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はじめまして、ただいま。

2010.02.21 (Sun)

目が覚めたときに僕はいつもの世界にいた。
そのいつもが新しい場所になる。
こんなはずじゃなかった。
そんな言葉はきっと嫌なときに使う言葉。
それが、こんな場合に使う事になるとは思っていなかった。

僕がもう一度ここに来るとき、僕は僕じゃなくなる。
たった一人の僕をやっと見てくれる人が現れた。
何かと面倒な僕を僕自身も歯痒い思いをする体質に、ただそっと傍らにいてくれる。
「普通だから。大丈夫だから」と当たり前のように囁いた。
一人でいることに慣れすぎ、二人でいることに恐怖を感じていた。
一人で感じる怖さ、二人で感じる不安。

「今日は帰ろうか」
「いいの?」
「どうかなったあとじゃ遅いでしょ?いいから、戻ろう」
「・・・うん」

今度来るときは、もう戻らなくていいように。
僕の帰る家が変わるんだ。

「じゃぁ、行こうか」
「うん」

無性に自分に対して苛々する。
気持ちとは裏腹に体はいろいろなものを拒否している。
もちろんそれを気づいている。
だが、それに気づきたくない自分もいる。

どうして。
どうしてなんだろう。
何でこんなことになっちゃったんだろう。
なんで。
なんで?
どうして・・・?

「大丈夫だよ。いつでもいけるんだから」

その言葉が魔法のように漂っている。
きっと、僕は魔法から生まれた失敗作なんだ。

泣いた日の夜、僕は涙が止まらずただただ色々な想いがあふれ出ていた。
取り留めの無い言葉がぐるぐると。
何より失敗を恐れ怒られることを恐れている僕には怖くて怖くてたまらなかった。
ちょっとした一言が。

何が嫌なのか怖いのか自分でもよくわからない。
うまく伝えてきれない。
伝えることも怖くて消えてしまいそうでいなくなっちゃうんじゃないかと思うから。

置いていかないで。
突然死なないで。
車には気をつけて。
元気にしてて。
僕を、置いていかないで。
一人にしないで。

ひとり叫び続ける、願い。

側にいるけでいい。
それだけで。
暖かいお布団に一緒に眠りたいだけ。
元気に起きて何もすることが無くても一緒にいたい。

元気なら、生きているなら、それが全て。

08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

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コメント

これは昨日の短編のつづきかな?
そんな気がしました。
こういう気持ちっていいですね///
で、急に無粋な話をしますが、長めの恋愛小説は書かないんですか?^^
ライム |  2010.02.21(日) 20:30 | URL |  【編集】

ライムさんへ

なんだか、続きっぽくなっちゃいましたね(^^*
超乙女な作品で(・・。)ゞ
中々乙女に芽生えてしまった今更な私ですが、やっぱりホラ~に戻ってくると思います(笑)

長編の恋愛かぁ~
どっどうでしょうねぇ・・・
恋愛経験少ないから(苦笑)なんか、超子供っぽくなりそうですがチャレンジしてみましょうか?(;´▽`A``
意外とはまったりして・・・書く方が(笑)
日下ヒカル |  2010.02.21(日) 23:03 | URL |  【編集】

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