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価値と見返り

2010.01.20 (Wed)

隣で話を聞きながら感じたことが可笑しくて妙に笑いを堪えるのが大変だった。
変わってないんだな。
それが私の感じた感情全てを総称する言葉。

「え?それってどういうこと?」

その言葉から始まった。

「クリスマスプレゼント買い忘れてたんだよ!」
熱く語るその姿は本当に悔しそう。
「あぁ・・・忘れてたって。忘れたらどうかなるの?」
と、聞いていた相手が返事をする。
「どうもならないんだけど、もし、プレゼントあげたらイベントが発生したらしいんだよ!クリスマスの限定イベント!!」
「あぁ!そういえば、あったらしいね!」
「俺、すっかり忘れてて見れなかったんだよねぇー!!!」
「で、リアルの彼女には何か・・・ したの?」

そういったとき、彼は何も迷うことなく答えた。

「遠距離だし、無理だよ」

そう。
そうだった。
そういうやつだった。
私は本当に笑いを堪えるのが大変だった。

変わってない。

それだけだった。
頭の中に浮かんだ言葉。
瞬間的に変わらないと続かないと思った。
女としての感情で同じ部分が少なからずあるだろう。
それは女である私はよく理解できるし、言わなくても同じとしだというのならもっと近い感覚はあるかもしれない。
クリスマスに電話もないなんて。
遠距離だからという理由で。
付き合って何年もたつのに。

「送ればいいじゃない。プレゼント」

そういったけれど、彼は訝しげな顔をして見せただけで送る気は元からなかったのだ。
送っておけばよかったかなというような後悔した顔ではない。
ゲームの方が重要だったのだ。

プレゼントをあげれば、見れない何かを見ることが出来る。
そういうことなんだ。
プレゼントしたことによって自分にどう反映されるのか。
無意識にしろそう考えている部分は多い。
では何故彼女を作るのか。
それは、ある人からの言葉がきっかけで腑に落ちた。
自分を好きになってくれる人が欲しいだけなんだろうなという答えが出た。
別に相手を好きなわけじゃない。

結婚の話が出たとき彼はとても引きつったような顔をして見せた。
「結婚とか考えてるの?」
そう聞いた彼に、私は答えた。
「まったく考えない年じゃないよね。可能性ゼロで付き合うことってないんじゃないの?」

遊びで、という意味ではないだろうが結婚なんて考えられる相手じゃない。
きっとそんなところ。
変わってないなぁ。
そういうところ。
言おうかどうしようか迷ったけれど、言わなかった。
綺麗な彼女の写真を見せてもらった。
すごく可愛かった。
だからこそ、この笑顔が失われないことを祈っていた。
そう考えて、ぐるぐる考えて、結局何も言わず帰った。

「君が変わらないと、私と付き合ってた学生のときのままじゃ別れるよ」

かなり変わった部分もあるが、それはあくまで自分に対する評価に関わる部分だけ。
悪い言い方をすれば体裁というべきだろうか。
相手のことを考えてという部分では変化はなかった。
私は心配でならなかった。
相手の彼女のことが。
遠距離で会えないのにクリスマスに電話もないなんて寂しいにもほどがある。
何年も付き合ってるからとその事実に甘えていたら気持ちの変化に気づかないだろう。

そう思うと、また可笑しくなって笑った。
一人コインパーキングの駐車場で。

学生時代の元彼の現在の彼女の心配するって、私なに考えてるんだろう。
可笑しくて笑った。
でも、やっぱり心配は残ったまま。

「なにやってんのよ。馬鹿」

それは、誰に発した言葉か自分でもわからない。
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(10)

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コメント

小説と言うより
何だかリアルっぽいです。

馬鹿=ではないですが
最後の台詞が妙にアスカっぽい♪

カゼノオ~ |  2010.01.20(水) 15:32 | URL |  【編集】

カゼノオ~さんへ

あははははは(^^;
最後・・・あぁ!最後ですね。
アスカっぽい?♪
あんたばかぁ?!を大人しめに言うと・・・?かな。
そういえば、映画はいつあるのかなぁ?Qって。。。
破はアスカ結構セクシーでしたね。
どうなるんだろうって思ったけれど(笑)
日下ヒカル |  2010.01.20(水) 16:54 | URL |  【編集】

なんか、わかるな~。
女心とわからん男。
元カレの彼女を心配する気持ちもね。
海のいるか |  2010.01.20(水) 19:54 | URL |  【編集】

ん~こういう人、リアルにいますね。
相手の気持ちや関係を当たり前だと思っちゃうの><
一回、痛い目をみなきや分からんにゃんっΦωΦ;
ライム |  2010.01.20(水) 19:59 | URL |  【編集】

海のいるかさんへ

うふふ(^^;
男と女は別の生き物!という言葉は教訓になりましたが・・・しかし!
これは頂けない事件でした。
実話をちょっと脚色してます(^^;
エヘヘ
日下ヒカル |  2010.01.20(水) 20:31 | URL |  【編集】

ライムさんへ

痛い目見てもわかりそうに無い!と思っているヒカルが登場!!
じゃっじゃーん!
なんて言ってみたりして・・・(ー)ニヤリ

全てを利益につなげようとした時点でダメですよね・・・
相手に何をしてあげられるかって考えて動けないんじゃぁ、本当に相手のことを好きだとは思えないですしね。

日下ヒカル |  2010.01.20(水) 20:33 | URL |  【編集】

こんにちは

何かを得るためにアプローチする。
自分を好きになってくれる人がほしい。
…結局は、自分のプラスになることしか考えていない。
ホントは自分がすることにこそ喜びがあるのにね。

まるで実際にあったお話のようで真実味があります。コメントを読むと完全なるフィクションではないようで…。
彼女、早く別れたほうがいいのかも。
空飛ぶミケ猫 |  2010.01.20(水) 23:15 | URL |  【編集】

いるんだよね!こういう彼って・・・。
そして、それについて行けなくなる自分も。
でも、元彼の今の彼女の心配することは、
私的にはありえないかなー。
それにしても、このお話リアルじゃない?
meronn-mama |  2010.01.21(木) 01:17 | URL |  【編集】

空飛ぶミケ猫さんへ

そうそう、自分にプラスになることしか考えてないんですよね。
気づいているいないにしろ。
結果がそうなってる。。。
完全なフィクションではないです~(^^;
なのでリアリティー溢れていたやも・・・。
自然と終わるでしょうね・・・きっと。。。
日下ヒカル |  2010.01.21(木) 09:22 | URL |  【編集】

meronn-mamaさんへ

ついていけなくなりますよね・・・。
あ、リアルさを感じられましたか~
リアルを脚色して書いた物語だからだと思います~(^^;
日下ヒカル |  2010.01.21(木) 09:28 | URL |  【編集】

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