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2010.05.02 (Sun)

「きれいな爪だね。ネイルとか店でやってるの?」

それが、隣の席に座っている見知らぬ男からの第一声だった。

「いえ、自分で」
興味津々で見る男は爪しか見ていない。
だから瞬間的に感じた。

この男が次のターゲットだと。

「俺、そんなつもりじゃなかったんだけど・・・」
誘われるまま、近くのホテルへ。
そんなつもりじゃない人が黙ってついてくるはずないじゃない。
見知らぬ接点のない男。
誰も私を知らないし、男も私が誰かを知らない。
好都合。

それ以外、この状況で思いつく言葉はない。


「じっとしててね」
ゆっくりと体に手を這わせ、男の両腕を身動きできないようにそっと縛る。
男は気づいていない。
すぐに解けるものだと勘違いしている。

「気持ちよくしてあげる」

男が目を瞑った。
さぁ、始まり。


”昨日、お昼頃ホテルの一室で男性の遺体が発見されました”
男性は何かで引き裂かれたような傷が全身にあり・・・

「ねぇ、君。その爪の赤いマニキュアすごく発色がいいね。どこの店?」
「自分でしてるの」



08:00  |  短編小説  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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