サイトマップ
08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

拍手する


スカイライン 第三話 彼女の名は

2009.12.18 (Fri)

第三話 彼女の名は

彼女の目は今まで見たことが無いほど輝いているように見えた。
上官として会った彼女。
その死んだ魚のような目をして、窓の外を見る時だけ輝きを放つ。
そんな姿を配属されてすぐに見た。
それが今、僕が来たことで彼女は自ら降格しパイロットになった。
それも、勘違いで。
彼女にとってそれはうれしい勘違いだったに違いない。
彼女は、僕と飛びたかったのだから。
スカイライン
それは戦闘機と同型タイプの人工的に作られた専属パイロット。
僕はタイプR。
スカイラインシリーズは、敵にとっても脅威であり
見方にとっても脅威だった。
それは敵味方関係なく、勝つことだけを目的として作られたシリーズだから。
勝つためならばその手段は選ばない。

「君が、スカイラインだ…なんて」
彼女は僕の頬に触れ、それから背中の製造番号を触った。
「主に戦闘機と思われがちですが、パイロットも含めてスカイラインといわれています。タイプRは最新型ではありませんが、僕が唯一長く生存確認できているためここの基地へ転属になったと聞いています」
「長く生存?」
「僕たちスカイラインパイロットは、直接戦闘機とダイレクトに接続します。その負荷はタイプによりますが、タイプRはかなり軽減されたものなのでフライト回数が増えました」
「つまり、フライト回数が決まっているの?あなたたちは」
「はい。僕たちは、フライト回数が200回が限度といわれています。通常、200フライトを越えた時点で破棄です」
「その経験値は、どうなっているの?」
「それは、スカイラインに搭載されているAIが記憶しています」
「パイロットは使い捨てということかしら」
「そうです」
「私たちも、そうなるのかな」
「いえ、それはありません」
「何故?」
「人間は、死ぬまで動くことができます。僕たちのように飛ぶ事はできませんが、持ち得ない能力を持っています」
「例えば?」
「説明できない力です」
「曖昧な答えね」
「それが、重要だと研究者たちは常々口癖のようにぼやいていましたよ」
「スカイラインでこの基地に来たの?」
「いえ、今はまだ整備士の所にいます。僕と戦闘以外では飛びませんから」
「いつくるのかしら?」
「明日、来るはずです」
「わかるの?」
「話、しますか?」
「話せるの?!」
「はい、彼女は気難しいですが僕はスカイさんと呼んでいます」
「名前が…あるの?」
「真っ白のきれいなラインをしていますよ。きっと、彼女はあなたと話すと喜ぶでしょうね」
08:31  |  スカイライン  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

拍手する


コメント

ロボット同士の会話?
戦闘機は女性なんですね
それとも機体によって性別が違うのかしら
上官の飛行機は男性だったりして……
このあと飛行シーンがあるんですね?
((o(^-^)o))
ライム |  2009.12.19(土) 10:45 | URL |  【編集】

ライムさんへ

上官は人間なので、うーん・・・どうなんだろう?
人間と戦闘機の会話かなぁ??
AIを搭載していると設定しているので性別を設けてみました。
飛行シーンは出てくるはずですよ~
思い出さなきゃぁ!!
フラップにぃ・・・エルロンにぃ・・・フフフ(スカイクロラ知識のみ!)
日下ヒカル |  2009.12.19(土) 12:40 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

トラックバック

この記事のトラックバックURL

→http://virtualworlds.blog87.fc2.com/tb.php/524-f6c4a044

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。