サイトマップ
10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

拍手する


娘語

2010.04.01 (Thu)

小学校四年生の頃、初めて出会った茶トラの猫チャチャを拾った。
冬の始まり。
寒い風が吹く中チャチャは人の家の駐車場にある自転車の鍵に付いた鈴にじゃれていた。
一匹で。
探せど母猫も居らず飼い猫とは思えない姿だった。
家につれて帰ろうと思ったものの母の怒った顔は容易に想像できた。
しかし私はジャンパーの中にチャチャを入れ家に帰宅。
「母猫が迎えに来たら返す」それが条件で我が家に初めて招きいれた猫チャチャとなる。

しばらくして、チャチャと庭で遊んでいるとシャムネコが迷い込んできた。
随分と人懐っこく膝の上に乗って寝てしまう猫だった。
一体この子は・・・。
そうこうしているうちに、「クロ」と名前が付いて我が家の二匹目となった。

ある日映画に連れて行ってくれた母と帰宅した瞬間、クロがおしっこを畳の上で突然した。
びっくりした。
そんなことするはずがない。
しかし驚いたのはその後で、なんと破水したのだった。
あまりに目立たぬ腹の状態で誰も妊娠に気づいていなかった。
小学六年生のある日、私は初めて出産に立ち会う。
「あまり見ないほうがいい」と母が言うので立ち去ろうとすると鳴きながら側に来ていかないでくれとせがむ。
ならばと私は側にいた。
三匹生まれ、アメショーの色したトラ猫が二匹とクロと似たようなシャムネコが一匹生まれた。
生まれた子に「すみれ」「テール」「シロ」と名づけた。
クロはかなり神経質な母親だったが、一度散歩に出ると子供のことを忘れるのかなかなか帰ってこなかった。
その間チャチャが面倒を見ていた。
オス猫は子猫を食べてしまうときがあると聞いたことがあり、チャチャガードを必死にしていたが一番面倒見の良い父親になっていた。

すみれは一年経たずに病気で他界。

五匹となった期間は短かったが、四匹になってすぐ「コロ」と名前をつけた近所の猫がやってくるようになった。
コロはチンチラの立派な長毛種の猫。
しかし、その家ではあまりいい待遇はされておらずどちらかというと虐待を受けていたようだった。
ご飯をもらえないためにうちに来てご飯を食べていたのだ。
コロは女の子。
恋の季節になれば子を産む。
その子を自分の家ではなく近所の空き倉庫で産み育てた。
しかし、大きくなってきた頃に我が家に連れて来て「面倒見てくれない?」という顔をした。
・・・・。
と思いつつも、引き取った。
茶トラの猫 シュン
さび猫 ルン
その後もコロは恋をした。
そして産んだ。
四匹生まれたが、ある日突然コロも子供たちもいなくなった。
どうしたのかと心配していたら同級生の子が電話で知らせをくれた。
「特徴的なあの模様のねこがいる!公園にいるよ!ギズモ!」というのだ。
※ギズモとは映画に出てくる宇宙人・・・です。グレムリンって映画だよ。

探しに行くとコロ一家は公園に捨てられていたらしく、骨皮筋子になって発見。
全員をたった一匹しか入らないはずのキャリーに詰め込み(五匹)家に持って帰った。
キャリーから出すと一目散に先住猫の食べ残しに群がり大変なことになった。
ご飯をあげると狂ったように食べ、死んだように寝た。
だが、随分食べてないのにいきなり食べたため吐いては食べの繰り返し。
回復には大変だった。

この時、九匹になる。

あれ・・・?
ゆうすけがいない・・・。
ユウスケを拾ってきたのは母である。
コロが家にくる前の話だ。
「クロを探してくる」といって母が家を出て行き帰ってきた母は見知らぬ「黒い猫」を抱いていた。
「誰?!?!」
驚いたがユウスケはテクテクテクとご飯置き場に行きむしゃむしゃとご飯を食べそのまま寝た。
その後、外に出しても戻ってきて「おうち!」という顔をしてみせた。
名前をどうしようかと悩んでいたらテレビで幽遊白書を見ていた私を見た母が「ユウスケにしよう」といった。
だから、名前がユウスケである。

さて、九匹になったよね?

クロ シロ チャチャ ユウスケ コロ ルン シュン お華 お淋 プー 真芽(まめ)

あれ?うち十一匹もいたの?!

それからすぐにクロとコロはとっても仲が悪くなり、コロは里子に出した。
だが、クロはそれでも気に食わないと家出。
四・五件隣の家に世話になっている様子だった。

一年経ったある日「ねーちゃん、これかって!」といった叔母がやってきた。
ミーヤである。
三ヶ月くらいのミーヤを抱えて叔母はやってきた。
一瞬でアイドル。
すごく可愛い猫だ。
だが、性格はちょっと悪かった。
華がいじめられる・・・。

しばらくして、シュンが帰ってこなくなった。
コロの元飼い主のところにいったのではと聞いてみたら事故で死んでいたと報告。
その後、まめも事故で他界。
シロ チャチャも病気で他界。
お淋は猫嫌いの家が魚に毒物を仕込み食べさせたため家で急死。
華が持って帰ってきたのは取り上げたがリンは外で食べたようだった。
プーも病気で他界。

あっという間に数は減った。

ユウスケも病気で他界した。
どうしても外に出るといって聞かずフラフラなのに出て行った。
死ぬ姿を見せたくないというが本当だった。

ルン お華 ミーヤ

・・・ あ、おかしい。

そうだ、ミーヤは子供を産んだのだ。

ミーヤの出産は二回。
最初妊娠したときはあまりに体が小さかったため避妊手術も出来ないと判断し
産ませるようにしたのだが途中流産してしまった。

その後、妊娠するがまったくおなかが目立たない子で気が付いたときにはすでに臨月近く。
生まれてきたのはたった一匹。
ミーヤのクローンのような子猫が生まれた。
名前が決まらずちびと呼んでいたがいつまでもちびっこいわけでもなく、苦肉の策で「ちっち」となった。
すぐにミーヤは妊娠。
このときもそんなに産まないだろうと産ませた。
「ナナ」と「ジジ」が誕生。
ナナはミーヤになんとなく似ているシャムネコ。ジジは名のとおり真っ黒の猫だ。

ジジは一年経たずに事故で他界。

それから私は耐えられず猫たちを家に閉じ込めた。
散歩を原則禁止とし家猫にしたいと母に申し出た。
泣いて頼んだ。
お願いだから協力してくれと。

原則というのは、ルン・お華は完全な外猫で家に殆ど帰ってこないほど居場所を持っていた。
また車のことも良く知っていたので閉じ込めること事態が困難だった。

ルン・お華・ミーヤ・ちっち・ナナ

専門学校の帰り際、恐竜の鳴き声で発見した超ぶさいくな子猫「のん」を拾う。
酷いノミと子猫がなる目の病気でまさに化け猫状態だった。
つれて帰り落ち着く頃、ナナがのんの母代わりをしてくれた。

おかげでのんはすくすく育った。
ノンタンというキャラクターからとった名前だが、なんでウサギ??と思っていたら
母はあれを猫だと思っていたらしい。

しばらくは閉じ込めていたお陰で事故はなかった。
だが、信じられないことにルンが事故で死んだ。
この時近所住に響き渡るほど道路で泣いたのでいろんな人たちが飛び出てきたのを覚えている。
気が狂うかと思ったが、きっかけは多分これ。

そう、パニック障害だ。

それから、猫たちはひも付き散歩になったがのんが来てからまったく車を知らないのは逆に飛び出したとき怖いと母が言い出したので散歩を許可した。
もちろん間違いだった。

ちっち・ナナ共に事故で他界。

二匹とも間を空けずに死んでしまった。
ちっちはあまりに酷い死に方をしたため母があっという間に埋めてしまった。
ナナは最後のにゃぁと泣く声を聞くまで私は抱いていた。
上半身ナナの血で服は真赤になった。
それが忘れられない。

確実に閉じ込めることを決意。

おはな・みーや・のん

それ以来、家猫で事故死はない。

外猫一家が来て増えてからというもの覚悟はした。
そしてやはり起きた。
ハッチ・コピノが死んだ。
二匹とも私は抱きかかえて連れて帰った。

今でも外猫は存在する。
外に出す以上、どうあっても覚悟しなければならない。

現在外には、ママ・こちょび・まごちび・しろ・こしろ・サチ・ジャック・ピノ・しま子・ブチ子

そしてまったく触ることも出来ないこいつらを現在捕獲して避妊手術大作戦が行われている。

これが私の娘達の物語である。

・・・・ うん。

足りない。

ソマリがいないじゃん!!

ソマは・・・のんを拾って一年後くらいに来て、のんLOVEだったんだけどフラれたんだよねぇ・・・
どうしてか華と性が合わないみたいでいじめたおしてたからいつも母に怒られてた。
ルンが死んでずっと墓の前で泣いていたら、側に来て一緒にいてくれる優しい子。
急に病気になって悪化して随分頑張ったけど死んでしまったの。

他にもまだ、外猫が家猫になったり年取ってね触れなかった猫が触れるようになったら
すんごい甘えん坊だった!ということになったりしてすごかったのよ。
しろすけっていうんだけね。
この子も事故で死んだの。
わかいころはブイブイいわせてたけど、年取ったら若いオスに勝てなくなって家に逃げ込んできてね。
半年家出してある日帰ってきたからびっくりよ。
いきとったんか!!って(笑)
それから、家に入って完全に我が家の猫に。

いろんな子達がふらりとやってきて、ふらりといなくなった。
ふらっとやってきて喧嘩してうちの子を苛めるから仲悪かったけど
事故で死んでいるのを発見して墓を作ったりもした。

願うことはね。
事故でしんで欲しくない。
それだけ。

たった一言。
猫に伝えたい。

飛び出すな!

言葉が通じなくても、それだけどうしても伝えたいと日々願ってる。
07:30  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

拍手する


コメント

特に出産を終えたこの時期は危ないです。
牡も牝も一目散ですから。
カゼノオ~ |  2010.04.01(木) 13:25 | URL |  【編集】

きゃ~、ねこがいっぱい♪
猫、外に出たがるけど、危険がいっぱいですものね……><
ノンタンって……ねこじゃなかったんだ……!? ←感想そこかい!
ライム |  2010.04.01(木) 18:30 | URL |  【編集】

カゼノオ~さんへ

あらら!もう終わりました?!生まれた?!
うちは大ボスがまた腹太いけど、まだ生まれてないですねぇ・・・
捕まえたいけど捕まえたら多分腕一本持っていかれそうなんでやめてます・・・
日下ヒカル |  2010.04.01(木) 21:09 | URL |  【編集】

ライムさんへ

ねこがいっぱいです^^
すごい数でしょう~

外は危険がいっぱい・・・
車もだけど人もね(TT)

って、あれ?!ノンタン猫派ですね(笑)
日下ヒカル |  2010.04.01(木) 21:10 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

トラックバック

この記事のトラックバックURL

→http://virtualworlds.blog87.fc2.com/tb.php/679-3ca08453

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。