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魔女になってもいいけれど

2009.09.17 (Thu)

魔法使いといえば、まずほうき!
それと、マントでしょ?それと、とんがり帽子!
それから、星の付いた杖よ!
これこそ、魔女らしい魔女だと思わない?

そう思って、マントと帽子を作って出かけた。
こっそり決められた集会場に。

「形から入る馬鹿だ」
と、受付の兄ちゃんに言われムッときたがその通りなので何も言わず
新人なので挨拶をした。
「はじめまして。本日より配属されました・・・」
「知ってる。ルイーズさん」
「・・・ご存知なんですか?」
「ルイーズの名を受け継いだ魔女に会えるなんて誰も思ってなかったよ」
「はぁ・・・その名前のせいで私はいらぬ期待といらぬ嫉妬を受けていい加減うんざりしてます」
「マスク外したんだ」
「ひげは消せること知ったので」
「中へどうぞ、今日は久しぶりの晩餐会だ」
「はい」

魔法族の生まれだと知ったのはつい先日。
魔法の力があるかどうかというのは、実は生まれてみないとわからないし
突然その力が発揮されるので「実は、あなた魔法が使えるのよ」なんて
にこやかに両親から聞かされたときは、急いで氷枕を用意して二人を寝かせようとした。
が、その前に引っ越すことになったんだけどね。
魔法の力をあやつれるようになるまでかなり暴走して
発揮できた瞬間は一階部分をふっ飛ばしたんだ。
一応、ガス漏れってことで世間的には誤魔化したけど私がしたこと。

「ここが会場かね?」
「クロたん、ついてきたの?」
「そりゃぁ、魔女の使い魔といえば猫じゃろう」
「単に焼き鳥が食べたいだけかと思ったけど、よかった。焼き鳥ないから」
「ないんか?!」
「やっぱりそうなの?!」

クロたんは猫さんです。
猫と話が出来るのは魔法使いだからじゃないのよ。
どっかの馬鹿が猫と私を合成したの。
まぁ、いいけどさ。

「ねぇ、あの子じゃない?」
ひそひそと聞こえる私への何か。
大抵、そういう小声で話されるとあまり言い話じゃないだろうなと考えるのは
卑屈だろうか。
「よぉ!」
久しぶりに会った先日魔法族同士の戦闘で負傷した魔法師の少年だ。
といっても、年上だろう。
高校生かな?

「お久しぶりです」
「やっぱ、かわいいなぁ~!」
「は?」
「だって、猫耳としっぽだぜ?萌だろ?萌!」

一発殴ったろうか・・・

「にしても、何で猫と合成しちゃったの?いくら自分でやるとしても、合体魔法を猫と使った理由が気になるよ」
「自分でしたわけではありません!」
「・・・え?覚えてないの?」
「何がですか?」
「君、自分で猫と合成したんだよ」
「・・・してませんよ。変な魔法師が勝手に・・」
「うん、だからあれは時空間移動した君本人だから」
「はぁ?!」

将来の私に文句を言うにはどうしたらいいのだろうか。

「で、君は今日魔女になるかどうか審査を受けるんだけどどうするの?」
「知りません!」

怒った私は、チキンナゲットをお皿にとって隅っこでクロたんと食べた。
「ナゲットというのもうまいな」
「・・・」
「そんなにむくれなくてもいいじゃないか。お前さんはいい魔法使いだよ」
「おだてなくても焼き鳥はあげるからいいよ」
「そうじゃないさね。お前さんと話せるから、ちっとはわし達もいい思いをしとる」
「・・・」
「そうだ、すまんがまた生まれたんじゃ・・・」
「またぁ?!」
「今度でいいからあの神社にちび達用の布団を持ってきてもらえると助かるんじゃが・・」
「そりゃ持っていくけど、あんまり産むのも体に悪いよぉ?」
「魔法で何とかならんか?」
「何とかって?」
「焼き鳥が勝手に出てくる皿とか」
「・・・焼き鳥の話に戻ったのね」

今夜の晩餐会は、新たな新人魔法使いルイーズの名を告いだ少女のご紹介です。
では、時空間移動した先の本人と、現在のルイーズとみなの力を合わせ
最高の魔女を作りましょう。

「・・・え?」
「ルイーズって人工的に造られた魔女の名前なんだよ」
目の前に立ってそういったのは、受付をしていた兄ちゃんだった。
「成功例は少ないから、皆、興味津々なんだよ」

「人工的って・・・どういう意味よ」
「そこに見える手羽も食べたいんだが・・・」
クロたんは満足そうな顔しつつも次の獲物を狙っていた。
ここにいる会場全員が私を狙った獲物のように見る目で。
08:00  |  クロたんの冒険  |  Trackback(0)  |  Comment(10)

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コメント

魔女ルイーズの続編!?
前にもありましたよね!
確か私も魔法使いになりたいと書いてた記憶が…///

次からどういったお話になるのか凄く楽しみです!
そして、ショートショートだったヒカルさんワールドが
時を追うごとにだんだんその世界を広げていく姿を
割と初期の段階から見てる私としては
どこまで世界が大きくなるのか楽しみです。

でも、何でルイーズは自分を猫と合体させちゃったんでしょ?
萌えなんですか!??
それとも…ヒカルさんの願望…?

さて…ちょっとマックのナゲット(マスタード)買ってきますね…。
ナゲットなんて書くからー!(笑)
D-3 |  2009.09.17(木) 14:10 | URL |  【編集】

はいはい!!

この子、以前のお話に登場しました!
おひげがなくなれば、萌えでしょうね~~o(^-^)o
1階部分を吹っ飛ばす、パワフルな魔力の持ち主だったんですね
そのせいでしょうか?
ラストは何だか実験台にされそうな漂う危機感……
大丈夫かな……ルイーズちゃん(^_^;)
ライム |  2009.09.17(木) 14:18 | URL |  【編集】

D-3さんへ

おぉ!素晴らしいですね。
まったく関連付けない雰囲気で(というか、書いた後になんか書いた気がする)なんて
思ってみてみたら書いてましたね。
ハッハッハ・・・
いや、忘れていたわけじゃないんですよ。
覚えてないだけ。

・・・・。

これも、気が向いたらシリーズ化しそうですね。
なんだか、終わり方も「ここで終りかよっ!」って気になる展開ですし(^^;;;
エヘヘ☆ 萌といいたいところですが・・・
次回は萌にも弊害を書こうと思います(^-^)

あはは(^^;
ナゲット食べたくなった?マスタードなんだ~!私はバーベキュー♪
辛いの苦手(^^;;
日下ヒカル |  2009.09.17(木) 15:25 | URL |  【編集】

ライムさんへ

おぉ!ライムさんも以前書いたことを覚えていらしたとは嬉しい限りっ!
(書いた本人が覚えていなかったことは誰にも言っちゃだめなんだそうです)
おひげがないんですが、ひげがあったらまぬけですよね(^^;
でもある意味かわいいかなぁ?
ラストは、なんだか恐ろしい展開になってきましたね。
今度は何になるのかな・・・
へたすると会場が吹っ飛ぶかも?
日下ヒカル |  2009.09.17(木) 15:27 | URL |  【編集】

ルイーズって聞くと、あのゼロの使い魔を思い出しますね。イヤ、幾話か見ただけです。
魔法使いってきたら、何か楽しい展開?
と思いきや、やはり黒い雰囲気が……。
連載してくれるんですか?うにゃにゃ。
えめる |  2009.09.17(木) 17:27 | URL |  【編集】

えめるさんへ

ゼロの使い魔?!ルイーズって出てくるんですか?
知らなかったです。
ほんの少ししか見たことなくて・・・。ん?あれ?
違うのかな・・・
いや、あれゼロの使い魔だよね・・・ あ 違ったです。
あれ?あのアニメはなんだろう・・・
ルイーズって適当に思いついた名前でした(^^;;;
黒い雰囲気が漂ってきましたね。ヒカルワールドになるのか、クロたんがは手羽先を
食べられるのか?!
乞うご期待です♪(^-^)v
どっちかというと、クロたんが好きな私(^^;;
日下ヒカル |  2009.09.17(木) 18:41 | URL |  【編集】

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 |  2009.09.18(金) 02:37 |  |  【編集】

鍵コメさんへ

あ、すっすみません。(滝汗)
ご連絡・・・まだしてなくて・・・
更新されたときにお伝えしようと思っておりました。。。
先走りましたm(_)m
すっごく、詩が好きで絵も素敵で私はとても大好きです。
リンクありがとうございますm(_)m

猫たちは、家猫たちは元気ですよ~♪みーやんも病気から本当に随分よくなって。
外猫たちは、兄弟で縄張り意識が芽生え始めてしまって・・・喧嘩してる。
今までくっついて寝ていたのに。。。とちょっと寂しいです。
ご飯は食べに来るんですけどね(^^;
日下ヒカル |  2009.09.18(金) 09:02 | URL |  【編集】

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 |  2010.01.27(水) 23:52 |  |  【編集】

鍵コメさんへ

コメントの件了解いたしました。
お知らせありがとうございました。
楽しく拝見しておりましたので、少し寂しいですが
また気が向いたらふらりと寄ってくださいませ(^-^)
いつでもお待ちしております。
いってらっしゃい!
日下ヒカル |  2010.01.28(木) 11:22 | URL |  【編集】

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