはいえないそうですが医者の話によると毒物の可能性と・・・」
「生徒達の持ってきたお菓子やお弁当に何かあったと?!」
「わかりません。木の実など食べていいコーナーもありますし」

嘘・・・

危険って・・・ しんじゃうの?
だって、おばあちゃんが死んだときもみんな危険な状態って言ってたもん・・・。

「ねぇ、あれ、あげたこといわないの?」
「・・・私のせいっていうの・・・?」
「そうじゃないけど・・・。ねぇ、材料何入れたの?」
「書いてあるとおりに」
「読めたの?漢字とか」
「読めないやつはなんとなくってのを入れたけど・・・」
「何入れたの?」
「沢山色々あったけど・・・」
「だって、惚れ薬だよ?そんなに簡単に作れるの?」
「・・・作れたよ。多分・・・」
「何を一番多く入れたの?」
「え・・・?キッチンにあるすみっこにおいてあるやつ」
「すみっこ?」
「うん。ほら、あちこちすみっこにおいておくと誘われて入ってくるっていうじゃん。あれ」
「・・・それって、もしかして」
「誘われるんだから、とっても強い薬でしょ?」
「多分・・・どのくらい入れたの?」
「キッチンにあるの全部と、残ってたやつ全部」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

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コメント

G様用の毒物がー><
今日は最初のくだりで魔術書系かなと思ってたんですが、
そういうオチでしたかー!!予想外!

私、もしそれ系の本があったら絶対買いますね(笑)
んで、もし全く読めない言語の本だったとしても
絶対解読します!!!!!!
やってるうちにヨボヨボになりそうですが…。
D-3 |  2009.07.04(土) 10:09 | URL |  【編集】

D-3さんへ

えへ☆・・・わかりました(^^;
そう!G対策のあれです。
CMで誘われて入ってくるなんていうものですから・・・
子供にとっては「誘われるなら♪」なんて考えにいたったのでした。。。
惚れ薬の本ってあった気がしますよ・・・本当に。
媚薬みたいな?
ほぼ、合法ドラック的なものだったはずですが・・・(怖)
そうまでして、ひっつかまえたい男がいないので寂しいなぁ(^^;;;
日下ヒカル |  2009.07.04(土) 11:25 | URL |  【編集】

媚薬!

これも「適当に作っちゃう」お話ですね
無謀。でも小学生ですし、ありそうで怖いです
オリジナルはどんな代物だったのか、そこはかとなく気になります
もしかしたら、おまじないみたいなもので、そもそも食べるものではなかったのかも……
ライム |  2009.07.04(土) 15:32 | URL |  【編集】

ライムさんへ

そうです!
適当に作っちゃおう小学生バージョン=恐ろしすぎる・・・(^^;;;
小学四年生のとき思いっきり風邪引いた母の変わりにご飯作ったんですよ。
でも、まったく漢字読めなくて。
醤油(←油だと思った)味噌(←おだしの元だと思った)みりん(聞いたこともないと思った)
で、わかる範囲鍋にぶち込んで後で味調節したら不思議なものが出来たの覚えています。
でもうまかった・・・(^^;;;

媚薬は、食べ物とは限りませんね。
ホントですね。
すっかり忘れてた・・・。
うーん、食べ物じゃなさそうですね・・・

日下ヒカル |  2009.07.04(土) 18:28 | URL |  【編集】

ヒカルさん、いや今日はヒカルちゃんがぴったりですね。
これって流行言葉「やばーい」、がぴったりのやば~くない・・・?

無知ほど怖いものはない!ってことだねぇ~~~
ヘルブラウ |  2009.07.04(土) 20:53 | URL |  【編集】

こんばんは

まずは、久しぶりの画像のUPですね。
“おぉ~ 久しぶり!”と心の中で言っておりました(笑)

台所の隅のあれですか?
黒いあの方が誘われて入る……

漢字がうまく読めないのに適当に作るってすごいですね。
しかも味見なしに渡してしまう……
もっとも味見をしていたら遠足には行けませんでしたね(笑)

ところでコメントありがとうございました。
あなたは正直な方ですね。
そして、自分の意見をきちんともっていらっしゃる。

実は私もいろんな思いがありました。
でも、それを全部書くと論旨が一貫せず混乱しそうで止めました。

もし、みんなが彼女のように動いたら、養護学校などは何のために作ったのか……ということになります。

また、ひとりの願いを満たすために、行政は多くの財政的な負担を被ることになります。

今回のニュースで良かったのは小学校の時一緒に学んだ子たちと学び続けることができたこと。

今回のニュースで一番悲しいのは、裁判までして争ったこと。

町は本来であれば、事前にエレベータの設置(単に彼女のためだけでなく……)をしたり、受け入れに向けた検討を前向きにすべきだったと思います。(結果的にダメという結論に至っても……)

彼女の家族は、これを“裁判の結果だから当然のこと”として受け止めてほしくはありません。
町に財政的負担を課したこと、先生や多くの人に力を貸してもらうことになること。場合によっては他の生徒の何かを奪ってしまうこともあることを肝に銘じ、自分たちがこれからすべきこと、してもらうだけではなく、他に貢献できることを探していってほしいと願っています。

ごめんなさい、あなたのブログ上で長々と触れて……

ヒカルちゃんのそういうまっすぐなところが私にはとってもまぶしく見えました。
ありがとうございました。
空飛ぶミケ猫 |  2009.07.04(土) 21:12 | URL |  【編集】

ヘルブラウさんへ

ヒカルちゃん実はつくったの~!なんていったら信じてもらえそうな勢いですよね(^^;
大丈夫!そこまでしません。
というか、Gが近付くものに触れたくないのです!!(><
大嫌い!
わざわざ避けるものを置いているのに、猫たちが外に自由に闊歩していたときは
持って帰ってきましたからね!
流石に怒りました!(ほぼ泣きながら)
いらーん!!!!と。
日下ヒカル |  2009.07.04(土) 21:55 | URL |  【編集】

空飛ぶミケ猫さんへ

そうそう!そうです~!
あの、くろーいカサカサいうあの方の・・・
>
> ところでコメントありがとうございました。
> あなたは正直な方ですね。
> そして、自分の意見をきちんともっていらっしゃる。

私も長く語ってスミマセンでした。
でもって、更に長く語ります!

ネット上で気になっていた問題でした。
もちろん、学校側が拒否する理由は設備が整っていないからで
それを整備し受け入れ態勢を整えた後なら入学してもいいと思うんです。彼女に危険はない。
生徒達も一緒に行動し学ぶことも色々あるでしょうし、彼らの介助も可能になる。
障害者という壁を日本人は作りやすいから子供の頃から触れ合えば
どう接するといいのか自然とわかるわけだし。

設備が整っていないのに行かせようと裁判まで起こしたことに私は理解が出来なかった。
そんな無理してまで行きたいと願う彼女だけど、介助なしに出来ないことは多い。
それを裁判までして争って、結局設備が整っていない状態での入学。
後は、受け入れた学校と生徒達がどのように付き合っていくか。
思春期の子供が興味を持つのは最初だけ。
段々と面倒になって誰も相手にしなくなる気がする。
悪い言い方ですが、生半可なことじゃない。
人一人を介助するということは。

それを同年代のクラスメイト且つ仲良くなった友人だけに確実に負担がかかる。
それが負担になってきた頃、どうするのか。
仲がいいからという理由でなんでもかんでも先生は押し付ける。
私もそうだった。
負担になったではなくその子と喧嘩してしまった。その時でさえも先生は頼ってきた。
先生達は自分で動こうとしなかった。
「ちょっと言ってくれる?先生の声じゃ聞こえないみたいだから」とかいいわけばかり。
先生は二年間ずっとその態度を貫き通した。
人との付き合いがずっと仲がいいままとは限らないのに。
そうなったとき誰もいないんですよ。その子の回りに。
喧嘩も何度かあったけどすぐに元に戻り、なんとかなったけどその後友達も増え彼女は笑顔だった。
でも、授業はついていけてなかった。(障害の程度は養護学校に行かなくていいくらいでした)

何が一番かなんて誰もわからないけど、危険があるということだけは誰にでもわかってる。
命はひとつ。小さな事故が大きな事件の元。と、思うのです。
日下ヒカル |  2009.07.04(土) 22:14 | URL |  【編集】

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