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2009.08.29 (Sat)

突然訪れたその驚くべき事件は忘れていたことを思い出させた。
「ねぇ、お前本当にやったの?」
「マジで?」
夏休みが明け、投稿したその日に机の上にあったのは
花瓶と白い花だった。
その机の主は、去年からずっと僕のことをいじめ続けてきた人物であり
中心人物だったがまったく太刀打ちできず
ただ僕はやられっぱなしだった。
そんなときに、たった一人の女の子が声をかけてきた。
「あんた、何で笑ってられるの?」
その女の子は、髪の毛は金髪で耳はピアスだらけでとても痛そうだった。
口元にも釘のようなものがついていてどうやらピアスらしい。
「笑って・・・ないよ」
その言葉を言うのが精一杯の振り絞って出てきた言葉だ。
「気持ち悪い。あんた、あんなことされてよく黙ってられるよね」
もちろん、黙っていられるわけが無い。
だが、だからといって何か言えるはずも無かった。
「これ、あんたにやる」
そういわれて学校の屋上でタバコを吸い始めた女の子は一枚の葉書をくれた。
「信じる信じないはあんたに任せるよ。ただ、たった一人であいつら全員と
教師相手にするのは無謀だろうし。誰も教師を敵に回したくないって思ってる。
まぁ、大学に行きたい奴らは特にそんな奴らばっかりだ。
私みたいにそういう対策練ってる奴は殆ど居ないけど」
「これって・・・」
「聞いたことくらいあるでしょ?不幸の手紙って」

聞いたことある不幸の手紙は、貰った人間が不幸になるはずだが
これは手紙じゃなくて葉書だ。
そもそも、貰った人間が不幸になるんじゃなくて
不幸にしたい人物を書くというタイプだ。
そんな馬鹿な。
葉書に書いてある項目に全て記入し、50円切手を貼り付けポストに投函した。
その後、受領したという葉書が着たが
その葉書に自動更新しますという部分にチェックを入れていた。

「あの金髪女。あいつが、全部仕組んでたんだぜ。よく気づいたなお前」
「んと、最高だったよ。あんな葉書とか作ってさ、お前が本当に投函するか」
「マジ、ウケたよね~!」
「にしても、なんでこいつが主犯だって知ってたんだ?お前に誰がチクったんだ?」

あぁ、まさか。
まさか、こんな所で。

金属音が聞こえる。
バットか何かだろうか。
体育用具室に転がっているものは全て武器になる。
全員が何かを手に持っている。

しまった。

どうしてこんなところまで、来たのか。

「さて、だーれが教えたのか教えてくれるよねぇ?」
笑いながら進学校のトップといわれる成績を持つ人間がここにいる。

「自動更新が受理されました。あなたをいじめる人間全てということで更新完了です」
その声は部屋の奥から聞こえてきた。
「誰だ!?」
「それでは、排除いたいます」

次の日、体育具室で奇怪な事件が起きたと大騒ぎになり学校は急遽、休みとなった。

「あんた、信じてくれてたの?」
「君が嘘つくとは思っていなかったから」
「そうなんだ」
「うん。君は今どこにいるの?」
「学校の裏の土手。大きなイチョウの木の下にあいつらに埋められた」
「わかった。探しとく」
「ありがと・・・」


08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

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コメント

おお!

これは……
曖昧に残されている点が全然ない!
新たな試み?
考察してみると(←あんた誰)
最初から最後まで、主人公ひとりの視点から記述されているからではと思いました
すすみません偉そうなこと言ってm(__)m
ライム |  2009.08.29(土) 10:32 | URL |  【編集】

かなり気を使って文章書きましたね~!?
大丈夫だって言ったのにー!(笑)

この女の子、葉書を作ったと言われてますけど、
呪術師…!?それとも何処からか入手?
そういう部分に想像力が働くので楽しかったです。

ただ…この葉書を渡しただけで埋められたのは可哀想…><

私はこの葉書を作る人間にも使われるような人間にも
なりたくないと思いました!
排除やだー(笑)
D-3 |  2009.08.29(土) 13:56 | URL |  【編集】

ライムさんへ

ちょっと・・・解説が無いから怯えて書いたら
正直に書いてしまってひねりがなくなっちゃった・・・みたい・・です(滝汗)

アドバイスどんどんくださいませ(汗)
えらそうなことなどとおっしゃらず・・ライムさんの文章能力はすごく高いと思うのです。
私は本当に凄いなって思ってて、知らない言葉を沢山あやつって、漢字も凄いし!
日本語をもっと勉強せねばと感じてしまうのです。
日下ヒカル |  2009.08.29(土) 14:10 | URL |  【編集】

D-3さんへ

ばっばれた・・・orz
ウン・・・怯え気味で書いた・・・(汗)

葉書は作ったと思い込んでるだけで、どこからか入手ですね~
どこなのか・・・(汗)
あ、女の子もいじめられてたの。
で、それでやりすぎちゃって埋められてしまったのです。
彼女は自分は自分で守れると頑張りました。
それで手に入れたものをいつもやられている主人公のために持ってきてあげてたのです。

排除の部分を詳しく書いたら、多分、血みどろのグロテスクさが100%加わると思う(^^;;
日下ヒカル |  2009.08.29(土) 14:15 | URL |  【編集】

この魔法のはがき、どこから来たのかをテーマにすると、長編になりそうですね。
あ、ほら、デスノートみたいなの。
後ろの大物が動いていそうですよ~。
えめる |  2009.08.29(土) 16:01 | URL |  【編集】

えめるさんへ

デスノートならぬ・・・デスはがき
はがきって英語で言うとポストカード?というとデスポストカード(汗)
長いネーミングですね(汗)
でも、確かに面白そうです!
日下ヒカル |  2009.08.29(土) 19:42 | URL |  【編集】

代筆コメント

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空飛ぶミケ猫さんより

女の子もいじめを受けていて、
殺されて埋められたの?

それで同じ様にいじめられている子のところに“出てきて”復習しようとした?

排除したのは誰かなぁ~
女の子?
そうじゃないよね、もっと大きな力をもった何か……かな?

そういう力を手に入れられたらいいのになぁ(笑)
日下ヒカル |  2009.08.31(月) 10:24 | URL |  【編集】

空飛ぶミケ猫さんへ

そうそう!女の子は虚勢を張って頑張ったけど度が過ぎたいじめに殺されてしまって。
その前にあのはがきを主人公のために貰って来てて。
というかんじです。
いじめていた人たちはとてつもない恐ろしい復讐をされました。
日下ヒカル |  2009.08.31(月) 11:01 | URL |  【編集】

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