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探し物はこちらです

2010.02.22 (Mon)

たまたま出かけた先で完全に道に迷いかえり道がわからなくなった。
どうしたものかと夜空を見上げながら煙草に火をつける。
溜息と共に煙はあっという間に風に流され匂いすら残らない。
車の中で彼女は熟睡している。
「疲れてたんだな・・・」
寝顔は子供のようにあどけない顔をしている。
寝顔は幼く見えるのが不思議だ。
運転席に戻り、ナビをつけるがまったく反応しない。
故障したらしい。
どうでもよくなり、夜のドライブをすることにした。

街灯が段々と無くなっていく田舎道で突然ぽつんと現れた文具店。
地図ならあるかと思い立ち車を止めた。
彼女は寝ていたのでそのままにし、寒いのでエンジンをかけたまま左側に寄せ停車。
文具店のドアを開けると若い娘さんが店番をしていた。
「いらっしゃい」

夜中の二時というのに。

「すみません。道迷っちゃって、地図とかないですか?」
そういうと若い娘はクスッと笑って座っていた椅子から降り奥にある棚の方へ歩き出した。
「お客さんお一人?」
「いえ、彼女が車で寝てます」
「あら?そうなの?誰もいないと思ったけど」
そういわれて、車のほうを見ると彼女の姿は無い。
「あれ?起きたのかな。ちょっとエンジンかけっぱなしなので見てきます」
店を出ると彼女の姿は無く車のエンジンはかかりっぱなしだった。

「あや?」
名前を呼ぶも反応が無い。
どこにも姿が見当たらない。

「お客さん、探し物はこれでしょ?」
振り返るとまだ動きを止めていない心臓が若い娘の口の中に納まっていた。

「うわっぁああああ!!」

体を震わせ叩かれたように起きた。
車の助手席で。
「どうしたの?」
高速道路を走る車。
横であやが運転している。
「寝てた?」
「うん。寝てたよ。もうすぐ交代ポイントだけど、どうする?高速降りようか一旦」
「そうだね。ちょっと寝よう」
「明日には着くかな?」
「多分、そのくらいかな。ゆっくりの旅だからね」
「そういえばさ、文具店の娘さんが電話してきたんだけど忘れ物があるって。どうする?」
「え・・・?」
08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

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コメント

忘れ物は忘れたままにしておきましょう。
戻ったら大変な事に…(ΘoΘ;)

平成、最強の猫の日ですね!
日本全国!猫祭りっ♪
かぜのお~ |  2010.02.22(月) 12:17 | URL |  【編集】

きゃーきゃーきゃー;;;
早速ホラーに怪奇、じゃなくて回帰Σ(・□・;)
文具店の娘の、何かビジュアルが怖~!
にゃーにゃーにゃー!! 笑
ライム |  2010.02.22(月) 13:56 | URL |  【編集】

かぜのお~さんへ

忘れたままにしておくですか(^^;
あやの心臓が・・・!!
あやが生きていること自体も怖いですがっ!!

今日は最強の猫の日!!
本当に最強ですね!
とはいえ、うちの猫たちはぐーすかねております・・・
日下ヒカル |  2010.02.22(月) 19:43 | URL |  【編集】

ライムさんへ

あめを食べている途中に笑ってしまった時に顎の辺りがんーーー!!ってなる感じを味わえるような・・・展開にしてみました。
いきなりホラーに里帰り(笑)
書いてて怖かったですねぇ・・・コレ(^^;

にゃーにゃーにゃー!!ですよ(^-^)
んにゃ~ご~
日下ヒカル |  2010.02.22(月) 19:46 | URL |  【編集】

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